しっかり使いこなせる!iPad&iPhoneの最新活用術
最新iPad Proが登場し、買うかどうか悩んでいる人は多いのでは? ただ、iPadを買ってもネットサーフィンするだけで「もちぐされている」人もたくさん。さらには、iPhoneでさえ使いこなせていないという人も……。
そこで、iPad・iPhoneの「最新活用術」を大公開! 自分にベストな選び方をはじめ、上手く使いこなせる方法やアプリ、アクセサリなどを紹介します。
今回は、iPhoneで写真を極めるテクニック2「事前の準備編」です。デジカメライターの荻窪圭さんに教えていただきました。
iPhoneのカメラ、あなたは使いこなせていないかも……?
スマホのカメラでも最高レベルといわれるiPhoneのカメラ。とろこが、カメラロールの中身がメモみたいな写真ばかり……という人はいませんか。使いこなせるようになれば、撮影がもっと楽しくなります!
良い写真を撮るには事前準備も大切です。そこで今回は撮影前のポイントを「設定」と「撮影時」で、あわせて5つご紹介します。
【設定】ポイント1:グリッドは常にオンにしておく
「設定」アプリ内にあるカメラの設定で、グリッドをオンに。グリッドの線や交点上に被写体を配置する「三分割法」を使って、イイ感じの写真が撮れます。
【設定】ポイント2:カメラは基本広角カメラを使う
iPhoneに限らず、複数カメラを搭載しているスマホは、広角カメラが一番高画質で高性能。基本的にはこのカメラで撮影しましょう。
【撮影時】ポイント3:逆光への弱さは手でカバーできる
フレアが出て思うように撮影できない逆光や半逆光の写真は、レンズの脇に手をかざすだけで驚くほど改善されることがあります。
レンズに入る光を手で遮ります。改善された具体例は以下。
半逆光でフレアが出ました! そこで手をかざすと……。
フレアが消えました!
【撮影時】ポイント4:一番映える角度を探す
被写体は、光の方向によって表情が変わります。被写体や自分を移動しながら、一番映える角度を探してみましょう。
【撮影時】ポイント5:明るさをiPhone任せにしない
画面上で被写体をタップすれば、明るさが自動調整されますが、おかしいと感じたら自分でも調整しましょう。
【まとめ】ちょっとした工夫で写真の品質がアップ!
以上、iPhoneで写真を極めるテクニック2「事前の準備編」でした。
カメラそのものの性能だけでなく、ちょっと設定を見直したり、撮影のしかたを工夫したりするだけで、スマホで撮った写真のクオリティは劇的に上がります。
また、iPhoneのカメラは、逆光にとにかく弱いという特性も覚えておくと、撮影時に適切な対処がしやすくなりますよ。
▼iPhoneで写真を極めるテクニック1「自撮り編」はこちら
スマートフォン用三脚の売れ筋ランキングもチェック!
スマートフォン用三脚のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
『家電批評』2021年8月号
晋遊舎
『家電批評』
2021年8月号
実勢価格:700円
『家電批評』2021年8月号では、「iPadを持ち腐れない最新活用術」の特集を掲載しています。こちらもチェックしてみてください。