2022年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
【家電批評 オブ・ザ・イヤー2022】の記事一覧はこちら
今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」において、カメラ部門のなかのアクションカメラ部門に選出されたモバイルフォトプリンター部門に選出されたコダック「Mini Shot 3」と、インスタントカメラ部門に選出された富士フイルム「instax mini Evo」です。
コダック「Mini Shot 3」
コダック
Mini Shot 3
実勢価格:1万7900円
サイズ:W132×D30×H104mm
プリントサイズ:7.6cm×7.6cm
交換カートリッジ:ICRG-330
▼テスト結果
- 画質 :15.5/20点満点
- 使用感 :9/10点満点
- プリント :4/5点満点 ※1分1秒
- 満充電時のプリント枚数:3/5点満点 ※13枚
- 総合評価:S
『家電批評』2022年2月号ではインスタントカメラやスマホと接続できるフォトプリンターを比較しました。その結果ベストバイになった製品に、キヤノンや富士フイルムの新製品を加えてさらに比較しましたが、結論は変わりませんでした。
コダック「Mini Shot 3」のプリント画像は明るく、クッキリした色味が特徴的。特に食べ物などをより「映えて」 見せられます。印刷時間も1分ほどと標準的。またフィルムはインク一体型で補充しやすく、持ち手となる余白があり画像を汚す心配が少ないなど、細部の使いやすさも優秀です。
「オブ・ザ・イヤー」を受賞した一番の理由とは?
ビビットな発色で手間なく「映え」ます
イエロー→マゼンタ→シアン→ラミネート加工と1枚印刷するのに処理を4回重ねる工程を目で見られるのがそもそも面白いです。写真はチェキより大きくビビット。「暗すぎて失敗」がまずないので扱いやすいんです。
富士フイルム「instax mini Evo」
富士フイルム
instax
mini Evo
実勢価格:2万3454円
サイズ:W122.9 ×D36×H87mm
プリントサイズ:6.2cm×4.6cm
交換フィルム:インスタントフィルム instax mini
▼テスト結果
- 画質 :15/20点満点
- 使用感 :7/10点満点
- プリント :5/5点満点 ※31秒
- 満充電時のプリント枚数:5/5点満点 ※61枚
- 総合評価:S
富士フイルム「 instax mini Evo」は、パキッとした明るさより現実的な深い色合いが特徴で、大人向けの一台。プリント時間が短く、待たずに住むのも便利です。
「オブ・ザ・イヤー」を受賞した一番の理由とは?
明るさ調整など機能が豊富で操作も楽しい
写真の明るさ調整ができる
明るさ調整ができます。仕上がりも、チェキプリンターの「mini Link 2」より好ましいものでした。
操作が楽しい
フィルムカメラの巻き上げレバーやピントリングなど、クラシカルなカメラを模した操作は本機の特長です。
わざわざインスタントカメラを使ったりプリントするなら、デジカメやスマホとは違う体験、プリントならではの面白さが大事。その点、富士フイルム「instax mini Evo」やコダック「Mini Shot 3」は使い勝手のよさはもちろん、明確な個性があります。
以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」において、カメラ部門のなかのモバイルフォトプリンター部門に選出されたコダック「Mini Shot 3」と、インスタントカメラ部門に選出された富士フイルム「instax mini Evo」の紹介でした。
引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!
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