ガンコ汚れもスゴ落ちの優秀洗剤を探してテスト！
食器洗剤に重視することといえばやっぱり「洗浄力」。油汚れやこびりつき食器には、しっかりすばやく落としてくれる洗剤が頼れますよね。
ドラッグストアやスーパーにもずらっと並ぶ食器洗剤はどれも定番が多いように思いますが、じつはリニューアル製品が続々登場しています。洗浄力アップをうたうものもあれば、製品独自の特徴を強く推し出すものも。
▼CHARMY Magicaは2シリーズがリニューアル！
「Magica 酵素+」は香りのラインナップをリニューアルしたり、「Magica速乾+カラッと除菌」はまな板除菌もできるようにバージョンアップ。
▼ジョイは洗浄力とパケを一新！
ジョイは洗浄力だけでなく、パケも使いやすくリニューアル。注目の「逆さボトル」は0秒出しをうたっています。
新製品の「つけおき粉末タイプ」に注目です
そんな食器洗剤から今回は、つけおき粉末タイプをピックアップします。
ちなみに、「LDK」の液体タイプの食器洗剤比較テストで堂々ベストに輝いたのはこちらの「キュキュット クリア除菌」。
液体タイプのベストは「キュキュット クリア除菌」
花王
キュキュット
クリア除菌
実勢価格：161円
内容量：240ml
液性：弱酸性
※Amazonは2個セットの商品ページです
そのキュキュットシリーズから登場した新製品が、キュキュット「つけおき粉末」です。今回はこちらをテストします。
花王
キュキュット
つけおき粉末
実勢価格：481円
内容量：320g
※Amazonはセット販売の商品ページです
泡スプレーやあとラクミストなど、普通の洗い方では落ちにくい汚れをラクに落とすための専用洗剤を毎年発売しているキュキュットシリーズの第三弾。果たしてその実力はどうなのか、確かめてみたいと思います。
つけおき洗剤ってどうやって使うの？
使い方は、お湯に粉末を入れてかき混ぜてから30分程度つけておきます。そうすることで発泡パワーで汚れを浮かび上がらせるそうです。
つけおき洗剤が得意なものは？
ソースやチーズの焦げやこびりつき、年月を経てついた汚れにも効果があるそうです。
・五徳
・魚焼きグリル
・レンジの受け皿
・グラタン
・カレー
・焼きそば
3種のガンコ汚れで検証しました
今回の検証では、なかなか落ちない下記の3種類のこびりつき汚れを実際に作ってテストしました。
・グラタン皿
・カレー鍋
・レンジの受け皿
グラタン皿とカレー鍋は30分、レンジの受け皿は2時間つけおいて、1度なで洗いした後に流水で洗い流し、汚れ落ちを確認。なお、つけおきには40℃のぬるま湯を使用しました。
それでは、テスト結果を見てみましょう！
チーズがこびりついたグラタン皿：力を入れずにスルンと落ちた！
ホワイトソースやチーズの焦げが目立つグラタン皿ですが、こすることなくスルッとゲキ落ち！ 水のみでつけおいたものも焦げはふやけましたが、圧倒的につけおき粉末のほうがラクに落ちました。
底全面にコゲが目立つカレー鍋：一度なでだけでここまで落ちた！
つけおき水を流す時点で、茶色くにごるほど汚れが浮かんでいたカレー鍋。ひとなでするだけでフチ周りはほとんど落ち、鍋全体をキレイにするのもラクチンでした！
画像右はつけ置きした後、一度なでただけの様子です。
長年の油汚れがついたレンジの受け皿：年季の入った汚れはほとんど落ちず...
長年の使用によってついたレンジの受け皿の油汚れは、全体的なぬるつきこそ減ったものの、目立つ油汚れはほとんど落ちません。こすってみてもほぼ変化ナシ。
今回の検証では、年季の入ったガンコな油汚れには太刀打ちできませんでした。
【まとめ】グラタン&カレーは落ちた！焦げ汚れにあると便利です
今回の結果ではグラタンとカレーは落としたので、つけおき粉末の2勝1敗。そこまで強力には発泡しませんでしたが、汚れ落ちの実力は本物といえます。
こんな汚れに効果的でした
1：うっかり焦げを作ってしまったとき
2：こすらないと落ちなそうなお鍋やお皿に
日常的なしつこい汚れに効果的。ただの水のつけおきと比べてもはるかにラク落ちでした。ただし年季の入った汚れの場合は別アイテムに頼るほうがよさそうです。
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以上、キュキュット「つけおき粉末」の紹介でした。しつこい汚れはゴシゴシこすらず、つけおきがラクチン。うっかり焦げ汚れを作ってしまう人は1本常備しておくと便利に使えそうです！
