洗濯槽のお手入れは水の温度と放置時間に注意しましょう
エステー
洗浄力
洗たく槽クリーナー 550g
実勢価格:270円
洗濯用洗剤の中にはメーカー純正のクリーナーもありますが、やや高価なのがネックです。お手入れの際には、一般的な価格の洗濯槽用洗剤を用意しましょう。
裏面にある使い方を見てみると、特に水に関する記載は特にありませんが、水の温度については、「温度が高いほど洗剤が反応します」と、お掃除のプロである東京の便利屋さん エイトピース代表の塩月孝仁さん。
であれば、しっかりと汚れを落とすのに重要なのは、「水の温度」ということになります。それでは、プロが言う効果的な温度とはいったい何℃くらいなのでしょうか?
では、「水の温度」に注意して、実際に洗濯槽のお手入れを行っていきたいと思います。また、「放置時間」についても着目してみたいと思います。
①設定温度を50°Cにして熱湯で確実にカビを浮かせます
「温度が高いほど洗剤が反応する」というプロの見解から、お湯は50°Cに設定します。
それから、浴槽から50℃前後のお湯を洗濯槽へ移します。熱湯なので、ヤケドに注意しましょう。
②脱水前に停止し洗濯槽を揺らして半日以上放置するのがポイントです
お湯を入れ、洗剤を投入したら、洗濯機を通常洗濯モードで運転し、脱水する前に一時停止します。洗濯槽を揺らすと、その分カビが落ちやすくなります。
放置時間は2~3時間ではなく、半日以上置きましょう。すると、汚れが浮かんでくることから、半日ほど放置した後で脱水します。
では、この方法でどれくらい汚れが落ちたのでしょうか? 内視鏡で洗濯槽の裏側など、3つの箇所をチェック。お手入れ前とお手入れ後の状態を比べてみました。
水アカびっしりの洗濯槽の裏や底、フチがこんなにキレイに!
洗濯槽の裏側は掃除する前は水アカがびっしり付いています。
お手入れ後がこちら。つるんとして輝きがあります。
普段洗濯時に水滴を浴びやすい槽のフチ。お手入れ前はカビがびっしりついていましたが……、
お手入れ後はスルンとカビが取れて、ほぼ残っていません。フチ部分のカビも取れました。
残った洗剤がガンコにこびりついてる洗濯機の底。ドロッとして取りづらいです。
しかし、放置時間を長くとったことで、汚れも落としにくいカビもきちんと落とせました。
普通の水にカビ取り洗剤を入れて、ちゃんと洗濯槽を洗浄しているつもりでも、2~3時間放置しているだけじゃ汚れは落ちません。ポイントは①50℃以上の熱湯を使って②半日以上放置すること。ぜひ一度この方法を試してみてください。