研ぎ澄まされたSurfaceらしさ高性能 2in1 Windowsタブレット
Surfaceといえば2in1型をイメージする人多いと思います。ハイスペックなWindowsタブレットでキーボードと兼用の専用カバーを装着することで、ノートPCとしての作業もこなすことができます。
2018年10月に発売されたSurface Pro 6は、Surface Proと外観は同じですが、第8世代Core iシリーズ(Kaby Lake R)を搭載することで、処理性能が大幅にアップしています。これから購入し、Surfaceを活用していこうと考えている人には、ProよりPro 6がおすすめです。
Surface全体の解説はこちら!
ハイスペックでありながら持ち運びに適した軽さ(本体のみ784g)も評価が高く、出先で利用したり、タブレットで利用することが多い人には大変重宝されている機種です。専用タイプカバー(キーボード付きカバー)を装着しても1kg程度。Mini DisplayPortも搭載しており、外部ディスプレイに出力して使うことも可能です。
タイプカバーキーボードは必需品ですが付いてきません
前述のようにSurfaceといえばキーボードを分離できるイメージですが、専用タイプカバー(キーボード兼カバー)は別売り。ほぼ必需品と言ってもいいこちらは追加で購入する必要があります。(キャンペーンなどで同梱版が販売されることもあります。)
また、ペンも別売りになっています。
マイクロソフト
Surface Pro タイプカバー
実勢価格:1万2500円
マイクロソフト
Surface Pen
実勢価格:9157円
Surfaceドックで拡張可能
マイクロソフト
Surface Dock
実勢価格:1万9380円
Surface全機種に搭載されている「Surface Connect ポート」に接続して利用する「Surfaceドック」を使えば、有線LANやUSB3.0ポートなどを増設できます。
Surface Pro 6はスペックにより7種類存在します
また、Surfaceシリーズは、ある程度カスタマイズが可能で、用途に応じてそのスペックを変えることが可能です。とはいえ組み合わせには制限があるため、以下にまとめてみました。
上記の表を見ても分かる通り、5パターンの組み合わせとなります。このほかに、Officeが2019か2016の違いがあるので、現在は全7機種となっています。
また、カラーはブラックとプラチナ(シルバー)がありますが、ブラックは用意されていない機種があります。
それではランキングを進めましょう。Surface Proの性能は折り紙付きなので、予算に合わせて上位から選ぶのもオススメです。
【1位】i7と16GBメモリで最安機種Surface Pro 6 KJV-00027
Surface Pro 6 KJV-00027(i7/512GB/16GB)
価格:16万3160円
ディスプレイ:12.3インチ
解像度:2736×1824 (267 PPI)
CPU:Corei7-8650U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB(SSD)
GPU:インテルUHD グラフィックス 620
Office:Home and Business 2019
重量:784g
バッテリー駆動時間:13.5時間
接続端子:フルサイズ USB 3.0 端子/microSDXCカードスロット/SurfaceConnect/Mini DisplayPort×1
スペックに妥協せず、ストレージを減らしたバランス型が堂々の1位となりました。ストレージは、SDカードやUSB接続のメモリースティックを利用することで代用可能なので、スペック重視ならこの機種がオススメです。
タブレットのみなら1kgを切る重さなので、持ち運びはラクラク。キーボードにもなる専用カバーを付けても約1kgで、出先で利用することが多い人には重宝する2in1機種です。
【2位】Pro 6の最強機種Surface Pro 6 KJW-00017
Surface Pro 6 KJW-00017(i7/1TB/16GB)
価格:17万7408円
ディスプレイ:12.3インチ
解像度:2736×1824 (267 PPI)
CPU:Corei7-8650U
メモリ:16GB
ストレージ:1TB(SSD)
GPU:インテルUHD グラフィックス 620
Office:Home and Business 2019
重量:784g
バッテリー駆動時間:13.5時間
接続端子:フルサイズ USB 3.0 端子/microSDXCカードスロット/SurfaceConnect/Mini DisplayPort×1
現行機では全てのパーツが最高の機種。1位よりもストレージ容量が増えています。ストレージはSDカードでも代用が利くので、コスパで少し差が出ました。しかし、Pro 6では性能が一番高いので、長く使いたい人はコスパが許せばありです。
【3位】コスパを重視するならSurface Pro 6 KJU-00027
Surface Pro 6 KJU-00027(i7/256GB/8GB)
価格:12万7743円
ディスプレイ:12.3インチ
解像度:2736×1824 (267 PPI)
CPU:Corei7-8650U
メモリ:8GB
ストレージ:256GB(SSD)
GPU:インテルUHD グラフィックス 620
Office:Home and Business 2019
重量:784g
バッテリー駆動時間:13.5時間
接続端子:フルサイズ USB 3.0 端子/microSDXCカードスロット/SurfaceConnect/Mini DisplayPort×1
CPUは変わらずi7を搭載しつつ、メモリとストレージを落としたコスパ重視機種。メモリ減は性能も確実に下がってしまうので、注意が必要です。
4位: 【4位】i5ならコスパが良い最安値機種
Surface Pro 6 LGP-00017
Surface Pro 6 LGP-00017(i5/128GB/8GB)
価格:10万3800円
ディスプレイ:12.3インチ
解像度:2736×1824 (267 PPI)
CPU:Corei5-8250U
メモリ:8GB
ストレージ:128GB(SSD)
GPU:インテルUHD グラフィックス 620
Office:Home and Business 2019
重量:771g
バッテリー駆動時間:13.5時間
接続端子:フルサイズ USB 3.0 端子/microSDXCカードスロット/SurfaceConnect/Mini DisplayPort×1
CPUをi5にするなら、microSDなどで代用できるストレージも最安値まで下げたほうがコスパは良くなります。また、i5はメモリの組み合わせが8GBしかないので、スペック的にもi5ならこの機種が最上位機種とほぼ変わらないということです。
4位: 【4位】LTEがほしければまずはコレ
Surface Pro GWM-00011
Surface Pro GWM-00011(i5/256GB/8GB)
価格:15万1250円
ディスプレイ:12.3インチ
解像度:2736×1824 (267 PPI)
CPU:Corei5
メモリ:8GB
ストレージ:256GB(SSD)
GPU:インテルUHD グラフィックス 620
Office:Home and Business 2019
重量:812g
バッテリー駆動時間:13.5時間
LTE:あり
接続端子:フルサイズ USB 3.0 端子/microSDXCカードスロット/SurfaceConnect/Mini DisplayPort×1
1世代前のLTE搭載機種。Surface ProでLTEが欲しいなら、まず候補に入れましょう。色はシルバーのみになります。GoのLTE搭載機種と比較しても6万円程度の価格差があるので、そのため予算が合わなければ、GoのLTE搭載機種もありです。
なおこのモデルが今年出ているので、今後「Pro 6のLTE版」が出るかは不透明な状況です。
6位: 【6位】ストレージが多いi5版
Surface Pro 6 KJT-00027
Surface Pro 6 KJT-00027(i5/256GB/8GB)
価格:11万2500円
ディスプレイ:12.3インチ
解像度:2736×1824 (267 PPI)
CPU:Corei5-8250U
メモリ:8GB
ストレージ:256GB(SSD)
GPU:インテルUHD グラフィックス 620
Office:Home and Business 2019
重量:770g
バッテリー駆動時間:13.5時間
接続端子:フルサイズ USB 3.0 端子/microSDXCカードスロット/SurfaceConnect/Mini DisplayPort×1
4位からストレージが増えた機種。
7位: 【7位】Office2016でも良いならあり
Surface Pro 6 KJT-00014
Surface Pro 6 KJT-00014(i5/256GB/8GB)
価格:11万1843円
ディスプレイ:12.3インチ
解像度:2736×1824 (267 PPI)
CPU:Corei5-8250U
メモリ:8GB
ストレージ:256GB(SSD)
GPU:インテルUHD グラフィックス 620
Office:Home and Business 2016
重量:770g
バッテリー駆動時間:13.5時間
接続端子:フルサイズ USB 3.0 端子/microSDXCカードスロット/SurfaceConnect/Mini DisplayPort×1
6位の機種から、Officeが2016へダウングレードされた機種。敢えて選ぶ必要はない印象です。
以上、Surface Proのランキングでした。組み合わせがそこまで多くないので、上位機種は高価になってしまうのが現状です。さらにタイプカバーも買うとなると費用がかかります。性能を重視するのか予算を重視するのかまずはよく考えてから選びましょう。