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「開脚なんてムリ!」は思い込み!?体コチコチの原因は“使い方”でした
長時間イスに座りっぱなしの仕事や運動不足で体はコチコチ、慢性的に肩こりや腰痛に悩まされているみなさん。自宅で仕事をする時間が増えた今こそ、毎日スキマ時間で簡単なストレッチを取り入れるチャンスです。
記事のぺったんこ開脚の写真を見て、「自分は体が硬いからムリ!」と思ってはいませんか?
じつはそれ、あなたの体は硬いのではなく、“硬い使い方”をしているだけかもしれません。
今回、開脚ストレッチの監修をしてくださったパーソナルヨガスタジオ「頑晴るジム」代表・芹澤宏治先生は、以下のように語っています。
肝心なのはコツを掴み、無理なく継続していくこと。それができれば、体コチコチの人でも、練習次第で開脚ができる体になれる可能性は十分にあるのだそうです!
ということで、開脚ができるようになるためのストレッチ講座の第1回では現時点での柔軟性をチェック。家事やリモートワークの合間、ちょっとしたスキマ時間に無理なく始めてみましょう!
知ってた?開脚ストレッチで“見た目や健康面”が改善するんです
まずはじめに、開脚ストレッチのメリットを紹介します。ザッとまとめるとこんな感じ。
開脚ストレッチのメリット
いいこと1: 歩き方が良くなってスタイル改善
いいこと2:血行促進により腰痛予防
いいこと3:疲労が蓄積されにくくなる
こちらはほんの一部。つまり、体づくりに役立つことがもりだくさんなんです。体幹を自然に鍛えて血行を促進させるので、コチコチの体を和らげてくれるだけではなく、ストレッチによるリフレッシュ効果もありますよ。
開脚では“骨盤は締める”を意識しましょう
開脚は“ただ脚を開けばいい”と思っている人も多いかもしれません。じつはそれ、間違いなんです。
開脚は骨盤を締めるを意識しましょう。
開脚では、股関節を支点にして、骨盤と脚の骨は別々に動かす必要があります。骨盤が締まれば、股関節や脚の骨が動きやすくなって、開脚もしやすくなるんです。
難しいかもしれませんが、これを意識することで股関節のひっかかりが軽減し、開脚がしやすくなりますよ。
“ぺったんこ開脚”実現までの3ステップがコチラです!
「開脚を実現するためのストレッチなんて、めちゃめちゃ大変なのでは…?」 と思っているあなた。ご安心ください。
今回の開脚ストレッチ・メソッドは無理せず実践できるように、まずはあなたの柔軟性レベルを診断します!
ご自身の柔軟性がわかったら、それに合った準備ストレッチと開脚ストレッチを実践するという3ステップで展開していきます。
[STEP1] まずは柔軟性診断でレベル分け
最初に簡単なエクササイズを行うことで、自分がどれくらい体が開くのかチェックします。レベルに合ったストレッチからスタートしましょう。
[STEP 2] 準備ストレッチで体をほぐす
開脚ストレッチに入る前に、体をほぐしておきましょう。準備ストレッチをすることで、柔軟性がアップします。
[STEP 3] 開脚ストレッチを行う
充分体がほぐれたら、いよいよ本番の開脚ストレッチです。自分に合わせたレベルで、無理なくエクササイズしていきます。
痛いストレッチはすべて失敗です。開脚も楽しくできなければ意味がありません。
さっそく開脚の柔軟性を診断!あなたのレベルはいくつ?
それでは、あなたに合ったストレッチを決めるべく、現在の柔軟性レベルを診断してみましょう!
レベルチェックは以下の手順で行います。
[手順1]脚を伸ばして座る
膝をまっすぐ伸ばして床に座ります。前を見て、両手は自然な感じで横に置きましょう。
自分で自分をチェックするわけですから、鏡の前でやると良いでしょう。
[手順2]脚を左右に開く
そのまま膝が曲がる位置まで脚を左右に開きます。これで柔軟性診断の準備完了です。
無理して大きく足を広げるのはNG。正しくチェックできません。
体勢が整ったら、体を前に倒してみましょう。
あなたはどこまでできますか? 以下の説明に沿ってレベルを診断しましょう。
▼開脚の柔軟レベル1 ★☆☆☆
体の前に手のひらがつく
レベル1は、体の前に手のひらがつけられる状態。比較的ラクなストレッチから始めていきましょう。
▼開脚の柔軟レベル2 ★★☆☆
開脚で背伸びができる
脚を開いたまま、両腕を挙げて背伸びができればレベル2です。
▼開脚の柔軟レベル3 ★★★☆
つま先より前に手のひらがつく
手のひらがつま先より前の位置で床につけられればレベル3です。ここまでできれば中級以上ですよ。
▼開脚の柔軟レベル4 ★★★★
開脚状態で肘が床につく
さらに開脚したまま肘を床につけられでばレベル4です。これができれば、あなたの柔軟性はかなりのものです。
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▼ヨガマットの使用感を比較してみたおすすめ記事はこちら
以上、開脚ストレッチの基礎知識と実践の流れ、現時点での柔軟性がわかる診断法のご紹介でした。
次回からは、今回の診断でわかった柔軟レベルに合わせて行う開脚のための準備ストレッチの方法をお教えします。本格的な開脚ストレッチを行う前に実践することで、開脚をするうえで重要な太もも、お尻まわり、腰回りを柔らかくしていきます。
ぺったんこ開脚への道は、1日にして成らず! 家で過ごす時間を充実させたい今こそ、しっかりと順を追って覚えていきましょう。
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※本記事で紹介されているエクササイズの実践に不安がある場合は、専門家や医療機関などへの相談をおすすめします。
自分に柔軟性がないと考えている人がほとんどが、体が硬いというよりも、硬い使い方をしているんです。どんな人でも開脚できる可能性を秘めているんですよ。