【結論】紙パック式軽量コードレス掃除機のおすすめはニトリ【MONOQLOが検証】
紙パック式軽量コードレス掃除機のおすすめは、雑誌『MONOQLO』が実証テストを行いベストバイに輝いたニトリ「紙パック式 コードレス スティッククリーナー MA301SK」です。
約1.1kgと軽量ながら、吸引力検証では好成績を残しました。
パワーブラシを搭載し、フローリングはもちろんのこと、カーペットや長毛じゅうたんでもパワフルにゴミを吸引し、ほぼ完璧に掃除することができました。
また、負担が少ない持ち手やテーブルに仮置きしやすい構造など、細部の作りに使いやすさへのこだわりを感じました。
付属のアタッチメントも豊富で、家中の様々な場所の掃除に使いやすく、ヘッドには緑色のLEDライトが付いていて、埃を可視化しやすいなど機能面でも優秀です。
【ベストバイ】抜群の吸引力と使い勝手のよさで欠点なし
- ニトリ紙パック式 コードレス スティッククリーナー
目的別・紙パック式軽量コードレス掃除機のおすすめ
-
総合力なら吸引力も使い勝手も優秀な
-
ゴミの捨てやすさならワンタッチで捨てられる
これらのおすすめは実際の製品を比較して選びました。使う人の目的や状況によって最適な選択は異なりますので、どれが自分に合うかはこの後の選び方や、詳細なスコアを記した比較表を参考にしてみてください。
コードレス掃除機のトレンド

コードレス掃除機には、ダイソンをはじめとする吸引力を売りにした製品群や水拭き機能を搭載した高機能モデルなど様々ありますが、『MONOQLO』で人気を集めるのは、マキタをはじめとするお手頃価格かつシンプルな構造で紙パック式のモデル。
お手頃シンプル構造の紙パック式の製品が人気な理由は、吸引力が著しく優れている訳ではないものの、フローリング掃除くらいなら十分な吸引力と本体が軽量であること、シンプル構造ゆえにお手入れが簡単であること。
また紙パック式ならゴミ捨てが簡単で、サイクロン式のようなダストカップのお手入れも必要ない点が人気です。

それを証明するように、昨今のコードレス掃除機のトレンドは、なんといっても「軽量」であること。
各社から「約1kgの超軽量モデル」といった売り文句の新製品が続々発売され、家電量販店の売り場面積も類似の軽量モデルが席巻しています。
これらの軽量化の波はサイクロン式を主として売り出されていましたが、「これが紙パック式でできればいいのに」といった需要はやはりあったようで、2025年末から「約1kgの超軽量かつ紙パック式」という製品が登場してきました。
これは『MONOQLO』読者が最も欲するところである上、こういった製品を探していたという人も多いと考え、注目の製品を集めて検証を行いベストバイを見つけ出すのが本記事の趣旨です。
紙パック式軽量コードレス掃除機の検証ポイント

今回は、雑誌『MONOQLO』編集部が、家電量販店をはじめとした店舗やAmazon、楽天市場などのECサイトで購入できるコードレス掃除機の中から、本体重量が1kg前後で軽量かつ紙パック式の製品をピックアップ。
なおかつ、コードレス掃除機の中で特に人気の価格帯である3万円以下のベーシック価格帯のものを集めました。
検証では、晋遊舎のテスト専門機関「LAB.360」の松下和矢の協力のもと、「吸引力」「静音性」「使いやすさ」をチェック。
テストの詳細は下記のとおりです。
テスト1:吸引力

一般的な住宅の床材とゴミを想定し、フローリング、壁際、カーペット、長毛じゅうたんの4条件で各種ゴミを同条件で配置。
それら条件下で、掃除機を動かす速度も統一して、最強モードで吸引しました。
吸引後にゴミがどの程度残っているかを確認し、残らず吸引できているほど高評価としています。
①フローリング×砂

フローリングの上に、同量の粒の揃った砂を帯状に撒き、往復でどの程度吸引できたかを確認し評価。
②壁際×コーヒーの粉

フローリングの上に壁際を想定した木組みを作成。
同量のコーヒーの粉を撒いた状態で左右の壁に沿って吸引を行い、左側・右側・突き当たりの3カ所でどの程度吸引できたかを確認し評価。
③カーペット×コーヒーの粉

毛の長さが揃った一般的なカーペットの上に、同量のコーヒーの粉を帯状に撒き、往復でどの程度吸引できたかを確認し評価。
④長毛じゅうたん×紙片・髪の毛

ラグのように毛の長いじゅうたんの上に、同じ長さの紙片と髪の毛を交互に配置し、往復でどの程度吸引できたかを確認し評価。
テスト2:静音性

使用時を想定して、製品を傾けた状態で固定。
製品の真上と真横の所定位置に騒音計を設置し、各吸引モードでの騒音値を計測した上で平均値から静音性を評価しました。
テスト3:使いやすさ
①負担の少なさ

本体重量に加えて、実際に手に持った際に手にかかる負荷を計測し、各製品を扱う上での総合的な負担の少なさを評価しました。
②お手入れのラクさ

紙パックを取り換える際の手間の少なさに加えて、専用紙パックの容量を計測(限界まで吸引した粒状の樹脂ペレット重量を計測し、紙パックの最大容量として評価)し取り換え頻度の少なさも鑑みて、お手入れのラクさを総合的に評価しました。
③動かしやすさ

実際に掃除機をかけた際のヘッドの動きのなめらかさや床面との摩擦の少なさ、ソファの下などに入れやすいヘッドの高さかなどを確かめ、総合的な動かしやすさを評価しました。
④ハンディの使い勝手

隙間ノズルを装着した状態での本体の軽さや、片手で持った時の重心の位置や持ち手の握りやすさを確認し、ハンディで利用する際の使い勝手を評価しました。
⑤操作性

掃除機を片手で持った状態でモード変更ボタンなどをラクに操作できるか、その他便利な機能はあるかといった使用時の操作性とともに、ドックの利便性や充電のしやすさなど収納時の操作性も加味して総合的に評価しました。
【比較】紙パック式軽量コードレス掃除機のおすすめランキング
雑誌『MONOQLO』編集部が実際に比較検証してわかった、紙パック式軽量コードレス掃除機のおすすめランキングです。ベストバイ1位はニトリ「紙パック式コードレス スティッククリーナー」、2位は山善「軽量紙パック式スティッククリーナー(スタンド付)」、3位はシロカ「2way コードレススティッククリーナー 紙パック式 かるピカ パワー」、4位はドウシシャ「紙パック式軽量掃除機(MAGIC LIGHT II)」でした。以下は吸引力・静音性・使いやすさなどを比べた当サイト独自の結果です。
| 商品 | 総合評価順 | 安い順で並びかえる | おすすめポイント | 吸引力 | 静音性 | 使いやすさ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ニトリ紙パック式 コードレス スティッククリーナー
![]() |
|
カーペットなどでも高い吸引力を発揮/握りやすい持ち手/付属のアタッチメントが豊富 |
20.9cm |
23cm |
99.8cm |
1.1kg(約) |
||||
山善軽量紙パック式スティッククリーナー(スタンド付)
![]() |
|
カーペットなどでも高い吸引力を発揮/ゴミ捨てがワンタッチでとてもラク |
21.2cm |
20.5cm |
101cm |
1kg |
||||
シロカ2way コードレススティッククリーナー 紙パック式 かるピカ パワー
![]() |
|
本体のお手入れがラク/ドックの作りや操作性が優秀 |
9cm |
11cm |
46cm |
0.7 kg |
||||
ドウシシャ紙パック式軽量掃除機(MAGIC LIGHT II)
![]() |
|
非常に軽い/稼働音が比較的静か |
20.8cm |
8.5cm |
111.2cm |
0.83kg |
【1位】ニトリ「紙パック式コードレス スティッククリーナー」
- ニトリ紙パック式 コードレス スティッククリーナー
- 吸引力
- 静音性
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- カーペットなどでも高い吸引力を発揮
- 握りやすい持ち手
- 付属のアタッチメントが豊富
- がっかりポイント
-
- 静音性はそれほど高くない
- 幅
- 20.9cm
- 奥行
- 23cm
- 高さ
- 99.8cm
- 重量
- 1.1kg(約)
- 型番
- MA301SK
吸引力:4製品中で最強の吸引力で欠点なし

パワーブラシ(ブラシが回転して自走するブラシ)を搭載しており、フローリングに撒いた砂はもちろんのこと、カーペットに撒いたコーヒーの粉や長毛じゅうたんに配置した紙片や髪の毛もほぼ残すことなく吸引できました。
①フローリング×砂
往路の段階でほとんどの砂を吸引できており、わずかにの残っていることが確認できます。
復路を終えた段階では、砂の残りは確認できず全て吸引できていることが確認できました。
②壁際×コーヒーの粉

下側の壁際に目視できるレベルのコーヒーの粉が残っていました。
また、上側の突き当たり近くにも多少の残りが見られますが、突き当たり部分にはほとんど残っていません。
③カーペット×コーヒーの粉
往路の段階で、ほんのわずかにコーヒーの粉が残っている程度まで吸引しています。
復路の段階では、目視できるコーヒーの粉の残りはなく、全て吸引できたことを確認。
④長毛じゅうたん×紙片・髪の毛

往復の吸引を終えた段階で、紙片の残りは2個(10個中)、髪の毛の残りは0本(10本中)となっており、ほとんどを吸引できました。
静音性:掃除機としては一般的な音の大きさ
| 吸引モード | 最強モード | 最弱モード | ||||
| 騒音値 | 真上 | 真横 | 平均 | 真上 | 真横 | 平均 |
| 75.9dB | 73.3dB | 74.6dB | 72.8dB | 70.4dB | 71.6dB | |
静音性の検証結果は上の表の通りです。
掃除機の音としては一般的なレベルで、特別うるさい訳でもなく、特別静かな訳でもなくといった印象。
ただし、他製品と比べると圧倒的な吸引力でありながら、音自体は他製品と比べて差がないという点で見ると、相対的に静かな方であるともいえます。
使いやすさ:使いやすい設計でここがダメという点がない完成度
①負担の少なさ

本体重量は約1.1kgと軽く、持ち手を握って本体を傾けた際に、腕を自然に下ろした状態に近い形で保持できる点がグッド。

また、持ち手が棒状ではなく、輪っかになっている上で細めに作られており、握り込まなくても軽く指を引っ掛けるようにして使えるため、非常にラクです。
手にかかる負荷の計測値は「7.88N」となっており、数値上は最も負荷が高いですが、前述の持ち手の形状のよさも相まって、実際には他製品よりも断然負荷が少なく感じます。
②お手入れのラクさ

紙パックの交換は簡単で、本体から紙パックケースを外して固定パーツを外すと取り外しできます。

簡単で手間のかからない構造ながら、紙パックケースを外した際に中のゴミが飛び出してくるようなこともなく、ストレスはありませんでした。
また、新しい紙パックは所定の位置にはめて固定パーツを押し込むだけなので、取り換えも非常にラクです。
紙パックの容量を計測するために、樹脂ペレットを限界まで吸引した結果、「218.5g」吸引できました。
軽量コードレス掃除機の容量としては申し分なく、取り換えをそこまで頻繁に行わなくて済む点もグッド。

定期的に掃除が必要なフィルターも作業しやすい開けた場所に付いているので、着脱がしやすいのもグッド。

パワーブラシに髪の毛などが絡まった際は、ブラシを取り外すことができ、ブラシ自体は水洗いも可能です。
③動かしやすさ

パワーブラシ搭載で、自走するためヘッドの動きは非常にスムーズです。
カーペットのような摩擦の多い床材でも、軽い力で動かすことができました。

またハンドルを捻ることでヘッドが滑らかに左右に回ってくれるので、狭い場所の掃除もしやすいといえます。

ヘッドの高さは、最高点の実測で「4.5cm」となっており、ソファーの下や脚つき衣装ケースの下などであれば入っていくことができます。
④ハンディの使い勝手

隙間ノズルを装着した状態の重量は「790g」と軽く、片手で肩上まで持ち上げての掃除もラクに行うことができました。
また、この際も持ち手がくの字になっていることのメリットがあり、任意の角度で握ることができるため手首の負担が少ないです。
⑤操作性

操作ボタンは持ち手の上に付いているので、非常に操作しやすく電源ボタンとモード切り替えボタンが独立している点もグッド。

ドックへの収納時は軽く引っ掛けるだけでカチッとはまり安定してくれます。
また、ドックから取り外す際も上にスッと持ち上げるだけで外れるので、ストレスなく使用できました。

加えて、ドックに本体を引っ掛けると同時に充電プラグが挿さって充電される構造になっており、わざわざプラグを差し込む必要がない点がラクです。

掃除の合間に少しだけどこかに立て掛けたいといった際には、紙パックケースの下部が平らになっているため、上の写真のように引っ掛けておけるのが非常に便利。
こういった気の利いた構造になっている点は、さすがニトリだと思わされます。

付属のアタッチメントは、隙間ノズルの他に寝具や車のシートなどに使いやすい「ミニパワーブラシ」、サッシなどの溝の掃除に便利な「スイープブラシ」、網戸やテーブルの上などを掃除する際に便利でブラシの着脱も可能な「2Wayハンディブラシ」と豊富です。
また、蛇腹で伸縮する「フレキシブルホース」も付属しており、これだけあれば家中あらゆるところの掃除が可能です。

パワーブラシには、緑色のLEDライトが付いており埃などが見やすくなる点も高評価。
以上のように、ニトリは他製品と比べてもダントツで機能性や付属品などが多く、操作性でも文句なしのベストといえます。
【2位】山善「軽量紙パック式スティッククリーナー(スタンド付)」
- 山善軽量紙パック式スティッククリーナー(スタンド付)
- 最安価格: ¥17,800〜
- 吸引力
- 静音性
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- カーペットなどでも高い吸引力を発揮
- ゴミ捨てがワンタッチでとてもラク
- がっかりポイント
-
- 稼働音が比較的大きめ
- 手首や前腕に負荷がかかりやすい持ち手
- 幅
- 21.2cm
- 奥行
- 20.5cm
- 高さ
- 101cm
- 重量
- 1kg
- 型番
- EKSP-SL600
吸引力:ベストバイに比肩する吸引力の高さ

パワーブラシ搭載で、カーペットや長毛じゅうたんのゴミもパワフルに吸引できていました。
壁際の吸引結果が少し振るわなかったものの、フローリングやカーペットの吸引結果は1位と同等となっています。
①フローリング×砂
往路の段階でほぼ全ての砂を吸引できており、残りがわずかに確認できる程度でした。
復路を終えた段階では、砂の残りは確認できず全て吸引できていることが確認できました。
②壁際×コーヒーの粉

上側の壁際にわずかにコーヒーの粉が残っており、下側の壁際にははっきりと吸いきれなかったコーヒーの粉が集まっていました。
突き当たり部分は全く残らず吸引しきれていました。
③カーペット×コーヒーの粉
往路の段階であらかたのコーヒーの粉を吸引できており、わずかにの残っている程度です。
復路を終えた段階では、コーヒーの粉の残りは確認できず、全て吸引できていました。
④長毛じゅうたん×紙片・髪の毛

往復の吸引を終えた段階で、紙片の残りは1個(10個中)、髪の毛の残りは0本(10本中)となっており、ほぼ満点の結果でした。
静音性:音の大きさは及第点でした
| 吸引モード | 最強モード | 最弱モード | ||||
| 騒音値 | 真上 | 真横 | 平均 | 真上 | 真横 | 平均 |
| 81.2dB | 78.1dB | 79.7dB | 71.5dB | 70.8dB | 71.2dB | |
今回検証を行った4製品の中では、最も音が大きいという結果でした。
コードレス掃除機の静音性能としては、及第点といったところです。
使いやすさ:ワンタッチでできるゴミ捨てが魅力
①負担の少なさ

本体重量は1kgで、軽いですが持ち手が真っ直ぐかつ太めなので、持ちやすさは及第点。
手にかかる負荷の計測値は「6.38N」で、数値上は比較した4製品中では最も負荷が少ないです。
②お手入れのラクさ

紙パックの交換がワンタッチでラクにできるのが本製品の一番の特徴です。
紙パックケースの開閉ボタンを押すと、フタがパカッと開いてそのまま紙パックを触らずに捨てられる構造になっています。
また、専用紙パックの開口部に弁が付いており中のゴミが出てきにくいので、捨てる際も安心です。

新しい紙パックはスポッと入れてフタを閉めるだけでよいので、お手入れが非常にラクです。
紙パックの容量計測では、樹脂ペレットが「223.1g」入り、今回検証した製品の中で最大。
これなら取り換え頻度も少なめで、ストレスなく使えます。

ブラシは取り外してお手入れすることが可能です。
しかし、フィルターは紙パックケースの最奥にあり、長い箸などでつまんで着脱せねばならず非常に面倒です。
③動かしやすさ

パワーブラシ搭載で、自走するため動きは非常にスムーズです。
カーペットやラグの上でもスイスイ動かすことができました。

ヘッドの動きもスムーズで、ハンドルを捻ると思った通りに左右に回ってくれるので、椅子の下などの狭い場所の掃除にも便利です。

ヘッドの高さは、最高点で実測「4.4cm」となっており、ソファーの下などの掃除にもってこいです。
④ハンディの使い勝手

隙間ノズルを装着した状態の重量は「740g」と非常に軽く、片手での操作もラクです。
ただし、真っ直ぐな持ち手を握る都合上、腕を伸ばした状態だと前腕の筋肉に負荷がかかりやすい点はネックです。
⑤操作性

操作ボタンは、持ち手を握った状態でも親指で操作しやすい位置にありグッド。

ドックでの充電はプラグを毎回挿す必要があり、手間でした。
また、ドックの内部にケーブルを隠すこともできないので、収納時の見た目が不恰好な点は気になります。

付属のアタッチメントは、隙間ノズルのみとなっています。
【3位】シロカ「2way コードレススティッククリーナー 紙パック式 かるピカパワー」
- シロカ2way コードレススティッククリーナー 紙パック式 かるピカ パワー
- 最安価格: ¥17,420〜
- 吸引力
- 静音性
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 本体のお手入れがラク
- ドックの作りや操作性が優秀
- がっかりポイント
-
- フローリングでの吸引力が低め
- 幅
- 9cm
- 奥行
- 11cm
- 高さ
- 46cm
- 重量
- 0.7 kg
- 型番
- SV-SK351
吸引力:カーペット類は得意なもののフローリングは苦手でした

パワーブラシを搭載しており、カーペットや長毛じゅうたんでは高い吸引力を発揮しましたが、フローリングでの吸引が不得意でゴミが多く残ってしまっていました。
①フローリング×砂
往路の段階では、目地などに砂が結構残っている状態です。
表面にもうっすらと砂粒が残っており、あまり吸引できていません。
復路を終えた段階でもやや砂が残り、パワーブラシで砂を散らしてしまった形跡も見られました。
フローリングの上の軽いゴミを吸引するのが不得意なことがわかります。
②壁際×コーヒーの粉

上側の壁際、下側の壁際ともに手前から奥まで多量にコーヒーの粉が残っており、あまり吸引できていません。
突き当たり部分にはコーヒーの粉は残っていないので、ヘッド側面の吸引力はそれほど高くない様子です。
③カーペット×コーヒーの粉
往路の段階でほぼ残らずコーヒーの粉を吸引できていました。
往路を終えた段階で、コーヒの粉の残りは確認できず全て吸引できていました。
フローリングの場合と異なり、カーペットでは高い吸引量があることを示しています。
④長毛じゅうたん×紙片・髪の毛

往復の吸引を終えた段階で、紙片の残りは1個(10個中)、髪の毛の残りは0本(10本中)となっており、2位の山善と同様トップタイの成績です。
このことからブラシでゴミを絡めとるような場合の掃除は得意なことがわかります。
静音性:平均的な音の大きさです
| 吸引モード | 最強モード | 最弱モード | ||||
| 騒音値 | 真上 | 真横 | 平均 | 真上 | 真横 | 平均 |
| 74.3dB | 73.3dB | 73.8dB | 71.5dB | 73.5dB | 72.5dB | |
静音性は、検証した4製品の中でも中間の平均的なレベルです。
それほど静かではありませんが、コードレス掃除機としては一般的な音の大きさです。
使いやすさ:本体のお手入れがしやすいのが魅力
①負担の少なさ

本体の重量は「1.05kg」と軽量。
持ち手に少し角度が付いており、真っ直ぐの棒状のものと比べると手首や上腕への負担が少なめです。
ただし、持ち手が太めなため人によっては握りにくいと感じる可能性もあります。
手にかかる負荷の計測値は「6.43N」で、数値的にも実際の感覚的にも軽く、負担が少ないです。
②お手入れのラクさ

紙パックケースがガバッと外れる方式です。

ストッパーはバネの力で紙パックを挟み込む構造になっており、ストッパーを押し上げればスルッと外れるため、紙パックに触れずに捨てることもできます。
新しい紙パックの取り付けも手間なく簡単です。

フィルターは固定具ごとスライドして取り外せる仕組みになっており、お手入れが非常にラクな点がグッド。

ヘッドのブラシはもちろん取り外すことができ、ブラシの軸部分以外は水洗いすることが可能です。
③動かしやすさ

パワーブラシ搭載のため動かしやすく、カーペットやラグの上などでもスムーズに動かすことができます。

ヘッドの動きもスムーズで、意図どおり回転してくれるので狭い場所の掃除もしやすいです。

ヘッドの高さは、最高点で実測「4.3cm」となっており、家具の下などの掃除にも便利です。
④ハンディの使い勝手

隙間ノズルを装着した状態の重量は「740g」と非常に軽いです。
ただし、重心が手に近いところにあるので実際に持ってみるとズッシリした感覚はありました。
持ち手が手に沿うような形になっており、フィット感が高く肩上まで持ち上げても前腕部にそれほど負荷はかかりません。
⑤操作性

操作ボタンが持ち手から少し離れた位置にあり、特にモード切り替えボタンは親指をグッと伸ばさないと届きにくいため、片手での操作が少ししにくいです。

ドックに収納して充電する際は、ケーブルを毎度差し込む必要があり手間がかかります。
ドックの形状は2位の山善とよく似ていますが、シロカはケーブルを支柱の中に通すことができ多少見栄えはよいです。

付属のアタッチメントは、隙間ノズルのみとなっています。
【4位】ドウシシャ「紙パック式軽量掃除機(MAGIC LIGHT II)」
- ドウシシャ紙パック式軽量掃除機(MAGIC LIGHT II)
- 最安価格: ¥7,678〜
- 吸引力
- 静音性
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 非常に軽い
- 稼働音が比較的静か
- がっかりポイント
-
- 吸引力が足りない
- 充電が面倒
- 幅
- 20.8cm
- 奥行
- 8.5cm
- 高さ
- 111.2cm
- 重量
- 0.83kg
- 型番
- DSV-025P
吸引力:吸引力が低くフローリングのゴミも吸いきれません

今回検証した4製品の中では唯一パワーブラシを搭載していない「床ブラシ」のモデルです。
床ブラシの特徴は、フローリングでは十分な吸引力があるものの、カーペットやラグなどに絡まったゴミは苦手であること。
本製品も例に漏れず、フローリングではある程度の吸引力があったものの、カーペットや長毛じゅうたんでの吸引力検証では振るわない結果となりました。
①フローリング×砂
往路の段階では、砂を吸いきることができずヘッドが通過した部分に筋状に残っているような状態でした。
復路を終えた段階でも砂を取りきることができず、目地など各所に散らばって残っていました。
吸引力自体がそれほど高くないことがうかがえます。
②壁際×コーヒーの粉

壁際の吸引結果は比較した4製品の中でもダントツで、上側の壁や下側の壁、突き当たり部分のいずれにもコーヒーの粉が残っておらず、満点の結果になりました。
床ブラシモデルであるがゆえに、ゴミを吹き飛ばさずに確実に吸い取ることができたために優秀な結果となったと考えられます。
また、砂よりも粒が大きいコーヒーの粉の方が吸い取りやすかったことも理由の一つと考えます。
③カーペット×コーヒーの粉
往路の段階では、ほとんどコーヒーの粉を吸引できておらず、写真でもわかるほど残ってしまっています。
復路を終えた段階でも、カーペットの中央部が黒くなっており、コーヒーの粉が取りきれていないことがわかります。
床ブラシモデルである以上、多少は仕方のないことですが、やはりカーペットのような床材は苦手です。
④長毛じゅうたん×紙片・髪の毛

往復の吸引を終えた段階で、紙片の残りは1個(10個中)、髪の毛の残りは9本(10本中)となっており、髪の毛はほとんど吸うことができていません。
パワーブラシを搭載していないため、じゅうたんに絡まった髪の毛を掻き出して吸引するといったことができず、予想通りの結果となりました。
静音性:掃除機としては一般的な音の大きさ
| 吸引モード | 最強モード | 最弱モード | ||||
| 騒音値 | 真上 | 真横 | 平均 | 真上 | 真横 | 平均 |
| 73.7dB | 68.2dB | 71.0dB | 69.4dB | 64.1dB | 66.8dB | |
比較した4製品の中では、最も静かでした。
最強モードでも70dB前後の騒音値で、コードレス掃除機としては比較的静かな部類です。
使いやすさ:圧倒的な軽さで取り回しがよい
①負担の少なさ

本体の重量は「0.83kg」と極めて軽量です。
持ち手は真っ直ぐの棒状ですが、圧倒的に軽いので手首への負担も感じません。
手にかかる負荷の計測値は「5.10N」で、やはり軽さゆえに負担も少ないです。
②お手入れのラクさ

紙パックの交換は、本体のレバーを下げてフタを開く水筒のような構造です。
延長パイプを繋げたままだと開けにくいのですが、わざわざパイプを外すのも億劫なのがストレスです。

フタを開くと直接紙パックが入っているので、取り出して交換するだけと簡単。

紙パックケース部分は分解が可能で、奥にあるフィルターを取り出す際は手が届きやすくなり、お手入れもラクです。
③動かしやすさ

床ブラシモデルのため、自走式のようにスルスル動く感覚はありません。
フローリングでも多少摩擦感があり、動かしにくいと感じることもあります。

ヘッドの回転などはスムーズに行えますが、軽すぎて回転させた際に浮いてしまうこともある点がネック。

ヘッドの高さは、最高点で実測「4.5cm」となっており、家具の下などを掃除する際も薄くて入りやすいです。
④ハンディの使い勝手

隙間ノズルを装着した状態の重量は「610g」とほぼ重さを感じないレベルです。
ただし、隙間ノズルが短めで本体に直付けすると高いところには届きにくくなってしまいます。
⑤操作性

操作ボタンは持ち手から離れているので、片手で持った状態で操作するのは難しく感じます。

「USB-A」で給電する充電ケーブルのみが付属しており、充電するには別途USB電源が必要です。
ケーブルも短めなので、棚の上などに置いて充電しなければならず、少し使いにくいです。

付属のアタッチメントは隙間ノズルのみです。
他の製品のノズルと比べて短めなため、高所よりも手元の掃除などに使用するためのものといった印象です。
【番外編】紙パック式吸引ドック搭載の軽量コードレス掃除機も検証
番外編として、新しく発売された紙パック式の吸引ドックを備えたコードレス掃除機も検証してみました。
CCP「ステーション極軽クリーナー」
- CCPステーション極軽クリーナー
- 最安価格: ¥24,664〜
- 吸引力
- 静音性
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 軽量ながら吸引力は申し分ない
- クリーナーの稼働音が比較的静か
- がっかりポイント
-
- ヘッドの横幅が大きく狭い場所の掃除に向かない
- 隙間ノズルが短く延長もできない
- 幅
- 23.5cm
- 奥行
- 21cm
- 高さ
- 106cm
- 重量
- 1.1kg
- 型番
- CM-HC29 GB
吸引力:壁際以外の掃除には十分な吸引力でした

パワーブラシを搭載し、吸引力は申し分ない実力でしたが、吸引口の両端の出っ張りが大きいため、壁際などの掃除ではサイドから吸い込む量が少ない結果となりました。
①フローリング×砂
往路の段階で、少し砂が残っている状態です。
特に目地の砂は吸引しきれていませんでした。
復路を終えた段階で、目地に少しだけ砂が残っている程度まで吸引することができました。
②壁際×コーヒーの粉

突き当たり部分はキレイに吸引できていますが、上側と下側の壁にコーヒーの粉の残りが目立つ結果となりました。
③カーペット×コーヒーの粉
往路の段階で、全て吸いきることはできず、少しコーヒーの粉が残っていました。
復路を終えた段階では、わずかにコーヒーの粉が残ったものの、あらかた吸引できていました。
④長毛じゅうたん×紙片・髪の毛

往復の吸引を終えた段階で、紙片の残りは2個(10個中)、髪の毛の残りは0本(10本中)となっており、ほとんどを吸引できました。
静音性:ドックへの集塵時の稼働音が大きめ
| 吸引モード | 最強モード | 最弱モード | ドック吸引 | ||||
| 騒音値 | 真上 | 真横 | 平均 | 真上 | 真横 | 平均 | 78.3dB |
| 72.6dB | 72.5dB | 72.6dB | 68.3dB | 67.0dB | 67.7dB | ||
本体の吸引音は比較的静かですが、ドックの吸引音は大きく、総合的に見ると一般的な音の大きさといった印象でした。
使いやすさ:軽量で小回りがきくもののヘッドが大きくて邪魔になる
①負担の少なさ

本体重量は「1.1kg」で、持ち手がくの字に曲がっているため、腕を自然に下ろした状態で保持できます。
持ち手は少し太めですが、人差し指をかけられるくぼみがあり、フィット感は高いです。
手にかかる負荷の計測値は「6.77N」と軽めで、実際の感覚的にも負担が少ない印象です。
②お手入れのラクさ

使用後はドックに収納し、上面にある吸引ボタンを押すとクリーナー内部のゴミをドック側に集塵してくれます。

ドック内部には紙パックが入っており、ここにゴミを集めてくれる仕組みです。
クリーナーのダストケースの容量はかなり小さいですが、ドックの紙パックは大きめで、樹脂ペレットを使った容量計測では「312.5g」入りました。

クリーナーのダストケースには、HEPAフィルターとフィルターカバーが入っており、取り外しは簡単です。
フィルターカバーとダストケースは水洗いが可能で、お手入れはそれほど面倒ではありませんでした。

ヘッドのブラシは取り外しできますが、水洗いはできません。
③動かしやすさ

パワーブラシ搭載で、自走するため軽い力で動かすことができます。
ただし、ヘッドが重めのためカーペットなどの床材だと少しひっかかりを感じます。

ヘッドの動きはスムーズで、滑らかに左右に回転してくれますが、ヘッドの横幅が大きく椅子の下などの狭い場所の掃除には少し不便です。

ヘッドの高さは、最高点で実測「4.4cm」となっており、ソファーの下などに入っていけます。
④ハンディの使い勝手

隙間ノズルを装着した状態の重量は「720g」と非常に軽く、片手での操作もラクに行えます。
ただし、隙間ノズルが短いため高所の掃除や奥まった隙間などに使いにくい点がネック。
⑤操作性

操作ボタンはひとつだけで、電源オン→弱モード→強モード→電源オフの順に切り替わります。
電源と吸引モードの変更ボタンが独立していないので、少し操作が煩わしい点が気になりました。

充電はドックに立てかけるだけで自動で開始するため、コードなどを差す必要がなくラクです。
ドックとクリーナーの固定は磁石でくっつく方式で、着脱もしやすく便利に使えました。

付属のアタッチメントは短い隙間ノズルのみとなっています。
また、パイプの先に隙間ノズルを取り付けることはできないため、延長することはできません。
以上、番外編として紙パック式の吸引ドック付きコードレス掃除機の検証結果でした。
【まとめ】紙パック式軽量コードレス掃除機テストの振り返り
以上、紙パック式軽量コードレス掃除機のおすすめランキングでした。
ベストバイに輝いたのは、吸引力と使いやすさで高評価を得たニトリ「紙パック式コードレス スティッククリーナー」です。
- ニトリ紙パック式 コードレス スティッククリーナー
紙パック式軽量コードレス掃除機が気になっている人は、今回のランキングを参考にお気に入りを見つけてみてくださいね。







