【A評価】違う料理を同時調理!大容量で収納しやすいコンパクトさ
お値段以上の実力で、ベストになったのはアイリスオーヤマ。左右のプレートで異なる温度設定ができるうえ同時調理も可能です。大容量サイズなので家族で使うこともできます。たこ焼きプレートつきでコスパも抜群です。
アイリスオーヤマ
両面 プレート3枚DPO-133
実勢価格:6999円
使いやすさ:★★★★★
お手入れ:★★★★★
付属プレートは、たこ焼きプレートもついて3種類。
左右のプレートごとに温度設定ができるので、2種類の料理が同時につくれます。この機能はアイリスならではです。
それではさっそく、アイリスオーヤマのホットプレートの実力を見ていきましょう!
【火力】太い電熱線で火力が強くお肉の中までしっかり火が通る
まずチェックしたのはホットプレートの大事な機能である、火力。アイリスオーヤマは、電熱線の線が幅広で太めになっており、両面とも火力バッチリでした。熱の通りがいいので、早く強火になり、肉も中心までしっかり焼くことができます。
厚みのある肉も、しっかり焼けました。
電熱線をチェックすると、導線が幅広で太めになっています。
【お手入れ】プレートは取り外しシンクで丸洗いできます
プレートは取り外し可能です。コンパクトなので、シンクでも余裕で洗えて、水切りかごにもすっきり収まります。
コンパクトで重さもないので、丸ごと洗えて、いつも清潔に保つことができます。
【サイズ・容量】コンパクトでも2枚並べればたくさん焼けます
通常のホットプレートのサイズは、タテ約30㎝×ヨコ約48㎝。対して、アイリースオーヤマは、タテ約25.4㎝×ヨコ約22.1㎝でコンパクトです。でも、プレートを2枚並べて両面使えば、従来のプレート並の大きさに! 深さがあるので、ホイルでフタすれば蒸し焼き料理もできます。
[プレートの大きさ(1枚分)]
こちらはアイリスオーヤマのプレートサイズです。通常のホットプレートのサイズよりも小さいですが、2枚並べれば同じくらいの大きさになります。
[本体の大きさ]
アイリスの本体の大きさです。通常のホットプレート本体サイズは、タテ約36㎝×ヨコ約65㎝なので、かなりコンパクトであることがわかります。
【収納のしやすさ】タテ置き可能で場所をとらず隙間にも収納できます
今回比較したホットプレートのなかで、唯一アイリスのみタテ置きで収納できました。冷蔵庫の脇やシンク下などの隙間スペースに置いてしまえるから、出し入れもしやすくなっています。
タテ置き収納できて、片手で取り出せるコンパクトさです。
たこ焼きのとき、四隅の火が弱く焼きムラがあるのが唯一の欠点
電熱線が鉄板の内側に配置されているため、たこ焼きプレートを使うときは、真ん中はどんどん焼けるのですが、四隅はなかなか火が通らないのが唯一の欠点でした。でも、 ひっくり返した後、真ん中のほうに移動させればキレイな焼き目を付けることができます。
場所によって、焼き色に差が。四隅は焼き上がるまで時間がかかります。
以上がベストのアイリスオーヤマでした。次点となったのは、収納場所をとるものの、焼いたお肉の美味しさがピカイチだったこちら。
【B評価】焼き加減にこだわるなら本格グリルができるクイジナート
アイリスオーヤマよりも場所はとるものの、焼いたお肉のおいしさがピカイチだったのが、クイジナート。食材を挟んで温度と時間を設定するだけで、焼き目のついた本格グリルチキンが出来上がります。見た目のかっこよさも魅力です。
クイジナート
マルチグルメプレートGR-4NJ
実勢価格:8072円
使いやすさ:★★★★★
お手入れ:★★★
プレートはリバーシブルになっています。
挟んで焼けば、お店みたいな焼き目のついたグリル料理が完成。余分な油が落ちるので、お肉がふっくらおいしく仕上がります。
両面広げて使えば、一度にいろいろな食材を焼くことができます。
食パンが最大8枚セットできるサイズで、ホットサンドなら4つ同時につくれます。
火の通り具合は、均一でムラなく焼き上がります。うす焼きたまごも茶色くムラになっていません。
使い終わったあとの洗い物もらくちん。プレートは取り外して洗うことができ、汚れ落ちもいいので、肉を焼いたあともさっとキレイになります。
クイジナートは、プロも納得の焼き加減。アイリスよりも収納場所はとりますが、そこがクリアできるのであればオススメです。次は、今回試したなかでC評価となった製品をご紹介します。
C評価: 【C評価】両面調理はできるけど
マイナス点多くお値段なりのニトリ
両面ホットプレートの草分け的存在のニトリ。フタを閉じれば上下同時加熱でかまど風調理ができるものの、熱がこもりやすく持ち手の温度が上昇してしまいます。また、フタ側のプレートの縁が浅いため、炒め料理のとき具材をこぼしやすいのもマイナス。お値段なりの実力といったところです。
ニトリ
丸型ダブルホットプレート(リバースAN3213)
実勢価格:5990円
使いやすさ:★★
お手入れ:★
電熱線のまわりだけ温度が上がるため、端は熱が弱め。導線の形に沿って茶色い焼き目がつきました。
プレートが取り外せず、丸洗いはできません。一度拭くだけではきれいになりにくいうえ、2面の汚れを拭き取らなければならず、片づけに時間がかかります。
C評価: 【C評価】火力は強めだけど
温度調節ができないアピックス
デザインも機能もニトリにそっくりなアピックス。温度調節機能がなく、片面どちらかを冷ましたいときは電源を切るという単純設計になっています。火力が強めで、ニトリよりも縁が深いなど細かい違いはありますが、実力は互角です。
アピックス
APIX『My Bistro』 2Way
ダブルホットプレート ブラウンAWP-292-BR
実勢価格:4517円
使いやすさ:★★
お手入れ:★
ニトリよりも温度は強いですが、電熱線の真上だけしっかり焼けて、焼きムラがくっきり。
プレートが深い分、ニトリよりも縁に油ハネがつきやすく拭き取りに手間取りました。
【温度調整機能】片面ずつ細かく調整できるのはアイリスのみ
今回比較した中で、片面ずつ細かに温度調整できたのはアイリスだけ! 片面ずつ別の調理をするときにこの機能は便利です。
アイリスは片面のプレートごとに温度調節レバーがあります。
アピックスは、片面ずつの細かな温度調整はできませんが、片面ずつのオンオフは可能でした。
いかがでしたか? ホットプレートの購入を考えている方、収納問題で頭を悩ませている方、これからはコンパクトな両面タイプがオススメです。ぜひご参考にしてくださいね。