パソコン 自宅だからこそ快適に作業がしたい!

あまり意識はしていないけど、触れている時間が多いのが、キーボードです。ちょっとしたイライラも積もり積もれば大きなイライラにつながるため、じつは軽視してはいけないアイテムといえます。

今回は、タイプミス・疲労感・タイピングの騒音の3つの問題を解決してくれる最強のキーボードを見つけるために、ネットで人気のモノや、人間工学理論を採用したモノなど、全5製品を比較しました。ベストに輝いたWindows用キーボードが、実はMacユーザーも気になる逸品だったんです。

パソコン Microsoftが僅差でトップ!キーボードを変えて作業効率UP

比較の結果、タイプのしやすさ、静音性、疲労軽減の性能が高水準でバランス良くまとまっているMicrosoftの「Sculpt Ergonomic Desktop」が堂々のベストに輝きました。

抜群の静音性と、小指でも押せる軽い打鍵感がその理由です。キーの隙間にホコリが入り込みづらく、お手入れが簡単なのも便利なポイント。打鍵感がノートパソコンのキーボードと似ているで、ノートPCからの移行でも違和感ありません。

しかも、はじめてモノクロ誌上で紹介したときと比べて、よりリーズナブルな価格となり、いまはネット通販で6061円。コスパにも優れているキーボードといえます。

Microsoft:Sculpt Ergonomic Desktop:キーボード

Microsoft
Sculpt Ergonomic Desktop
実勢価格:6061円

キーボードを変えるだけで
効率が上がる3つの理由

その1:中央分割式なのでカーブに
沿って流れるように指が動く!

Microsoftが僅差でトップ!キーボードを変えて作業効率UP イメージ

指先に沿うような形状にデザインされているので、指を最低限の動きで自然に滑らせることができます。

その2:高さも調節可能なエルゴノミクス設計で
手首や腕を優しくサポート!

Microsoftが僅差でトップ!キーボードを変えて作業効率UP イメージ2

人間工学理論に基づいたキーやクッションの配置で、手首や腕を無理のない位置に保ち、疲労を軽減してくれます。

その3:打鍵時の「カチャカチャ音」が
ほとんどしない!

Microsoftが僅差でトップ!キーボードを変えて作業効率UP イメージ3

検証したキーボード中No.1の静音性。強く打鍵しても、指を左右に滑らせても音がほとんど鳴りません。

パソコン Windows向けキーボードですがMacでも結構使えます

Sculpt Ergonomic Desktopは、基本的にWindows用のキーボードですが、実はMacユーザーにとっても気になるポイントがあります。

それが独特の打鍵感です。Windows用キーボードといえば、「バチバチ」「カチャカチャ」と音のするものが多いですが、Sculpt Ergonomic Desktopは非常にソフト。その打鍵感がアップルの純正キーボードに通じるところがあります。

アップル純正キーボードが好きな人は、この打鍵感はきっと気に入ると思います。

「アップル純正のような打鍵感で、クオリティが高いキーボード」という選択肢は意外と少ないです。

残念ながら、ドライバーはWindows用しかないので、アップルキーボードでできるいくつかの機能はつかえませんが、コマンドキーはWindowsキーで、かな英字変更はWindowsキー+スペースキーで代用できます。もちろん、Bluetoothで無線接続も可能です。

疲れないタイピングキーボードをお探しのMacユーザーは、一度売り場で触ってみることをおすすめします。

マイクロソフトさん、ぜひMac用ドライバーをお願いします!

パソコン Mircosoft以外の4製品も十分おすすめできる製品でした

続いて、今回、比較検証したMicrosoftのSculpt Ergonomic Desktop以外の4製品についてご紹介します。いずれも十分な性能、用目的や好みに合わせていずれもおすすめできるキーボードだといえます。

パソコン 地味だが高クオリティな安くていいモノNo.1

一般的な作りですが、タイプしやすく静音性の高さも合格点。故障防止の水抜け穴など、細かい部分もよく作られています。

LOGICOOL:Wireless Keyboard K270:キーボード

LOGICOOL
Wireless Keyboard K270

特殊なキー配列や形状ではない、一般的なキーボード。買い替えたときに違和感を覚える心配がありません。

パソコン キー間隔が広く指にフィットする分割式キーボード

「Sculpt Ergonomic Desktop」と同じ分割タイプですが、こちらはキーが一般的なデスクトップ向けキーボードに近い作りになっています。

FILCO:Matias Ergo Pro for Win:キーボード

FILCO
Matias Ergo Pro for Win

セパレート式の本体は配置を変えやすくて◎。左サイドにあるコピーなどのショートカットキーも便利です。

パソコン タイプしやすさNo.1ブラインドタッチに最適

キーで段差を作っているため、手元を見なくてもどの列をタイプしているのかが明確なので入力がスムースです。

PFU:HHKB Professional BT:キーボード

PFU
HHKB Professional BT

無駄を極限まで省いたデザイン。本体背面のDIPスイッチでキー設定を自分好みにカスタマイズできます。

パソコン 疲れにくさNo.1計算され尽くした設計

一見すると使いにくそうですが、手が自然な形に保たれるためかなり楽な形状です。機能性を向上させた後継機「Advantage2」も発売されているますので、購入を考えているならともに試打しましょう。

Kinesis:Advantage USB Contoured Keyboard KB500USB-blk:キーボード

Kinesis
Advantage USB Contoured Keyboard KB500USB-blk

キー配列がかなり特種で、慣れが必要ですが、手首を動かず指の動きだけでタイプできます。現在は、機能性が向上した後継機Advantage2が発売中です。


今回は編集部おすすめのキーボードを紹介しましたが、キーストロークや打鍵感などは、個人によって好みが分かれるものです。ぜひ、店頭で実際に触ってみることをおすすめします。


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