チークの役割・使うメリットは?
長引くマスク生活で、しばらくチークをしていなかったという人も多いのでは? でも、いざマスクを外すと、顔色がよくないと言われたりも……。
そんなときに活躍するのが、チーク。チークは、血色感を出して顔立ちを華やかに見せてくれる重要なアイテム。
顔のくすみが気になったり、徐々に血色感がなくなってくる30代〜40代以降の女性は、チークで血色感をプラスするのがおすすめです。
血色感や立体感を与えてくれる
年齢とともに失われがちな肌の血色感や多幸感は、肌色もメイクも問わない「なじみ色チーク」で復活します。
塗り方ひとつで小顔に見える
チークを塗ると頬が強調されて顔が大きく見える人は、塗り方が間違っているのかも。
丸顔さんは斜め上に向かって塗ることでシャープな印象に、面長さんは横に広げることで顔のバランスが整って美人度がアップします。
丸顔さんは黒目の外側と小鼻の延長線上を起点にして、頬骨に沿って斜めに、三角形に広げると立体感が出ます。
面長さんは、顔の横幅を広く見せるために、黒目の外側と小鼻の延長線上を起点にぼかしていきます。外側に向かって縦幅を広く描きます。
そこで雑誌『LDK the Beauty』が、肌質や肌色を問わない「なじみ色チーク」のおすすめをプロと探しました。
落ちないチークの選び方は?
チークにはプチプラのCANMAKE(キャンメイク)をはじめ、SUQQU(スック)やADDICTION(アディクション)など人気のデパコス、バラエティショップなどでも購入できる韓国コスメなど、さまざまなブランドのものがあります。
数ある商品の中からネットの口コミやレビューを参考に、自分にぴったりのものを選ぶのは難しいですよね。
ここでは、チークの選び方のポイントをご紹介します。
タイプで選ぶ
チークには、パウダータイプ、クリームタイプ、リキッドタイプがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
パウダーチークの特徴:ふんわり仕上がる
筆やブラシ、パフで塗る粉状のパウダーチークは、ふんわりと仕上がるのが特徴です。
見たままの色を均一につけられる単色タイプと、2色や3色、4色の複数色をミックスさせてニュアンスを楽しむマーブルタイプがあります。
ファンデーションの上に重ねると密着度が高いのでメイクしている感が出ますが、他のタイプのチークよりもムラになりにくくベタつかないのもメリット。
マットな仕上がりでツヤ感を出すのが難しく、つける位置を調整しにくいのがデメリットですが、重ねることで簡単に濃淡を調節することができるので、初心者にもおすすめです。
クリームチークの特徴:ナチュラルなツヤ感
粘度があるクリームチークは指やスポンジを使って塗り、内側からにじみ出るような血色感とナチュラルなツヤをつくれるのが特徴です。
手の甲などにとって少しずつ濃淡を調整できるコンパクト・パレットタイプに対し、スティックタイプは直接塗れるので、手軽にメイク直しできます。
指で塗るのでチークの位置を決めやすく、失敗してもぼかせるため、ふんわりと血色よく仕上がって、パウダーよりも落ちにくいといったメリットがあります。
メイクにメリハリが出にくいのと塗るときに指が汚れるのはデメリットですが、ほかのチークと比べて、しっとりとした肌に仕上がるため乾燥肌の人向けです。
リキッドファンデーションと相性バツグンなので、普段パウダーファンデーションを使っている人は、パウダーチークがおすすめです。
また、さらっとしたテクスチャーのリキッドタイプは、自然に色づくのでナチュラルメイクにおすすめです。
自然に見えるカラーで選ぶ
自分の生まれつきの肌の色や雰囲気などを表すパーソナルカラーに合わせて選ぶのもひとつ。
イエベさん向けカラーは?
黄みがかったイエベ(イエローベース)の肌は、ピンク系だとサーモンピンクやコーラルピンク、オレンジなど、基本的にくすみのないはっきりとした色合いが似合うとされます。
ブルベさん向けカラーは?
青みがかったブルベ(ブルーベース)の肌は、パープルやローズピンク、パステルピンクなど、くすみや青みのある色合いを選ぶと浮きにくいでしょう。
肌色タイプ問わず使えるなじみ色とは?
肌色問わずに使いやすいのは、いま急増している「なじみ色カラー」。
ニュートラルカラーのなじみ色チークは、絶妙な発色でただ“色を塗っただけ”にならず、自然な血色感を仕込めるのが魅力です。
テクスチャーで選ぶ
毛穴が目立つならマットタイプ
チークを塗ると頬の毛穴が目立つ気がするという人には、ラメやパール入りより、マットタイプがオススメです。
ラメやパールがたっぷり配合されていると、毛穴に入り込んで余計に凹凸感が際立ってしまいます。立体感が欲しい場合は、ハイライトでプラスしましょう。
落ちにくさで選ぶ
化粧下地やファンデーション同様、汗やマスクなどによる摩擦に強く、落ちにくいものを選びましょう。
チークの選び方のポイントがわかったところで、本題の比較検証の詳細について解説します。
肌色問わず使えるチークの人気商品を比較
今回は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販で購入できるデパコス、プチプラ、韓国コスメから、肌色を問わずに使えるなじみ色カラーのパウダー&クリームチーク9製品をピックアップ。
メイク講師のSHUNさんと一緒に、「仕上がり」「落ちにくさ」を厳しくチェックしました。
比較検証の結果は、評価の高かったなじみ色チークからおすすめ順に発表します。それではどうぞ!
※総合評価は「仕上がり」を重視して決定しています。
チークのおすすめは?
商品 | |||||
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ディアダリアパラダイス ソフトドリーム ブラッシャー プレジャー
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プレジャー |
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ちふれパウダーチーク 142
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142 |
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オサジニュアンス フェイスカラー 08 Kotodute〈ことづて〉
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8 |
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FORENCOSベアブラッシャー 05ラブローン
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5 |
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ローラ メルシエティンティド モイスチャライザー ブラッシュ PK3
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PK3 |
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SKINFOODバターリーチークケーキ 06アプリコット シュー
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6 |
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セザンヌナチュラル チークN 19 ペールベージュ
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19 |
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コフレドールカラーブラッシュ PK-22
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PK-22 |
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MiMCミネラルスティックチーク 04イノセンス
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ディアダリア「パラダイス ソフトドリーム ブラッシャー プレジャー」
- ディアダリアパラダイス ソフトドリーム ブラッシャー プレジャー
- 実勢価格: ¥2,680〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥2,680〜
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証A評価でベストバイとなったのは、ディアダリア(DEAR DAHLIA)「パラダイス ソフトドリーム ブラッシャー プレジャー」。
仕上がりや見た目の美しさだけでなく、落ちにくさも高評価。ひと塗りでサッとムラなく自然に色づきます。
ローズとベージュのグラデ配色で、肌に溶け込みつつ、“元から顔色がいい”頬に近づけてくれます。
肌色を問わない絶妙なローズベージュで質感も文句なし! デイリーに使えるお役立ちチークです。
- おすすめポイント
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- 肌色を問わず使えるカラー
- 落ち着いた発色でどんなメイクにも合う
- 均一について落ちにくさも優秀
- カラー
- プレジャー
仕上がり
塗った感がないのに顔色がアップ! オイルインでパサつかないお粉が肌にフィットして肌馴染みがよく、ムラなくキレイに発色して、内側からにじみ出るような血色感が手に入ります。
ディアダリアは発色が程よくテクいらずで使えます。落ち着いた発色でどんなメイクにも合いますよ。
落ちにくさ
人工皮革にチークを塗り、重りを乗せてこすってもほぼ変化なく、色落ちも目立ちません。落ちにくさも優秀です。
粉質
パサつきもなく、ワンタッチでしっかりと粉を含みます。ブラシに均一についてムラになりません。肌にもキレイにフィットします。
※ブラシは付属していません
ちふれ「パウダーチーク 142」
- ちふれパウダーチーク 142
- 実勢価格: ¥506〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥506〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥506〜
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証A評価は、ちふれ「パウダーチーク カラー142」。
500円台で買えちゃうちふれは、安いだけでなく、仕上がりも色持ちもプロのお墨付き!
肌をくすませない丁度良い塩梅の発色と、ギラつかない微細パールで顔のメリハリまでアップします。
使いやすいベージュ寄りのピンクで、さりげなく頬に立体感をプラス。ほんのり血色感をロングキープします。
- おすすめポイント
-
- 使いやすいベージュ寄りのピンク
- 上品な発色で自然な血色感とツヤ
- 500円台で買えてコスパ良好
- カラー
- 142
- 型番
- 4974972275413
仕上がり
ゴールドパールが細かいので、大人でも使いやすいです。パール効果で透明感も出ます。うたい文句どおりの自然な血色感と程よいツヤ感がキレイ!
オサジ「ニュアンス フェイスカラー 08 Kotodute〈ことづて〉」
- オサジニュアンス フェイスカラー 08 Kotodute〈ことづて〉
- 実勢価格: ¥3,190〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥3,190〜
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証A評価は、オサジ(OSAJI)「ニュアンス フェイスカラー カラー08 Kotodute〈ことづて〉」。
クリーム特有のベタベタ感がなく、重ね塗りしても汚くならないので使い心地も抜群! ツヤのある色っぽ頬が簡単に完成します。
肌に溶け込むナチュラルな仕上がりで、微細パールが立体感を演出。チーク初心者にもオススメです。
- おすすめポイント
-
- ベタつかず重ね塗りしてもキレイ
- ナチュラルな仕上がり
- 目元や口元にも使える
- カラー
- 8
- 型番
- NDK0768/NDK0769
仕上がり
顔色が沈まない健康的なコーラルカラーが絶妙で、肌にフレッシュなツヤと血色感をプラスしてくれます。
アイシャドウやリップとしても使用可能。メイクに統一感が出せます。目元に使うと、アンニュイで儚げな印象に。
チークとしてだけでなく目元や唇にも使えるなんてお得!(編集・井上)
FORENCOS「ベアブラッシャー 05ラブローン」
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証A評価は、FORENCOS(フォレンコス)「ベアブラッシャー カラー05」。
明るいコーラルベージュが肌になじみます。マットな質感で、毛穴補整効果もあります。
- カラー
- 5
ローラ メルシエ「ティンティド モイスチャライザー ブラッシュ PK3」
- ローラ メルシエティンティド モイスチャライザー ブラッシュ PK3
- 検証時価格: ¥3,740〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで探す
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証B評価は、ローラ メルシエ(lauramercier)「ティンティド モイスチャライザー ブラッシュ PK3」。
人気ブランドのチークですが、塗るのにコツが必要です。
乾きが早く、発色がいいので、米粒サイズを手早く広げるとキレイに仕上がります。
- カラー
- PK3
SKINFOOD「バターリーチークケーキ 06」
- SKINFOODバターリーチークケーキ 06アプリコット シュー
- 検証時価格: ¥1,980〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で探す
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証B評価は、SKINFOOD(スキンフード)「バターリーチークケーキ カラー06(アプリコット シュー)」。
落ち着いたベージュカラーの色味が大人っぽいです。フェイスパウダー感覚で使えるので便利です。
- カラー
- 6
セザンヌ「ナチュラル チークN 19 ペールベージュ」
- セザンヌナチュラル チークN 19 ペールベージュ
- 実勢価格: ¥1,650〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥1,650〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥2,248〜
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証B評価は、セザンヌ(CEZANNE)「ナチュラル チークN カラー19(ペールベージュ)」。
程よいパール感でツヤ肌に仕上がるベージュチーク。落ちやすいのが惜しいです。
- カラー
- 19
- 型番
- 4939553041818
コフレドール「カラーブラッシュ PK-22」
- コフレドールカラーブラッシュ PK-22
- 実勢価格: ¥1,870〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥2,099〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥1,870〜
※ケースとブラシは別売りです。
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証C評価は、コフレドール「カラーブラッシュ PK-22」。
発色が弱くツヤが出るので、チークというより色付きハイライトのようです。
- カラー
- PK-22
- 型番
- -
MiMC「ミネラルスティックチーク 04 イノセンス」
- 仕上がり
- 落ちにくさ
チークのおすすめ検証C評価は、MiMC(エムアイエムシー)「ミネラルスティックチーク カラー04(イノセンス)」。
ほぼ発色しません。油分が多いので重ね塗りをすると、ベースメイクがヨレやすいのがネックです。
- カラー
- 4
仕上がり
何度のせてもほぼ発色しませんでした。油分が多く、ヨレやすいのも残念な感じです。
チークブラシの選び方と使い方は?
いざ塗ってみるとムラっぽく仕上がるなど、キレイに仕上がらずお蔵入りしたチークは、ブラシを変えてみるのも手です。
付属のブラシは毛質が硬かったり、毛量が足りなかったりして粉含みがイマイチなことが多いので、専用のチークブラシに変えると発色がアップします。
付属ブラシはムラになって不自然な仕上がりですが、専用ブラシはふんわり自然な血色感が出ました。
馬毛ブラシで塗ればプロ級仕上がりに
実はブラシの種類によっても発色が大きく左右されます。コシがあって程よく粉を含む「馬毛ブラシ」は、ふんわり綺麗に発色するので、1本あると使い勝手抜群です。
片面3分の2だけにつければ自然に
キレイにムラなく仕上げるためのチークブラシも、粉をつけすぎてしまうと良さがいきません。
ブラシの全面にたっぷりつけている人が多いです。
あえて何もついていない面を作ることで、肌にのせたチークをなじませることができて、色調整が簡単になります。
「塗る」より「置いて流す」
あまり意識したことがない人も多いであろう、チークの塗り方ですが、プロいわく、「思っている以上に力をかけすぎな人が多い」そう。
右の写真のように、置き場所を決めて、サッとブラシをなめらかにすべらせるのが正解です。
チークのおすすめ まとめ
以上、チークのおすすめ紹介でした。
今回テストしたなじみカラーの9製品は、「肌なじみの良さ」をうたっているだけあってどれも自然な仕上がりでした。ただ、色が濃すぎて失敗することはないものの、もの足りない発色のものもいくつかありました。
色が強すぎないチークが肌に溶け込む
- 1:コフレドール
- 2:セザンヌ
- 3:ちふれ
- 4:ディアダリア
- 5:SKINFOOD
- 6:フォレンコス
- 7:MiMC
- 8:OSAJI
- 9:ローラ メルシエ
絶妙な色だしでムラなくフィットする質感が、血色感と立体感、そして美肌見せを兼ね備えたチークと言えそうです。7のMiMCは何度のせてもほぼ発色しませんでした。
ふんわり染まってパッと華やぐディアダリア
肌色を問わない「なじみ色」チークをテストした結果、仕上がりと色持ちを両立しベストコスメとなったのは、韓国ブランドのディアダリア(DEAR DAHLIA)でした。
素肌をきれいに見せるローズ+ベージュの万能カラー。ふんわりと頬を染めて、疲れ知らずの明るい表情に導きます。オイルインのお粉が肌にフィット。ほんのり自然な血色でどんなメイクとも調和します。
さらに、ツヤ感が美しいオサジ(OSAJI)も仕上がり評価が優秀でした。また、500円という挑戦しやすい価格のちふれも上品な仕上がりでおすすめです。
久しぶりにチークカラーが気になっている人は、本記事のおすすめを参考に、ぜひお気に入りをみつけてみてくださいね。
チークの売れ筋ランキングもチェック!
チークのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
ベージュがかっていて肌色補整も期待できるカラーです!