しつこい茶渋・コーヒー渋を スッキリ落とすには?

水筒やコップの底に付着してしまった「茶渋・コーヒー渋」は、食器用洗剤とスポンジで必死にこすってもなかなか落ちない強敵。きちんと洗っていても、いつのまにか蓄積してしまいます。せっかくのお気に入りのマグカップも、これでは気分が落ちてしまいますよね。

しつこい茶渋・コーヒー渋をスッキリ落とすには? イメージ

そこで今回は、そんな茶渋に特化したお掃除グッズ「茶渋・コーヒー渋取り」に注目し、実際に効果があるのか比較してみました。

料理のプロ6名と主婦モニターのみなさんに、茶渋・コーヒー渋取り専用のグッズ4製品を実際に使ってもらい、以下の3項目で採点してもらいました。

①時短
②ラク
③実用性


その結果、圧倒的に手間が少なくキレイさっぱりと茶渋を落とせるアイテムは、トーヤクの「シブクリーン」でした!

浸けておくだけでピッカピカ! ラクチンキレイで金属にもOK

トーヤク:食器用浸け置き洗浄剤 茶渋汚れ取りシブクリーン:酸素系漂白剤

トーヤク
食器用浸け置き洗浄剤 茶渋汚れ取りシブクリーン
実勢価格:1083円
液性:弱アルカリ性

[評価はこちら!]
時短:○
ラク:○
実用性:○


ベストバイに選ばれたのは、浸け置き洗剤の「シブクリーン」。ハイターのような塩素系のキッチン漂白剤だと、ステンレスなど金属でできたものには使えません。でも、酸素系漂白剤のシブクリーンなら、素材を選ばず使えて便利です!

浸けておくだけでピッカピカ!ラクチンキレイで金属にもOK イメージ

水または温水に適量入れ、浸した後に水ですすぎます。軽い汚れなら15~30分程度、通常の汚れであれば30分~1時間程度、様子を見ながら漬けておきます。軽量タイプなので、まとめて洗いたいときや少量洗いたいときにも使えて便利です。

浸けておくだけでピッカピカ!ラクチンキレイで金属にもOK イメージ2

茶渋で真っ黒になってしまった食器は、強力な掃除用スポンジであってもこすって落とすのには限界があります。

浸けておくだけでピッカピカ!ラクチンキレイで金属にもOK イメージ3

シブクリーンに浸けておくだけで、頑固な茶渋汚れがこんなにキレイに落ちました! 塩素系漂白剤のようなキツイ匂いもしないので、あのツーンとした匂いが苦手な人にもピッタリです。

続いて、比較した他の茶渋・コーヒー渋取り専用の2製品の評価もご覧ください。

C評価: “水だけ”の響きは魅力的だけど
スポンジタイプは根気が必要

マーナ:茶しぶ落とし ニュースリム 2個入り:スポンジ
C評価: “水だけ”の響きは魅力的だけどスポンジタイプは根気が必要 イメージ

マーナ
茶しぶ落とし ニュースリム 2個入り
実勢価格:209円

[評価はこちら!]
時短:―
ラク:―
実用性:―


「水だけで茶渋が取れる」とうたっているスポンジタイプですが、実際にはなかなか汚れが落ちません。「時短にならないし手も疲れてしまいます……」と主婦モニターからの評価も低かったです。

C評価: コチラも汚れは落ちません
スポンジタイプの茶渋落とし

アイセン工業:茶しぶスポンジ:茶渋落とし

アイセン工業
茶しぶスポンジ
実勢価格:148円

[評価はこちら!]
時短:―
ラク:―
実用性:―


こちらも水だけで落ちる、とうたっているスポンジです。精一杯時間をかけてゴシゴシこすっても、汚れはキレイに落とせませんでした。

激落ちくんは確かに落ちるけど… 食器まで削り取ってしまうかも

同じスポンジタイプでも、レックの「激落ちポイポイ」ならしつこい汚れを落としてくれます。ただし、使用できる材質が決まっていることをご存知でしたか?

レック:激落ちポイポイ:メラミンフォーム

レック
激落ちポイポイ
実勢価格:151円

激落ちくんは確かに落ちるけど…食器まで削り取ってしまうかも イメージ

激落ちポイポイは、メラミンフォームという非常に細かい無数の網目で汚れを落とします。そのため、漆器類や光沢のあるプラスチック面などに使用すると細かなキズをつける恐れがあるのです。

使用できる材質をチェックしないでおくと、食器そのものも一緒に削ってしまう危険があります。万能ではありますが、大事な食器には使わないようにしたいものです。

食器や調理器具を磨き上げるために必要なのは、時間や根気ではなく、効果の高い使える便利アイテムです。ぜひ、今回の記事で紹介した製品で、お気に入りの食器をピカピカにしてみてくださいね。