法人向けだけど誰でも買える 同時接続最強のWi-Fiルーター
法人向けという名目ながら一般購入も可能なバッファローのWi-Fiルーター。かなり高価な製品ですが、その実力は唯一無二。なんと100台までの同時接続に対応した、モンスタークラスのスペックです。
法人用というだけあって、確かに、一般の家庭ではオーバースペックかもしれません。でも、きっとデジタル好きの人なら感じたことがある「つなぎすぎて重い問題」を、解決できるのもこの1台。
スマホ、タブレット、パソコン、ゲームにテレビに…と、たくさんのWi-Fi端末を同時に使うことが増えてきていますので、知っておいて損はないでしょう。
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バッファロー
WAPM-1750D
実勢価格:6万4800円
サイズ・質量:W200×H230×D66mm・約1360g
無線LANインターフェース:2.4GHz及び5GHz同時通信
準拠規格:11ac、11n、11a、11g、11b
データ転送速度:最大1300Mbps(11ac)、最大450Mbps(11n)
オフィスや自宅で、なんだかWi-Fiが遅い…と感じたら、ルーターの接続制限数オーバーを疑いましょう。そして、その悩みを一発で解消してくれるのがWAPM-1750Dなのです。
大量同時接続での快適通信は 家庭用では太刀打ちできません
それでは、どれだけこの業務用ルーターがすごいのか、家庭用の上位モデルと比較してみました。比べたのは同じバッファローの「WXR-2533DHP」です。このモデルも、家庭用とした最上位機なので相当にハイスペックなのですが…。
同時に15台接続したスマホで動画再生を行い、途切れや再生遅延などがないかをチェック。比べてみるとその差は歴然でした。
通信エラーの発生や再生中の遅延など通信の安定性では、WAPM-1750Dが圧倒的に優秀でした。特徴的だったのが、全端末で再生がスムーズだったこと。WXR-2533DHPの方も、問題ない端末では大きな差はつきませんでしたが、端末ごとの再生状況がバラバラでした。
業務用たるゆえんは「公平通信制御」にあり! 家庭用には搭載されない独自技術です
なぜここまで安定した結果が残せるのか。その理由はWAPM-1750Dの目玉技術「公平通信制御」にありました。数十台のタブレットで同時に動画再生しても、コマ落ちやバラつきのほとんどない安定した通信が可能なこの技術。
さらに、他にコードレス電話などからのノイズを検知すると自動で回避する「干渉波自動回避機能」も搭載しており、安定性を増しています。
似たような印象の通信「MUーMIMO」という同時接続技術もありますが、これは親機も子機も対応機種である必要があるのに対し、「公平通信制御」は、WiーFi機器なら機種を選ばずに使えます。より汎用性の高い技術といえるでしょう。
気をつけた方が良いコト パワフルな分、サイズも大きいです
一般的な家庭用ルーターと比べると、厚みはあり場所はそこそこ取ります。オフィスでは壁掛けにして使ったりもする製品ですので、その辺は一応注意しましょう。