基本ルールはこれだけ!上手な冷凍4ヵ条
食材を上手に冷凍するために、覚えておきたい基本は4つだけ。この4ヵ条をマスターするだけで、冷凍した食材でもおいしく食べられるんです。
【①食材を買ったその日にすぐ冷凍するべし!】
すぐに使わない食材は、面倒でも買ったらすぐに冷凍しましょう。冷凍時に新鮮であるほど、解凍したときも鮮度が保たれます。
食べやすい大きさにカット。
ブランチング(下茹で)や下味などの下処理も忘れずにしましょう。
【②可能な限り空気を遮断するべし!】
冷凍焼けなど、食品劣化の原因は空気。ラップを巻くときやフリーザーバッグを閉じるときは、空気をできるだけ抜くようにしましょう。空気を減らせば、乾燥なども防げます。
密閉率をあげることが、上手な冷凍につながるんです。
また、日付を入れておくのを忘れずに。フリーザーバッグには、わかりやすい位置に冷凍した日付を記入しておきましょう。
【③1食分を小分けにすべし!】
一度解凍した食材を再冷凍すると、味が落ちてしまいます。ムダをなくすためにも、1食分を小分けにして冷凍するといいですよ。
食べきる量を計算して、ラップで小分けにしてフリーザーバッグへ。
食べるときは、必要な分だけ解凍できるので便利です。
【④冷凍する食材は大きさを揃えるべし!】
食材は薄くし、サイズを揃えましょう。食材の大きさを揃えると、ムラなく冷凍・解凍ができます。さらに、調理する
ときの加熱ムラも防げますよ。
食材を入れたフリーザーバッグを平たく薄くすると冷凍が早く進むので、食材はなるべく重ならないよう平らに並べるのが◎。
【おまけ① 液体系は横冷凍→縦保存】
液体が入ったものを冷凍するときは、トレイの上に置いて平らにして冷凍し、凍ったら縦に並べれば保存場所がかさばらず、ラクなんです。
なるべく薄くして冷凍しましょう。
【おまけ② 保冷剤で冷凍を促進】
保冷剤を上に置いて素早く冷やすのも◎。
温度を早く下げるために、保冷剤を冷凍させたい食品の上にのせると効果的です。
上手に冷凍してもっと料理を楽しみましょう!
食材は「余ったから冷凍」と考えがちですよね。でも、「冷凍は鮮度を保つため」と考えを変えてしまいましょう。
食材を新鮮なまま冷凍するには、空気を遮った状態で急速冷凍するのがベスト。買ってきたその日のうちに冷凍しましょう。時間が経てば経つほど鮮度は失われ、解凍したときのおいしさもなくなります。
そして、とにかく空気を遮断すること。ラップは空気が入らないように食材にピッタリ巻きます。フリーザーバッグに直接食材を入れる場合が最も注意が必要。手で空気を抜きながら、素早くバッグを閉めましょう。
ぜひこの4カ条を覚えて、いつでも新鮮なおいしさを楽しんでくださいね。