電子レンジのベトベト汚れはやみくもにこすっても落ちません!
電子レンジって、よく使うわりにそうじをしない場所だったりしませんか? とびらを閉めてしまえば、見えなくなるし「まぁ、いいっか」と、いつも後回し。気づいたときには「いったい何?」という黒くてベタベタしたものがいっぱいこびりついていて、ふきんでごしごし拭いても落ちない状態に……。
そう、レンジ汚れは、やみくもにそうじしても落ちないんです。じゃぁどうしたら……? 答えは、そうじの順番! 順番さえ押さえれば、どんな手ごわい汚れもするする落ちちゃいます。その手順について詳しくご紹介していきたいと思います。
【手順①】まず重なる油汚れをゆるめて落とすことから
電子レンジ庫内の汚れは、食品が高温加熱されるときに飛び散るコゲや油が何層にも重なって固まったもの。これを落とすための最初の手順は、油汚れをとることです。
[Before]コゲの上にさらに油汚れが重なっている庫内。今回はこちらをキレイにします!
では、さっそく掃除開始です。用意するものは、食器用洗剤とふきん。
ふきんを食器用洗剤入りの水につけ、軽く絞ったら1分間チンします。洗剤が浸みたふきんの水分が蒸気となって庫内に行き渡ります。
チンしたふきんで油汚れを拭きとります。その後、泡が消えるまで水拭きをしましょう。これでだいたいの油汚れが落ち、コゲだけになります。
【手順②】スコッチブライトでやさしくコゲを削るだけ
油汚れがとれたあとは、コゲだけが残っている状態になっているはずです。このコゲを削りとるだけ。コゲとりに必要なものはこちら。
3M
キッチンスポンジ
スコッチ・ブライト
購入価格:156円
緑色の面でなでるだけでするっとコゲが落とせます。超ガンコなコゲには、クリームクレンザーを追加します。
[After]そうじ完了。黒い汚れが見事になくなって感動します!
ここまでキレイになったら、少しでもこの状態を保ちたいものです。次は、汚れ予防のためのアイデアをご紹介します。
【汚れ予防】レンチンしてすぐなら水拭きで汚れがスルンと落ちます
どんな汚れも、ついてすぐなら水拭きでスルンと落ちます。レンチンしたあとに庫内を拭く習慣をつければ、いつでもキレイな電子レンジをキープできます。
ついてすぐなら軽い力で落ちます。レンジのそばにふきんを用意しておけば、習慣化できそうですね。
あまりにヒドイ汚れがついてしまったときは、マジックリンを使いましょう。
以上、電子レンジのそうじ法をご紹介しました。手順を守れば、感動のキレイさに! ぜひお試しください。