BBQもできる焚き火台なら料理もできて一石二鳥
夏休みシーズンに入り、キャンプやバーベキューなどを計画している方も多いのではないでしょうか。
そんなアウトドアシーンで、ぜひおすすめしたいのが「焚き火台」。みんなで焚き火を囲めば、雰囲気たっぷりで盛り上がること間違いなし! 焼き網が付いているものなら、バーベキューはもちろん、料理の腕をふるうこともできちゃいます。
焼き網付きの焚き火台は、過去の検証で何度もベストバイに輝いた「ユニフレーム ファイヤグリル」がテッパンでしたが、今回の検証で、ユニフレームに劣らず、しかも価格が安いアイテムを発見しました!
同じく5000円以下の他製品とも比較してみましたので、あわせてご紹介します。
今回、検証に協力いただいたのはこちらの方です。
OutdoorLifeStyleProduce 小清水哲郎さん
アウトドアコンサルタント。企画からチームビルディング・教育研修などを展開。
キャンプは何かとグッズが必要で、荷物が増えたり、費用がかさみがちですが、こちらはコンパクトで気軽に揃えられるものですので、ぜひご覧ください!
[A]簡単組み立てで炭追加も楽勝なViaggio+
今回、最強に輝いたのは、燃焼効率もよく、燃え残りも少ないうえ、網を動かさずに炭の位置を調整できる「Viaggio+」。初心者でも簡単に組み立てられ、脚フレームをたたんでコンパクトになるので持ち運びもラクラクです。
Viaggio+
バーベキュー
コンロ 焚火台
実勢価格:4680円
焼き網と火床がずれているので、炭を追加しやすくなっています。
ちなみに、過去ベストバイの「ユニフレーム」はこちら。特徴や使い勝手は「Viaggio+」とほとんど変わりません。
ユニフレーム
ファイアグリル
実勢価格:6900円
「Viaggio+」と「ファイアグリル」を比べてみました。
[形状・素材はまったく同じ]
左:ユニフレーム 右:Viaggio+
火床や炭受けの穴のサイズまで同じで、どちらも燃焼効率はバツグン。薪はよく燃えます。
[細かなところの仕上げに差あり]
左奥:ユニフレーム 右前:Viaggio+
「Viaggio+」は、ハンドルを上向きにして固定可能ですが、ユニフレームは固定不可です。
「Viaggio+」は、脚フレーム留め具の出っ張りが大きく、フチが鋭利な部分があります。
[Viaggio+は焼き網2枚&収納袋付き]
左:ユニフレーム 右:Viaggio+
予備の焼き網1枚と収納袋は「ユニフレーム」は、オプションですが「Viaggio+」
には付属されているのが嬉しい! 収納のコンパクトさはどちらも同じです。
その他、比較した3製品もご参考までにご紹介します。
[B]炭追加はやや面倒だけど携帯性抜群のキャプテンスタッグ
こちらも一台二役の焚き火台ですが、炭を追加する場合は、網を持ち上げる必要があり、グローブが必須です。コンパクトで、持ち運びには便利です。
キャプテンスタッグ
ヘキサステンレス
ファイア グリル
実勢価格:3919円
C評価: [C]軽量だけど組み立てにくい
SPEVORIXバーベキューコンロ
軽量なので持ち運びはしやすいのですが、組み立てに少してこずりました。炭を入れる際は、焼き網を横にスライドさせて入れられます。
SPEVORIX
バーベキュー コンロ
実勢価格:2500円
C評価: [C]本体がたためるのに
携帯が不便なFIELDOOR
本体自体は折りたたんでコンパクトになりますが、脚や網、ロストルが収納できないので、かえって荷物になってしまいます。炭の追加をするときは、焼き網を持ち上げて行わなければなりません。
FIELDOOR
バーベキューコンロ
実勢価格:4104円
以上、おすすめ「焼き網付きの焚き火台」のご紹介でした。何かと必要なグッズが多く、費用がかかりがちなキャンプですが、これなら手軽に揃えられますので、ぜひこの夏のお供に加えてみてくださいね!