疲れない掃除の超スゴ技を集めました
やってもやっても終わらないのが家事。とくにお掃除はキレイにしたと思っても、またすぐ散らかったり汚れたりして、もう少しラクにできないかなあと思いませんか?
そこで今回は、ちょっと面倒なエリアの汚れも、ラク~にきれいにできるお掃除のベストアイデアを集めました。使うアイテムは家にあるものや身近なものばかりなので、気軽にマネできちゃいます。
疲れないでできるお掃除のスゴ技として、今回はカーペットやラグの上にこぼしてしまった「醤油のシミ」「コーヒーやオレンジジュースのシミ」を落とすテクニックです。
ラグのシミは掃除機+ぞうきんで広がりを抑える
ラグに垂れてしまったしょうゆは、ぞうきんでたたいたりこすったり、何度か拭いてみたりしてもうっすら残ってしまうもの。
そんな厄介なしょうゆジミをしっかり除去してくれるのが、掃除機とぞうきんの組み合わせです。
汚れをぞうきんに移したら掃除機でしっかり吸いあげましょう。
汚れ落としのメカニズム:汚れをぞうきんに移動させる
洗剤でしょうゆジミをゆるめ、ぞうきんの上から掃除機で吸いあげ、汚れを移していきます。
BEFORE
AFTER
AFTER
ラグの繊維にしみついたしょうゆジミが、なにもなかったかのようにサッパリ!
それでは、もう少し詳しくやり方をみてみましょう。用意するのは、洗濯用洗剤と掃除機とぞうきんです。
おすすめの洗剤はこちら!
洗濯用洗剤はライオン トップ クリアリキッドを使いました。
【ハウツー】ぞうきんで広がりを抑えて掃除機で吸い取る
洗えないラグでも水濡れOKな素材なら、この方法がおすすめ。力がいらないから女性でも簡単にマネできるうえ、繊維も傷まないのがポイントです。
ステップ1:ぬるま湯で溶かした洗濯用洗剤を塗る
液体の洗濯用洗剤をぬるま湯で溶かしたものを、汚れの上に指で塗っていきます。ラグの下にぞうきんを敷いておくと床が汚れず◎。
薄めのラグだと、汚れが裏までしみてフローリングを汚してしまうので、ラグの裏側にもぞうきんを敷きましょう。
ステップ2:汚れの上にぞうきんをのせ掃除機で吸う
汚れの上にぞうきんをのせたら、掃除機で汚れ部分をしっかり吸い込んでいきます。シミが広範囲にわたるときは、ぞうきんではなく、タオルをのせて。
汚れを吸い取るようにしっかり吸引させると、ぞうきんにしょうゆジミが移動して、ラグは元のキレイな色に!
また、ラグの汚れはしょうゆだけではなく、ジュースやお菓子、食事系といろいろあります。続いては、コーヒーやオレンジジュースのシミの落とし方です。
コーヒーオレンジジュースは洗剤なしでOK
しょうゆを筆頭に、コーヒーやオレンジジュースといった飲み物もうっかりこぼしがちですが、もちろん、落とせます。これらは水溶性の汚れなので、洗剤は使わなくてもちゃんとキレイになります。
BEFORE(コーヒー)
AFTER(コーヒー)
BEFORE(オレンジジュース)
AFTER(オレンジジュース)
AFTER(コーヒー)
BEFORE(オレンジジュース)
AFTER(オレンジジュース)
BEFORE(オレンジジュース)
AFTER(オレンジジュース)
AFTER(オレンジジュース)
水だけでここまで落ちるとはうれしいですよね。
それでは、詳しいやり方をご紹介します。
【ハウツー】水をしみこませて掃除機で吸い取る
うっかりこぼしがちなコーヒーやオレンジジュースといった飲み物は、水だけで落ちちゃいます。
ステップ1:汚れに水をつける
まずは急いでこぼれた汚れを拭き取ります。次に少量の水をスプレーして汚れた部分になじませます。ゴシゴシすると広がるので注意しましょう。
ステップ2:ぞうきんで押さえる
乾いた布やぞうきんをこぼした汚れの上へ被せ、押さえながら汚れを拭き取ります。濡れたぞうきんを使うと、かえって汚れが広がるので乾いたものを使って。
ステップ3:掃除機を当てる
シミ部分に乾いたぞうきんを上から被せたら、掃除機の「強」で一気に吸いあげます。掃除機を使う場合は、故障の原因になるので、十分水気を取ってから!
シミは適切な処理をしないと、かえって汚れを広げてしまったり、取れなくなってしまうことも。こぼしたときにすぐに取り掛かりましょう。
以上、床掃除のスゴ技をご紹介しました。手が届きにくい場所も汚れを浮かせば、今までの悩みが嘘みたいに解決。ぜひお試しください!