吸引力、稼働時間、使い勝手良し! それでもダイソンの半額なんすよ!
足元にまとわりつく電源コードに悩まされることなく、手軽にスイスイかけられる掃除機。そんな「あったらいいな」を世間に浸透させたのはなんといってもダイソンですが、もうちょっと安くて、ダイソンに匹敵する性能で……という、都合がよいスティック掃除機がないかと探してみたところ、あったのだから驚きです。それがマキタのCL182 FDRFWなのです!
マキタ
充電式ハンディクリーナー CL182FDRFW
実勢価格:2万6400円
それでは、どこがどう素晴らしいのか。ダイソン V6 Fluffyを引き合いに、ご紹介してまいります。
「100円玉を何枚持ち上げられるか」というテストでは、マキタは38枚(約182g)、V6 Fluffyは35枚(約168g)。マキタが制するというまさかの結果には驚きましたが、「吸い込む力のパワフルさ」は見事に立証されました!
ちなみに、一般的なスティック掃除機は、ダストケースが満タンに近づくほど吸引力が衰えますが、この2モデルは最後までその力が落ちません。これは地味ですがスゴイことなのです。
カーペットに敷き詰めた疑似ゴミを一発でキレイにしたのは、ヘッドに独自のローラーを搭載したV6 Fluffy。
マキタもヘッドや吸い込み口の性能がよいのか、周囲のゴミを吸い寄せていましたが、ここでは1歩譲るかたちに。
一般的なモデルだとフル充電までに2、3時間は必要なのですが、なんとマキタは26分! スティック掃除機界では異例の外付けバッテリーを採用しているので、急速充電が可能なのです。ちなみにV6 Fluffyは2時間30分かかりました。
加えて、稼働時間は43分と、これまたスティック掃除機界では飛び抜けた数値(V6 Fluffyは18分でした……)。
スグに充電できて、長く使える。コードレスとして有能であることは、もう疑う余地ありません。
パック型のマキタは、直接ゴミをさわらないで済む、という利点はありますが、ゴミの捨てやすさはダストケースの底が開くV6 Fluffyが便利(タマに詰まりますが)。
ヘッドの動かしやすさは一長一短がありました。ヘッドのジョイントがボール型のマキタは寝かせた状態でも動かしやすいのですが、稼働域はV6 Fluffyの方が広くカーブする際に操りやすいという利点が。
V6 Fluffyの方が体力的にちょっとラク、という印象です。
[最終結論]ダイソンじゃなくてイイなら 絶対オススメできる逸品です
購入した人たちの満足感がにじみ出るアマゾンレビューもひとつの証明でしょう。
過去、当サイトにて、編集長が自らのダイソン愛を語ったことがありますが(「ダイソン以外ほしくない」人のための賢い選び方)、そういった愛着がないのであれば、ぜひオススメです。
掃除しなきゃなー、という時の気持ちが
「ああもう」から「よしきた!」になるかもしれませんよ!