2021年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説

2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。

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大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください!

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家電批評 オブ・ザ・イヤー2021の記事一覧

今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれた製品の中でもNo.1に輝いた、ソニーの完全ワイヤレスイヤホンを紹介します。

2021年の年間グランプリはソニーの「完全ワイヤレスイヤホン」

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王冠アイコン

SONY
WF-1000XM4
実勢価格:3万3000円

Rentioレンタル価格(7泊8日):4,980円

重量:約7.3g(イヤホンのみ)
電池持続時間:最大8時間(NCオン)、最大12時間(NCオフ)
Bluetoothバージョン:5.2
コーデック:SBC、AAC、LDAC
防水性能:IPX4

2019年にソニーが「WF-1000XM3」を発売した際、家電批評ではその音質を「しばらくソニーの一人勝ちだろう」と高く評価しました。

実際にXM3は本誌のランキング1位を2年近く守り続けていたのですが、2021年夏、ついに後継機「WF-1000XM4」が登場。その音質をサウンドプロデューサーの大澤大輔さんとヘッドホンやイヤホンに詳しい東京音研放送サービス代表の原田裕弘さんとテストしました。

テストの結果、「WF-1000XM4」は見事WF-1000XM3を上回りベストバイを更新。その圧倒的な音質から家電批評・オブ・ザ・イヤー2021に選ばれました。

最強ベストの理由1:ベストバイだった前モデルとは完全に別物のサウンド

最強ベストの理由1のイメージ

※AACコーデックの採点

前モデルと音質評価の比較を行いました。

一見、点数上はわずかな進歩に思えますが、WF-1000XM4のサウンドは完全に別物。WF-1000XM3のエネルギッシュな反面やや狭さを感じるサウンドから、開放感があるきめ細やかなサウンドに進化。

低音域はより低い音まで出るようになり、高音域の遠近感も大きく改善されています。このサウンドならWF-1000XM3を派手すぎると感じていた人も気持ちよく音楽に入り込めるはずです。

ただし耳の形にフィットしないと「中~高音域がシャキッとはしていない」(原田さん)あるいは「優しい音になった」と感じるかもしれません。店頭でフィット感を確認してから購入検討しましょう。

最強ベストの理由2:AirPods Proを音質面では圧倒しています

Apple AirPods Pro

Apple
AirPods Pro
実勢価格:3万580円

最強ベストの理由2のイメージ

大人気のAirPods Proですが、音質面では10点以上の開きがあります。完敗です。WF-1000XM4は音にこだわるiPhone派にもベストなイヤホンと言えます。

WF-1000XM4が高評価を獲得できた背景は「ソニー開発のプロセッサーのV1」です。最高品質のチップを搭載し、高音域でのノイズキャンセリング性能も向上しました。開放感あるきめ細やかなサウンドで、低音域はより低い音まで出るようになり、高音域の遠近感も大きく改善されています。

ポイント1:個人最適化で空間表現をより忠実に再現

ポイント1:個人最適化で空間表現をより忠実に再現

リアルな臨場感で音楽体験をできる360 Reality Audioを搭載。アプリで耳の形を撮影すると、サウンドを最適化してくれます。

ポイント2:前モデルより軽量化されたコンパクトデザイン

ポイント2:前モデルより軽量化されたコンパクトデザイン

耳の接触面を増やすような形状設計でイヤホンが小さくなりました。小型なため、使い勝手もいいです。前モデルのWF-1000XM3は無骨で大きいことが欠点でした。

ポイント3:イヤホンを装着したまま会話ができる

ポイント3:イヤホンを装着したまま会話ができる

イヤホンをわざわざ外す必要なし! 声を認識すると音楽を一時停止し、外音取り込みに切り替わります。

▼SONY「WF-1000XM4」の詳細はこちらをご覧ください

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以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」で1位になったSONYの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」の紹介でした。とにかく音楽を楽しみたい人におすすめの一品です。

なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。

『家電批評』 2022年1月号

 『家電批評』 2022年1月号

晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円

『家電批評』2022年1月号は21年12月3日発売! スマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並びます。ぜひチェックしてみてください!