AV機器暮らしの悩み&ストレスが解決できるWi-Fi術って?

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今では私たちの生活に欠かせないものとなったWi-Fi。ですが、そんなWi-Fiのことを「ギガの節約で使うもの」程度に考えていませんか?

実は、最新家電の多くはWi-Fiと連携させることでより便利になるんです。そこで、本音の家電ガイド『家電批評』が、快適な部屋づくりができるストレスゼロの最新Wi-Fi術をお届けしちゃいます。

Wi-Fi術を駆使して家中の悩みを解決するとともに、「ぶっちゃけ、Wi-Fiのことよくわかってない」というストレスも解決します!

AV機器「画面連動ライト」でテレビがもっと楽しめる!

「画面連動ライト」でテレビがもっと楽しめる! イメージ

快適な部屋づくりにあたり、「リビング」「キッチン」「風呂・トイレ」など、エリアごとにフォーカスしました。

今回は自分の部屋編です。エンタメや趣味にだってWi-Fiは大活躍。そこで取り上げるのは、映像の迫力や没入感をワンランク格上げしてくれる「スマートライト」です。

お部屋を照らすライトながらHDMI端子によって薄型テレビと連動して動くという、新発想のアイテム。もう、いつものテレビじゃ満足できなくなってしまうかもしれませんよ。

AV機器テレビが激映えする「Philips Hue スマートライト」

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※画像はAmazonより

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Philips Hue ブリッジ
実勢価格:6800円(税抜)

テレビが激映えする「Philips Hue スマートライト」 イメージ2

※画像はAmazonより

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Play Light Bar 2本セット
実勢価格:1万3800円(税抜)

テレビが激映えする「Philips Hue スマートライト」 イメージ3

※画像はAmazonより

Philips Hue
Play HDMI Sync Box
実勢価格:2万9800円(税抜)

せっかく高画質なテレビで映画やゲームを見るのだから、もっと気分を盛り上げたい! そんな人にぜひ体験して欲しいのが「Philips Hue スマートライト」です。

テレビが激映えする「Philips Hue スマートライト」 イメージ4

Philips HueはWi-Fi連動でライトをコントロールするシリーズですが、今回紹介するのはテレビの映像に合わせてテレビ後方の壁をライトアップすることで、より映像のダイナミックさを演出する連動ライトの組み合わせです。

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通常のブリッジ以外に専用のPlay HDMI Sync Boxやライトバーを用意する必要があるなど、機材は多いですが効果は抜群。セット販売している製品もあります。

本郷武敏
MONOQLO編集部
本郷武敏 のコメント

正直ちょっと高いけど、想像の3倍感動できました!

こちらの2つのアプリも必要

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Philips Hue
実勢価格:無料

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Philips Hue Sync
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ライトを操作する基本的なものと、Play HDMI Sync Boxで映像と連動してライトを光らすためのもの、ふたつのアプリが必要となるのでインストールしておきましょう。

AV機器映像を解析。その映像にフィットする光の演出をしてくれる

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実は人間がテレビ画面で知覚する色は背後の壁の色の影響を受けるという研究があり、背後の壁の色が変われば、映像体験の質が向上するんです。

映像を解析。その映像にフィットする光の演出をしてくれる イメージ2

では「Hueはどうテレビ映像と連動するのか?」と言うと、HDMI端子でテレビと連動する専用機器を導入。テレビのHDMI端子に接続する分配器のように接続して、スティック端末やBD/DVDプレイヤー、ゲーム機など外部機器の映像信号をリアルタイムで解析。Hueの照明色をコントロールする仕組みになっています。

テレビ内蔵アプリや放送連動はナシ

注意して欲しいのは連動対象はHDMI機器経由で、テレビ自体への連動は不可。HDMIを通さずテレビ内蔵アプリでNetflixやプライムなどを見る場合も対象外。また音楽モードはDolby Atmosフォーマットに非対応でした。

さて、ここからは実際に使うとどうなるのか、プロと検証した結果をご覧ください。

AV機器想像以上に計算された演出にプロも感動!

実際に「Hue」をテレビ映像と連動してみると、予想外に良くできていました。まず画面とHueの色合いの追従は完璧で、左右独立して映像に連動、そして画面の色のイメージの照明を壁に照らします。

サラっと書いてますが、この体感的な効果って正直スゴイ。画面を集中して見ている視界の端が同系色になると、画面が広がった感覚になり、テレビのフレームや後ろの壁で現実に戻される感がなくなって、作品への没入感もアップ。完成度高すぎで、事前に全く予想していなかったレベルで気に入りました。

画面が広がった感覚に落ちる

画面が広がった感覚に落ちる イメージ

中間色で難しいすみれ色の花にも紫のライトで連動。画面外まで色の広がりが自然と繋がります。

画面が広がった感覚に落ちる イメージ2

一番感動した画面がこちら。端は黒かつ左右で色が違いますが、画面との対応としては全く違和感がありませんでした。

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赤のチューリップには真っ赤な照明で対応。色合いは完全に正しいですが、これは正直やりすぎかもしれません。

画面が広がった感覚に落ちる イメージ4

色がスッと変わる難しいボトルもリアルタイムで追従。この見え方を瞬時に判別するのはスゴイです。

AV機器最初の設定だけが重要

最初の設定だけが重要 イメージ

基本設定以外は自動で動いてくれます。ただ、きちんと設定するにはアプリを使って登録作業をする必要があります。

最初の設定だけが重要 イメージ2

ネットワークに接続したPhilips Hueブリッジを「Philips Hue」アプリから操作してPlay light bar Extentionをエンターテイメントルームに登録すればOK。

これでライトは自由に設定できますが、さらに「Philips Play HDMI Sync Box」の連動をさせるためには「Philips Hue Sync」のアプリを実行しないといけません。接続はやや複雑ですが、設定すれば後はラクです。

AV機器さいごに

以上、「Philips Hue スマートライト」の検証レビューでした。

なお、アプリでモードを「ビデオ」から「音楽」に変えると、ライブ会場のようなド派手に。「ゲーム」ではよりレスポンス重視な照明になります。「インテンシティ」は連動を調整する項目です。

折原一也 氏
オーディオ&ビジュアルライター
折原一也 氏 のコメント

テレビ映像への没入感はハンパない。音楽モードはオマケ。

導入価格はやや高めですが体験の素晴らしさは間違いナシです。気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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