便利だけどメンドウ……そんな冷凍保存を変えます!
冷凍食材ってあると便利ですよね。なにかもう一品というときに冷凍庫にストックしてあると助かります。
下茹でして冷ましたり、ひとつひとつラップに包んだり、雑誌やネットで見る「冷凍術」ってけっこうこまかくてメンドウ。疲れているときや忙しいときは、ついついパックのまま冷凍庫に入れてしまいます。
家族や自分のお弁当作りのためにおかずを冷凍している人は多いはず。でもいちいち解凍する手間なく、冷凍のまま詰め込めたらもっと楽チンですよね。
今回お届けする“ずぼら冷凍”ネタは、自然解凍でもおかずが水っぽくならない「自然解凍弁当編」です!
吸水食材をしくだけ!冷凍おかずが水っぽくならない
普通のおかずをズボラして冷凍のままお弁当に入れると食べる頃には水気でべちゃっとなりがち。これではせっかく作ったお弁当が台無しですよね。
そこで、ポイントになるのが吸水食材を冷凍おかずの下に敷くことなんです。レンチンいらずで自然解凍でもおいしく食べられます!
今回は、おすすめの吸水食材6種類の上に自然解凍おかずを置き、5時間後の状態を見てみました。
1 おかずを小分けして冷凍
製氷器にカップをしき、おかずをのせて全体をラップして冷凍。
2 吸水食材をしいてお弁当へ
水分を吸う食材を下にしき、凍ったままお弁当におかずを入れる。
意外な食材が吸水のいい役割を果たしてくれるんですよ。おすすめの食材6種類を紹介します。
お弁当にオススメな おいしい吸水食材6種類
今回検証したおすすめ食材はこちらです。どれも栄養価があって、食材に旨味をプラスしてくれ、水分を吸ってくれる縁の下の力持ちです。
1:干しエビ
2:とろろ昆布
3:ごま
4:海苔
5:きなこ
6:かつおぶし
干しエビ
意外にも水分をしっかり吸ってくれます。エビのうま味も乗ってよりおいしくなります。
とろろ昆布
水分をバッチリ吸ってくれるうえに、おかずによくなじんで食べやすいです。
ごま
ごまもよく水分を吸います。どんな野菜にも合いますし、家庭に常備していることも多い食材なので使いやすいです。
海苔
量を多めにしくと吸水力がアップします。刻み海苔を使えば、ちぎる手間も省けます。
きなこ
きなこは粒子が細かいので、吸水後は少しべたっとしますが、味は問題なしです。
かつおぶし
量を多めにしくのがオススメ。水分を吸いつつ、かつおの風味で味わいも増します。
冷蔵庫にある食材をプラスして敷くだけで、美味しく食べられるとは。味わいも変わるのでバリエーションに違いが出るのもいいですね!
ここで、おかず作りがもっと楽しくなるサンロクマルからおすすめのお弁当を紹介します。
おすすめアイテム1:山家漆器店の木製曲げわっぱ
山家漆器店
木製曲げわっぱ
小判弁当箱 小 ナチュラル
実勢価格:2850円
材質:天然木製(杉)
一枚木で作られており、冷める過程で出る余分な水分をしっかり吸着。杉のいい香りがご飯に移り、美味しく頂くことができます。合板だと嫌な臭いが染みつきますが、こちらは杉の爽やかな香りが楽しめます。
▼曲げわっぱの弁当箱を紹介した記事はこちら。
おすすめアイテム2:CBジャパン のフードマン
CBジャパン
フードマン 800ml DSK
実勢価格:1023円
ビジネスバッグに収まるサイズのお弁当箱は量が少ない。かと言って、お弁当箱専用のサブバッグは持ち歩きたくない。そんな悩みを解消してくれるのが薄型弁当箱フードマンです!
21×21cmとA4より小さく、かつ厚みが3.5cmと、ビジネスバッグにちょうどすっぽり入るサイズです。強力にパッキングできるので、ノートパソコンのように立てて入れても汁もれの心配はありません。
フタを外した状態ならレンジで温めることができるのもポイント大です!
▼フードマンを紹介した記事はこちら。
サンドウィッチも自然解凍でいい!しっとり美味しくするコツは?
実は自然解凍弁当は、サンドイッチにも応用できます。コツは、具材にレタスやキュウリなど水気がある食材を避けること。ラップに包んで冷凍しておけば、自然解凍でパンが水分を吸ってしっとりおいしくなります。
カツサンド
ソースがパンにしみわたります。
卵ロール
卵+マヨの卵サラダをはさんで。
ベーグルサンド
クリームチーズ&ジャム入りも◎です!
以上、おいしい自然解凍弁当作りのコツでした。
自然解凍弁当なら朝のお弁当作りが苦になりません! この手軽さ、ぜひ試してみてくださいね。