ユニクロだけじゃない!安くて良い服のブランドが続々登場
ファッションの低価格ブランドといえば、ユニクロ、GUといった名前が上がりますが、実は今その地位を揺るがすような変化が起きています。
この20年でファストファッションのひとつの時代が終わり、新しい時代が訪れようとしています。
その間に割って入ろうとしているのが、話題でもちきりの「ZOZO」とワークマンプラスです。
とくにZOZOは、「ZOZOSUIT」の仕組みを使って、リーズナブルな価格でニットやシャツ、ボトムスをパターンオーダーできるという革新的なサービスを展開しています。
雑誌『MONOQLO』の見解では、ZOZOSUIT自体は「中肉中背と細身体型であれば高精度」と高評価。ただし「大柄な人は、計測値通りに注文するとブカブカ」だったため、注意が必要です。
ここでは、中肉中背体型の編集部員の一人が、ボトムスのパターンオーダーに挑戦。実際に購入し、ファッションのプロの協力も仰ぎながら検証したところ、その品質に驚きの連続でした。
裾上げ不要でスッキリ履けるZOZOは満足の完成度でした
ZOZO
スリムテーパードデニムパンツ
実勢価格:3800円
素材;コットン98%、ポリウレタン2%
実際に届いたのがコチラ。肝心の質はデニムらしい適度なゴワつきのある風合いが良く、また色落ちが少ない作りなので長く使えます。またブルーデニムも展開。好みに合わせて選べるのも魅力です。
とくに、試着していないのに裾の丈感がぴったりで届くのは感動モノ!
ボトムスの裾上げで悩む人は多いと思いますが、ZOZOは裾がぴったりで届くので、ビギナーにはとくにオススメ。オンラインショッピングの弱点を見事に克服しているのは、見事と言わざるを得ません。
安価な商品だとパンツが粗悪なのかも? と思ってしまいますが、ジップはYKK製を使用しているため安心です。
湿気の多い日本の気候でも快適にZOZOは速乾性にも優れます
これからの春夏シーズンは、ジーンズにTシャツとシンプルなコーディネートで爽やかに行きたいところですが、スキニータイプは汗をかくと不快指数がグッと上がります。
そこで、ZOZOデニムとMONOQLO本誌の検証でも好成績だった無印良品のデニムと、速乾性テストしてみました。
無印良品
縦横ストレッチデニム
スリムパンツ
実勢価格:3990円
素材:コットン96%、ポリウレタン4%
こちらが過去の検証でベストバイに輝いた無印良品のパンツ。縦横2WAYに伸縮するので着心地抜群です。
テスト方法は、ZOZO、無印それぞれの生地に水をつけて、時間ごとに乾いた割合をチェック。100%になると完璧に乾いたこととします。
その結果がコチラ。
無印がなかなか乾かないので汗をかくとベタベタ感が続くのに対して、ZOZOは無印より圧倒的に水が乾くのが早く、汗をかいても安心です。
次に生地について詳しくチェックしました。
無印は伸縮性は高いですが、デニムっぽさはZOZOより劣ります。
一方のZOZOはゴワゴワした、いわゆる「デニム」っぽい質感をしっかり再現しています。
シルエットと快適さを両立ヘビロテ間違いなし
比べてみた結果、MONOQLO本誌検証でベストだった無印は、はき心地の良さは光りますが、全体的な質感やサイズ感はもう一歩。一方、ZOZOはサイズ感はもちろん、スッキリとしたシルエットでどんなトップスにも合わせやすいので重宝します。
また、速乾性が高く快適にはけるのに加え、いわゆる「デニムっぽい」質感で見た目も良く、高い完成度を誇ります。
色落ちもしにくい作りなので、ぜひ毎日にでも使ってほしい今イチオシのパンツです。
以上、ZOZOのボトムスを紹介しました。ここまでのクオリティでパターンオーダーできるのは驚き。ぜひリピートしたくなる完成度でした。ぜひお試しあれ。