自宅カラオケが楽しめるBluetoothスピーカーとは?
カラオケスピーカーとは?
「カラオケスピーカー」とは、スマホなどから出力された音源のボーカルをカットしてくれるBluetoothスピーカー。付属のマイクを使うことで、まるでカラオケのように楽しめます。microSDカードの音楽を再生することもできます。
ライソン「よいどれスピーカー&マイク」
- ライソンよいどれスピーカー&マイク
- 実勢価格: ¥5,013〜
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2023年7月に登場したカラオケスピーカーが、ライソン(LITHON)「よいどれスピーカー&マイク」です。
自宅にいながらカラオケが楽しめるブルートゥーススピーカーで、通常のスピーカーとしても使えます。
- サイズ(スピーカー)
- W11.3×D11.3×H14.6cm(約)
- 重量(スピーカー)
- 700g(約)
- サイズ(マイク)
- W3.6×D3.6×H12.5cm(約)
- 重量(マイク)
- 60g(約)
- スピーカー口径
- 57mm(直径)
- 型番
- KABS-043B
はたして、ライソン「よいどれスピーカー&マイク」は本当に気持ちよく歌えるのでしょうか。『家電批評』のカラオケ好き編集者が、おすすめなのか実際に試してみました。
検証方法は?
これまで、さまざまなカラオケガジェットを検証してきた『家電批評』のカラオケ好き編集者が実際に使用。カラオケボックスとの違いや機能性、使用感などをチェックしました。また、録音して歌声の客観的な聞こえ方も確認しました。
それでは、検証結果を順に解説していきます。
カラオケ性能の検証結果は?
テスト1:歌声
- 評価:微妙
正直、ちょっと歌いにくいと感じました。
音楽から歌声だけを消してカラオケ風にしてくれるボーカルカット機能は優秀。歌声が完璧に消えます。
しかし、実はカラオケをする場合、歌声はちょっと残っていたほうがガイドボーカルの役割を果たしてくれるため、歌いやすいという面があるんです。ボーカルのカットをしすぎです。また、エコーのかかり方も不自然で、あまり気持ちよく歌えませんでした。
テスト2:音質
- 評価:微妙
スピーカーとしての音質は、あまりいいとはいえません。
音量を上げると音が割れ気味なうえ、低音が弱め。そのため、男性ボーカルよりも女性ボーカルのほうが再現性はマシな印象です。
また、360度スピーカーかと思いきや、よく見ると筐体の穴がふさがっている箇所があり、音は横と下からしか出ません。
テスト3:マイク
- 評価:微妙
持ちやすさも操作性も微妙でした。
付属のマイクはかなり小さく、手の大きな人は持ちにくいかもしれません。
また、ボタンも小さいため、カラオケ中の音量の上げ下げやエコーの強弱などの操作もしにくく、カラオケに集中できませんでした。
テスト4:設置性
- 評価:優秀
スピーカーが小型なので、置き場所に困らない点は良かったです。
本体サイズは約11cm四方とかなりコンパクト。机の上やサイドテーブルに出しっぱなしにしていても邪魔になりません。
また、ハンドル付きで持ちやすいので、カラオケをしたくなったときにサッと持ち運べて、準備の手間がかからない点は優秀でした。
カラオケガジェットのベストバイと使い勝手を比較
過去に検証をしてベストバイに選ばれたカラオケマイクと、カラオケサウンドバーとも比較し、使い勝手を検証しました。各製品の「機能性」「音質・エコー・マイク」「設置性」「価格」をチェックしました。
比較したのは、次の2製品です。
Gigastone「Bluetooth カラオケマイク GJKM-8500」
- ギガストーンBluetooth カラオケマイク
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Gigastone「Bluetooth カラオケマイク GJKM-8500」はカラオケマイク5製品の比較でベストバイになった製品。とにかく低音が重厚で、エコーの響きはまるでカラオケルームで歌っているかのような満足感を得られます。
正面に配置されているボタンは、長押しや連続押しの操作もないので、見ただけで直感的に、簡単に操作できます。
- 型番
- GJKM-8500
共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA(カラカラ)」
- 共同テレビジョンカラオケサウンドバー KARA×KARA
- 検証時価格: ¥65,780〜
共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA(カラカラ)」は、テレビにHDMIケーブルで接続するだけで、カラオケが歌えるサウンドバー。キーやテンポの上げ下げ、採点、スマホアプリで操作などができます。
専用のカラオケアプリのほかにもYouTubeやNetflixなどの動画配信の視聴も可能で、セットトップボックスとしても使えます。
- 幅
- 916mm
- 奥行
- 115mm
- 高さ
- 80mm
- 重量
- 2.5kg
それでは、製品ごとに検証結果を見ていきましょう。
使い勝手の検証結果は?
ライソン「よいどれスピーカー&マイク」
機能性【評価:合格】
ボーカルカットやエコーなど、必要な機能は搭載しています。採点は非搭載です。
音質・エコー・マイク【評価:微妙】
歌声が不自然に聞こえるほか、マイクがたまに音を拾ってくれないこともあります。
設置性【評価:優秀】
置き場所を選ばず、出しっぱなしにしても邪魔になりません。持ち運びもしやすいです。
価格【評価:合格】
約1万円とBluetoothスピーカーとしては平均的な価格。カラオケ機能の分、お得かもしれません。
Gigastone「Bluetooth カラオケマイク GJKM-8500」
機能性【評価:合格】
こちらもボーカルカット、エコーはしっかり搭載するも、採点はできません。
音質・エコー・マイク【評価:合格】
低音がしっかりと響き、歌っているとリズムに乗れますが、総合的な音質はそこそこです。
設置性【評価:合格】
コンパクトではありますが、普段は収納して必要なときに取り出すのはやや手間です。
価格【評価:優秀】
ためらわずにお試しで購入できる、5000円を切る価格は魅力的です。
共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA(カラカラ)」
機能性【評価:優秀】
音源をほかに用意する必要がなく、かなり本格的で採点機能まで搭載しています。
音質・エコー・マイク【評価:良好】
歌声が自然に響き良好。マイクの音を拾う範囲がやや狭いのが惜しかったです。
設置性【評価:微妙】
本体幅が約1mあるうえ、テレビに接続する必要があるので設置場所を選びます。
価格【評価:微妙】
かなり本格的なので仕方がないとはいえ、6万円という価格は購入をかなり考えます。
カラオケスピーカー、ライソン「よいどれスピーカー&マイク」検証まとめ
ライソン「よいどれスピーカー&マイク」
- ライソンよいどれスピーカー&マイク
- 実勢価格: ¥5,013〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥5,350〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥5,013〜
- 総合評価
以上、ライソン「よいどれスピーカー&マイク」検証の検証レビューでした。
肝心のカラオケ性能については「最低限カラオケができる」というレベル。あくまでも簡易的なカラオケが自宅で楽しめるという製品なので、過度な期待は禁物です。
「よいどれ」の名のとおり、宅飲みでお酒とおつまみだけじゃちょっと物足りない、というときに使うのがよいかもしれません。
ただ、大のカラオケ好きである編集部員としては、エコーのかかり方が不自然で歌いにくく、普段よりも歌が下手に聞こえてしまったのが残念だったとのこと。改良に期待します!
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歌っていて「あれ? 僕ってこんなに歌が下手だったっけ?」と不安になりました。