生活をラクにしてくれるお助け家電はどれ?
掃除やアイロンがけなど日々発生する家事。だけど、だるいし面倒。最近は運動不足で体力も低下したし、肩こりも辛い……。それなら頑張るのは家電にお任せして、少しでもラクしませんか?
ということで、本音の家電ガイド『家電批評』がしんどいことをラクにしてくれる「お助け家電」を検証! あらゆる製品を徹底テストし、ベストバイを探しました。
今回は、外出直前にアイロンがけをするのは手間も時間もかかりすぎるという人におすすめの衣類スチーマーを探した結果、ベストバイに輝いた製品をご紹介します。
衣類スチーマーとは?
シャツを取り込んだままにしてしまい、出かける前に着ようと思ったらシワだらけ。そんなときに衣類スチーマーがあれば、サッとシワを伸ばせます。
蒸気を噴射させることで、ハンガーに衣類をかけた状態でもアイロンがけができます。
ちなみにシャツをハンガーにかけてシワ伸ばしするときは、シャツを引っ張りながらアイロンがけする面に当てるのがポイント。そのため、スピーディーにシワを伸ばすには当てやすさが重要です。
衣類スチーマー7製品を比較検証!
そこで『家電批評』2021年12月号では、衣類スチーマー7製品を比較しました。ハンガーにかけたシャツの右半分をアイロンがけし、その時間を計測。スチームの出方や使いやすさ全般も検証しました。
今回は、その結果ベストバイに選ばれたパナソニック「NI-FS770」をご紹介します。
なお、仕上がりはシャツごとのシワの状態を加味して評価。また、検証で使ったシャツは生地が厚めです。薄手のシャツやブラウスの場合、記載時間より早く仕上がります。
スイスイ快適なパナソニック「NI-FS770」
パナソニック
NI-FS770
実勢価格:1万4000円
サイズ・重量:約W80×H130×D165mm・約705g(スタンド含まず)
消費電力:950W
スチーム噴出し時間:連続約10分
スチーム量:平均約11g/分
注水量:約115ml
▼検証結果
仕上がりと所要時間:◎
スチーム :◎
当てやすさ :◎
給水しやすさ :◯
プレス機能 :◯
S評価で1位となったのは、パナソニック「NI-FS770」。生地に当てたときのホールド感が絶妙。素早く動かしてもグラつかず、襟元や脇などの狭い部分もスイスイかけられます。
強力なスチームでサッとシワが伸びる!
胸元や袖は2~3回当てるだけでシワがピシッと伸びました。ハンガーに吊るした状態では当てにくい襟元や袖も、キレイな仕上がりに。
ポイント:すべりがなめらかでとにかく当てやすい
握ったときのホールド感が抜群で生地のすべりもダントツになめらか。襟元や袖先、脇下などの曲面もスムーズな動きで当てられて快適でした。また、握ったときに人差し指がスチームボタンにちょうどかかるので、疲れずに押し続けられるのもポイントです。
10分で仕上がる!
テストでは、シャツをあえてハンガーにかけて仕上がりや使用感を検証しました。
7製品を比較してわかったのは、加熱力が高く早く立ち上がるのがいいということ。それでは、パナソニック「NI-FS770」のテストの詳細を見ていきましょう。
テスト1:仕上がりと所要時間
シワ伸ばしのタイムは6分23秒。7製品でもっとも早かった東芝「La・Coo S TAS-V6」の5分56秒より少し遅めですが、検証したシャツのシワが東芝よりも多めだったため、ほぼ互角レベル。パワーも使いやすさも申し分ありません。
テスト2:スチーム
瞬間的に強力で直進性のあるスチームを噴出可能。「強モード」の約4倍のスチームを噴出できる「瞬間4倍パワフルスチーム」は、深いシワも1~2回当てるだけでしっかり伸びるほど。
テスト3:使いやすさ
使いやすさの3項目のテスト結果は、当てやすさが◎、給水しやすさが◯、プレス機能が◯でした。生地のすべりがよく、当てやすさは圧倒的。それに切り忘れたときの自動オフ機能も便利です。
以上、衣類スチーマー7製品比較でベストバイに輝いたパナソニック「NI-FS770」でした。ハンガーにかけたままで出がけにササっとシワを伸ばせるので、ズボラな人にこそおすすめです!
▼姉妹誌『LDK』での衣類スチーマー比較検証はこちら
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