買って損しない!暮らしが快適になる最新家電を紹介
スマートフォンや電子レンジ、カメラなど、生活必需品から趣味を楽しむものまで、私たちの暮らしに欠かせない家電は日々進化を続けています。
そこで、「安い家電は欲しい」けれど「せっかく買うなら妥協したくない」という人のために「絶対に買って損しない」最新コスパ家電をご紹介。責任をもってテストし、見つけた、暮らしがワンランクもツーランクもアップする製品を発表します!
手軽に大画面の迫力を得られるプロジェクター
映像を楽しむなら4Kテレビとお思いかもしれませんが、格安テレビの画面の大きさは50~65インチ程度です。
一方、プロジェクターなら100インチは余裕! テレビでは味わえない迫力と没入感を得られます。とはいえ、高額なものは手が出しにくいという方のために、格安4Kテレビ+αくらいの価格で快適に視聴できる製品を探しました。
今回紹介するのは手頃な価格のプロジェクター9製品を比較した結果、もっとも評価の高かったアンカー「Nebula Cosmos(ネブラコスモス)」です。
機能も音も満足! アンカー「Nebula Cosmos」
アンカー
Nebula Cosmos
実勢価格:7万9800円
サイズ・重量:約W289×D198×H88mm・約2kg
最大投射:120インチ
アンカー「Nebula Cosmos」は、画質はベストではないものの、設置性や操作性、サウンドなど、総合的な使い勝手でベストバイに輝きました。
おすすめポイント1:明るくて昼でも使える
上の画像は100インチで投写した際の夜間の画面です。暗い場所では輝度は十分。精細感もあり、プロジェクターの醍醐味を満喫できるはずです。昼間の輝度はもう少し欲しいところですが、“許容範囲”には到達しています。
なお、プロジェクターの輝度は投写された映像の明るさを基にした「ANSIlm」が指標。そして、昼間でも許容範囲と言える目安が1000ANSI lmです。輝度が上がると価格は高くなりますが、Nebura Cosmosは900ANSI lm。1000ANSI lm級の中では安く、狙い目です。
ネット通販にはびこる「ウソ7000ml」に注意
1000lmをはるかに超える輝度を謳う格安プロジェクターを見かけますが、それらは投写された映像ではなくLEDなどの光源の輝度です。
エプソンなど大手でもANSIを明記しないメーカーもありますが、ANSIを明記しない格安プロジェクターの輝度は信用してはいけません。試した「7500ml」の格安品は暗かったうえ、色もおかしかったです。
おすすめポイント2:OS搭載「後付けなし」でネトフリOK
▼対応する動画サービス
OS:Android TV
Hulu :○
PrimeVideo :○
Netflix :△
TVer :○
U-NEXT:○
プロジェクターはBDプレイヤーやFire TVなど動画を再生できる機器をつないで使うのが基本です。しかし、アンカー「Nebula Cosmos」はAndroid TVを搭載。プロジェクターだけでプライムビデオなどを楽しめます!
また、Android TV搭載だとGoogle アシスタント対応で、音声検索により動画を探せて便利です。
さらに制約はあるものの、ネットフリックスにも対応。同様にAndroid TVを搭載していてネットフリックスをインストールは可能でも起動できないプロジェクターもあったので、アンカー「Nebula Cosmos」がおすすめです!
ネットフリックスを使うときの注意
ただし、Netflixアプリはリモコンでは操作ができません。
そこで、スマホに「Nebura Connect」アプリを入れてスマホをマウス代わりにすると、Netflixのメニューなどを操作できるようになります。このアプリを使うとプロジェクター上での文字入力もラクにできますよ。
おすすめポイント3:音質がよく、外部スピーカー不要
Nebura Cosmosはスピーカーも合格点。AV評論家も「音の広がりがある程度あるし、低音の深みまで出すバランスで空間も広がる。ちょっとした映画鑑賞なら十分あり」と高評価。このレベルに到達している機種はわずかでした。
おすすめポイント4:斜めもOKで設置も楽
プロジェクターで難しいのが設置です。「Nebura Cosmos」 は画面の大きさをズーム機能で変更可能なうえ、リモコンで投写位置を細かく調整できます。
また、画面の四隅を個別にリモコンで調整できるので、斜めから投写しても歪みは最小限です。
以上、機能も音も満足できて、手頃な価格で手に入るコスパ良しなプロジェクターnアンカー「Nebula Cosmos」を紹介しました。
家で過ごす時間が増えている今、自宅にいながら大画面で動画コンテンツを楽しみたいと思っている方はいかがでしょうか。
『家電批評』2021年5月号
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家電批評
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「家電批評」2021年5月号では、今回ご紹介したコスパのいいプロジェクターのほかにも「安くて良い家電」を多数掲載しています。参考にしてみてはいかがでしょうか。
本体だけで満足できるのは現在アンカーだけ!