快適さを決定づける高性能な 人感センサー搭載機が1位に
気温が上がり、エアコンの季節になりました。今年こそは買い替えたいというあなた、今回は様々な機能を搭載したエアコンの中から、ベストバイと言える製品を、インテリア&家電コーディネーターの戸井田園子さんにご協力いただきランキングしました。
ランキングのポイントは、各社の独自機能です。各製品、省エネ争いが落ち着いたところなので、センサー機能やお手入れ方法など、基本性能の高さに着目しました。
それではランキングをご紹介します!
【1位】頭ひとつ抜きん出た製品! 三菱電機「FZシリーズ」
1位に輝いたのは、三菱電機の「FZシリーズ」です。近年のエアコンは、人感センサーの高性能化が著しかったのですが、頭ひとつ抜きん出たのは三菱電機でした。
三菱電機
FZシリーズ
実勢価格:19万9880円
(MSZ-FZ4017S)
サイズ:W890×H285×D358mm
APF:7.6
期間消費電力量:996kWh
省エネ達成率:126%
【総合点:35】
基本性能:9
独自機能:10
お手入れ:9
コスパ:7
特徴は、「温度の違う風」をそれぞれ別のファンで送ることができる点です。体温を検知するのはもちろん、それだけでなく、ダブルファンで左右に違う温度帯の風を送る点が他社にはないポイントです。識者の戸井田園子さんも「ダブルファンは、業界の新基準となる画期的機能です!」と太鼓判。それぞれの体感温度に合わせて、ちょうどよい快適な室温にコントロールしてくれます。
三菱電機「FZシリーズ」の特長を2点ご紹介します。
センサーで感知した温度の体感差に合わせて、左右独立で運動するファンは他社にはない特徴です。その場にいる全員が快適に過ごせます。
解析力がさらに向上したセンサーが、人によって違う温度の感じ方を緻密に感知します。
【2位】デザインと機能性を両立 ダイキン「UXシリーズ」
2位に選ばれたのは、ダイキンの「UXシリーズ」です。設置するだけで部屋がカッコよく映える、そのデザイン性が高く評価されました。これまでにない曲面デザインで、インテリアとの調和を演出してくれます。
(画像をクリックすると購入ページへ移動します)
ダイキン
UXシリーズ
実勢価格:17万5000円
(C36RTUXV-W 12畳用室内機のみの価格です)
サイズ:W998×H303×D212mm
【総合点:34】
基本性能:9
独自機能:10
お手入れ:8
コスパ:7
曲面を基調とした「ウェーブデザイン」の前面パネルを採用し、壁との一体感を演出したこの製品。機能だけでなく、デザイン面の差別化で上位にランクインしました。また床暖房などと組み合わせることで、マルチエアコンの利点を活かした空調システムを自宅で構築することもできます。
ダイキン「UXシリーズ」の特長を2点ご紹介します。
「風」を連想させる流形フォルムです。送風口は運転時のみ、前面パネルがスライドして現れる仕組みになっています。エアコンにはまず見えないデザインが特長です。
デザインだけでなく、室外機1台で空調システムを構築できるのもメリットです。夏はエアコン、冬は床暖房といった年中快適な空調コントロールも可能です。
【3位】センサーとフラップの 合わせ技! 日立「Xシリーズ 」
3位に選ばれたのは、日立の「Xシリーズ 」です。「くらしカメラ 4」で部屋全体を認識し、快適な気流の通り道をつくってくれます。
日立
Xシリーズ
実勢価格:22万8000円
(RAS-X36G2)
サイズ:W798×H295×D374mm
APF:7.4
期間消費電力量:920kWh
省エネ達成率:151%
【総合点:33】
基本性能:9
独自機能:8
お手入れ:9
コスパ:7
画像カメラ「くらしカメラ 4」で家の間取りや家具、人の在室時間まで検知。気流をコントロールし、冷やしすぎない快適な冷房を実現します。さらに100万通りの気流を生み出す6枚フラップが、同じ部屋にいる人の温度差に合わせた風を送ってくれます。
4位: 【4位】2種類の風で快適空間を作る
富士通ゼネラル「Xシリーズ 」
4位に選ばれたのは、富士通ゼネラルの「Xシリーズ 」です。「デュアルブラスター」を搭載し、2種類の風が快適な空間を作ります。また、本体、リモコン、床温度の3種類のセンサーによって、部屋の状況を検知して運転を制御します。
富士通ゼネラル
Xシリーズ
実勢価格:21万4993円
(AS-X56G2W)
サイズ:W786×H293×D378mm
APF:6.1
期間消費電力量:1736kWh
省エネ達成率:122%
【総合点:32】
基本性能:9
独自機能:8
お手入れ:8
コスパ:7
「涼感ソフトモード」と「涼感アップモード」の2種類の風による「デュアルブラスター」が特長。2つのモードは、風の向きを変えることで涼感に違いを出してくれるもの。風は直撃せずとも、暖気や冷気が包み込むように快適な空間を作ってくれます。
4位: 【4位】省エネ大賞受賞機
パナソニック「WXシリーズ」
同じく4位に選ばれたのは、パナソニックの「WXシリーズ」です
2種類の風で、温度の体感差を解決してくれます。
パナソニック
WXシリーズ
実勢価格:24万5300円
(CS-WX567C2)
サイズ:W899×H295×D385mm
APF:6.8
期間消費電力量:1558kWh
省エネ達成率:134%
【総合点:32】
基本性能:9
独自機能:8
お手入れ:8
コスパ:7
「温冷感センサー」で「暑い」と感じているか、「寒い」と感じているかを検知し、左右2つの送風口から温風を吹き分けます。また、足元の温度差最大5℃まで、個別に温度調整できる便利機能も搭載されています。省エネ性能もトップクラスです。
高機能製品が多く販売されているエアコン、気になる機種はありましたか? 今年の夏は、機能やデザインにこだわって、快適なおうち時間を過ごしてください。