今、冷蔵庫を買うならダンゼン日立か三菱!
最近では500L台の大型冷蔵庫がファミリー層(4人前後の世帯)に人気なんだとか。大型の方が省エネ性能がよく、まとめ買いや作り置きなどに対応できる点が主な理由のようです。
でも、まとめ買いした野菜が使い切る前に傷んでしまっては意味がありませんよね。そんなこともあって、最近では野菜室の高機能化がトレンドとなっています。
三菱電機の最新モデルでは、省エネや設計の面でハードルの高かった「真ん中野菜室」が復活。一方、日立の真空チルド冷蔵庫の最新モデルでは、炭酸ガス濃度を高めて野菜を眠らせるように保存する「新鮮スリープ」の機能などが進化しています。
三菱電機
置けるスマート大容量
MXシリーズ MR-MX50D
503L・フレンチドア(観音開き)
実勢価格:23万9700円
サイズ:幅650×奥行699×高さ1826mm
重量:123kg
定格内容積:503L
冷蔵室:271L
冷凍室:89L
野菜室:98L
独立製氷室:18L
年間消費電力量:250kWh
「真ん中野菜室」は整理しやすく、中身を見わたせる構造になっています。屈まなくても野菜や大きめのペットボトルなどがスッと取り出せて、これは本当に便利!
日立
真空チルド HWシリーズ
R-HW52J
520L・フレンチドア(観音開き)
実勢価格:19万1200円
サイズ:幅650×奥行699×高さ1833mm
重量:117kg
定格内容積:520L
冷蔵室:266L
冷凍室:133L
野菜室:99L
独立製氷室:22L
年間消費電力量:239kWh
炭酸ガスの効果で野菜を眠らせるように保存して、7日間鮮度を保つという「新鮮スリープ野菜室」。容量もタップリで、これなら買いだめしても安心です。
どちらのモデルも省エネ性能や容量スペックなど文句なしの逸品なので、あとは付加機能を見比べてお好みの方をお選びください。
僅差ながらも一番の省エネモデルは三菱
チリも積もれば……という訳で「省エネ性能」をもっとも重視するならば、先ほどご紹介した三菱の「MR-MX50D」がオススメです。
最近の大型家電は高機能化が著しく、省エネモデルであることはもはや当たり前といった状況です。家電業界で省エネ性能を競う時代は終わったようなものですが、それでもやはりメーカーによって多少の差はあります。
MR-MX50D、MR-RX46C(三菱電機)
R-HW60J(日立)
NR-F554WPX、NR-JD5103V、NR-FV45S3(パナソニック)
SJ-GT50D、SJ-F462D(シャープ)
同じくらいの容量の各メーカーの冷蔵庫の消費電力を比較してみたところ、僅差ですが三菱の最新モデルが“省エネ王者”となりました。
中のレイアウトが自由に変えられたらいいのに…
冷蔵庫に入れるものは毎日同じとは限らないので、棚の高さや中のレイアウトが自由に変えられたら便利ですよね。……実は日立の「HWシリーズ」なら、それが可能なんです。
HWシリーズには「高さかわるん棚」という面白い機能がついていて、棚の高さや配置を自由にカスタマイズすることができます。慣れてくると、楽しく効率よくレイアウトを変えられますよ!
見た目にこだわるならシルバータイプにご用心
新築住宅のキッチンはオープン型が主流で、メーカーも冷蔵庫のデザイン性を強化しています。そのため光沢感と高級感のあるガラストップの製品が増えています。シルバーカラーの“いかにもガラス”という感じのもの選んでしまうと、何でもかんでも写り込んでしまうのでチョット注意が必要です。
三菱などはグラデーションカラーのガラスを採用。写り込みが気にならないうえ、シックでオシャレに見えるので、ガラストップの冷蔵庫を選ぶならこういったタイプがオススメです。
以上、「家電批評」がオススメする冷蔵庫の2018年上半期ベストのご紹介でした。
今回ご紹介した冷蔵庫は4人前後の家族向けとなっています。6人以上の世帯で、もう少し大きめのものが欲しいという場合は東芝の「FWXシリーズ」もアリです。真ん中野菜室やツイン冷却などがあり、大きくても使いやすい作りになっています。
もっと冷蔵庫のことを詳しく知りたいという方は、ぜひコチラの記事もご覧ください。
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