昔、お茶は「薬」だったお茶に含まれる栄養とは?
お茶の発祥地・中国では、お茶は薬、特に解毒薬といわれてきました。お茶を飲むことを「一服」というのも、ここからきています。
そんなお茶にはさまざまな成分が含まれています。カテキン、ビタミンC、ミネラル類、食物繊維、クロロフィル、ビタミンE、βカロテン、なんとコエンザイムQ10まで!
でも、これらの栄養は、お茶を淹れる際に約70%失われ、私たちは30%しか摂ることができないんです。もったいないと思いませんか?
そこで、ご紹介したいのがこちらの1台なんです!
茶葉の栄養をまるごと摂りたい!「お茶プレッソ」でできちゃいます
茶道にならい、「挽く・沸かす・点てる」をこれ1台にまとめたお茶専用マシン。茶葉を細かい粉末に挽く性能が素晴らしく、普通は茶殻に残ってしまう食物繊維や栄養をまるごと摂取できちゃいます。
SHARP
ヘルシオお茶プレッソ TE-GS10A
実勢価格:8753円
茶葉を丸ごと粉末に!自動でしかできない細かさ
では、お茶プレッソを使って、茶葉を挽いてみましょう。
手順は簡単。茶葉をスプーンで計り、臼に入れるだけです。
この小さな茶臼には、螺旋状の溝が入っていて、茶葉の硬い部分もパワフルに粉末状にします。市販の抹茶は硬い葉脈部分を除いて粉末にしますが、お茶プレッソは茶葉を全部そのまま挽くことができます。
挽いた粉末を一般的な手動ミルと比較してみましょう。
手動は、このように、どうしても粒子が粗くなってしまいます。
でも、お茶プレッソで挽いた茶葉は圧倒的な細かさ。硬い部分が全く見つかりません。手で触れると指紋に入り込むほど細かい粒子状になっていました。家庭用のミキサーやミルサーでも、ここまで細かくはできません。
この石臼は1回で4gまで挽くことができます。普通の緑茶なら2gで3杯ほど楽しめるので、4g挽いておけば、1日分が事足りるでしょう。
気になるお味は?溶けやすさも合格点?
挽いたお茶を溶かしてみると、市販の粉末茶よりも溶けがよく、ダマにもなりません。優しい飲み口で、お茶の特徴が十分楽しめました。
お茶を点てるのがこんなにカンタンになるとは…
では、挽いた茶葉を淹れましょう。マシンの裏側のタンクに水を入れると、自動でお湯を沸かしてくれます。
羽を回転させて粉末茶を淹れていきます。これは、茶道の茶筅でお茶を「点てる」方法と同じ。粉末茶に最適な撹拌方法なんです。急須などでお茶を煎じて「淹れる」より栄養を逃さず、かつ本格的なお茶ができるというわけです。
茶葉を挽いてから飲むまで、約5分程度。茶器の用意をしているうちに点てられます。
また、冷水でも点てることができるので、暑い季節には冷たいお茶も楽しめますよ。
どんなお茶が向いているの?プロに聞いたオススメ茶葉
お茶の栄養がまるごと摂れる「お茶プレッソ」。このマシンで飲んでみたいのは「玉露」です。
「お茶プレッソ」は「湯冷まし機能」を搭載しています。一度お湯を100度まで沸騰させてから急速冷却してくれるので、一旦湯冷ましをする手間もありません。
また、沸騰させることでカルキも取り除いてくれるので、まろやかな風味が楽しめます。淹れるのがちょっと難しいイメージの玉露に挑戦してみましょう!
今回は緑茶でご紹介しましたが、紅茶にも使え、さらには牛乳を入れてラテも作れますよ! 美味しさも栄養もいいとこ取りして、健康で美しくなっちゃいましょう!