100均の掃除用ブラシ……一番汚れが落ちるのはどれ?
コンロまわりなど、キッチンを使っているとどうしても避けられないのがガンコな油汚れです。実はダイソーには、そんなコンロまわりなどの掃除に使えるブラシが多数販売されているんです。でも、何種類もあると、それぞれ違いはあるのか、いったいどれを買ったらいいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、ダイソーの4つの製品をピックアップし、実際に使って試してみました。ご協力いただいたのは、東京都の便利屋さん「よろず屋エイトピース」の塩月孝仁さんです。
東京都の便利屋さん
よろず屋エイトピース 塩月孝仁さん
それでは結果をご覧ください。
※100均商品は入れ替わりが激しく、店舗によってはない場合がありますのでご了承ください。
3種類のブラシセットで油汚れもしっかり削れる!
4つの製品の中で、一番汚れを落としたのがこちらの製品でした。
ダイソー
ポイント
ブラシ 3P
実勢価格:108円
毛の硬さが異なる3種類のブラシがセットになっています。毛先の内訳はそれぞれ一般的なブラシと同じナイロン、触るとチクッと痛い真ちゅう、最後にステンレスです。
100均ながら作りはしっかりしています。毛先の密度があるので汚れをゴリゴリ落とせます。
また、柄の部分がある程度の角度がついた形状となっていて、力を入れやすいんです。
持ち手が太めなのも力を入れやすいポイントです。
さて、次はその他のブラシの評価ですが、正直、どれも形や毛先に欠点があり、わざわざあえて買う必要はないでしょう。100均でブラシを買う際の参考にしてみてください。
大きめサイズだけど毛の密度がなくてスカスカ……
毛先の範囲が他の製品より大きいので広範囲に使えるのが魅力の製品です。
ダイソー
ワイヤーブラシセット
実勢価格:108円
しかし、せっかくブラシが大きくても、毛の密度が少ないので使いづらく、結果として汚れを落としづらかったです。
持ち手の部分が細くて力を入れづらい……
こちらは、A評価の製品と同じく3素材のブラシセットです。あまり違いが無いように感じますが……。
ダイソー
ミニワイヤーブラシ 3本組
実勢価格:108円
実際に掃除をしてみると、柄の部分が細いので力を入れづらく、使いにくいという結果に。
D評価: 一見すごく便利そうだけど
かえって汚れが落ちにくい!
こちらはブラシ部分に2つの異なる素材が使われている製品です。
ダイソー
2役コゲとりブラシ
実勢価格:108円
パッと見はとても効率的で便利そうですが、実際に使ってみるとかえって使いづらく、汚れが落ちにくかったのがガッカリでした。
以上、ダイソーの掃除用ブラシ4製品の比較でした。同じ用途の製品でも、よりいいものを選んで使いたいものですね。