画面の見やすさにこだわるガチすぎないタブレット
タブレットには高級路線を突き進むものもありますが、某量販店の店員さんいわく「売れ筋は1~3万円程度の商品」だといいます。
そこで、今回はおおよそ3万円以内で1年以内に発売されている商品をピックアップ。動画視聴のしやすさを重点に置き徹底的にテストを行ないました。
[テスト内容]
①ディスプレイ
識者にディスプレイを評価していただきました
②処理性能
GeekBench 4を使い計測。なお、Fire 7だけはGeekBench 3で行いました
③音
編集部員2人及びパソコン系ライター1人で採点
④バッテリー
YouTubeを最高音量で再生し続けて実測
⑤持ちやすさ
担当編集、モニター女性1人が持って採点
⑥熱
バッテリーテストと同じ環境で3時間放置した際の熱をサーモカメラで撮影し温度を測定
その結果、格安タブレットのベストはこちらのタブレットでした!
動画のダラ見に最適なのはNECの「LAVIE Tab」でした!
NEC
LAVIE Tab E TE507/FAW
実勢価格:1万7040円
サイズ:97.7×188×8.9
重さ:255g
CPU:APQ8016 1.2GHz
ROM:16GB
RAM:2GB
ディスプレイ:7インチ(1280×720)
Wi-Fi:11b/g/n
[評価はこちら]
まずなにより、ディスプレイの評価が突出していました。
他製品と並べてみるとこんな感じです。
他機種は空の青さや影の濃淡に補正がかかり、不自然に明るかったりするなど色合いが変わっていたのに対し、LAVIEは然な色合い。
検証に協力していただいたプロカメラマンの文田信基さんも「LAVIE Tabの液晶が飛び抜けて鮮やかでした」とご満悦。
また、片手で持てるサイズ感も素晴らしかったんです。
ほかの端末に比べると、スマホに近いサイズ感。片手持ちでも苦なく持ち歩けるレベルです。
処理性能にやや欠ける向きもありますが、2万円以下で、かつカジュアルな使用を想定しているなら問題ありません。他製品と比較すると、使用シーンを限定することによるコスパの高さを痛感します。
CPU付近の熱やサウンドの評価を含めた最終結果がこちらです。
ZenPad 3も確かに高性能ですが、価格は3万円を超える点など、今回のテーマからすると少々疑問が残されます。
仕事でバリバリ使うのではなく、あくまでも就寝前のひとときや休日の午後などに、ささやかな幸福感を味合いたいならば、やっぱりLAVIEがおすすめなんですよ。
ダラダラ楽しんでも良いじゃないか、そんなユル目のタブレットユーアーの皆様、ぜひご検討ください!