炭酸飲料を冷たいまま持ち歩きたい!
熱中症の対策のためにも、夏は頻繁に水分をとりたいもの。そして、暑い時期に飲みたくなるのがシュワっと爽やかな炭酸飲料ですよね。でも、ペットボトルのままだとすぐにぬるくなってしまうのが悩みです。
保冷水筒に入れればよいのでは?と思うかもしれませんが、炭酸飲料は基本、ふつうの保冷水筒に入れるのはNGなんです。
炭酸飲料はふつう、保冷水筒に入れられない
1:水筒が壊れる可能性がある
炭酸飲料の温度が上がると、溶けていた二酸化炭素が気体になり、炭酸ガスがたまります。すると水筒内部の圧力が高くなるため、水筒が開かなくなったり壊れたりする恐れがあります。
2:水筒の内部を傷める
炭酸水は酸性なので、長時間水筒に入れると水筒の内側の金属が溶け、水筒を傷めることがあります。またその炭酸水を飲むと体に影響する可能性もあります。
そんななか、「サーモス」と「タイガー」から登場した炭酸対応保冷ボトル。そこで今回は実力を比較検証してみました。
サーモス「FJK-500」
サーモス
保冷炭酸飲料ボトル
FJK-500
実勢価格:3278円
サイズ:W65×D65×H240mm
重さ:0.2kg
容量:0.5L
ペットボトルのままだとすぐにぬるくなってしまう炭酸水ですが、サーモス「保冷炭酸飲料ボトル FJK-500」に入れれば冷たさも炭酸もしっかりキープ。いつでもどこでもシュワシュワ&キンキンな炭酸が楽しめます。
日向に置いても冷たさキープ
肝心の保冷力をテスト。500mlの炭酸水を入れた保冷ボトルを日の当たる日中の窓辺に置き、4時間の温度変化を記録しました。本製品も、このあと紹介するタイガー製品もほとんど温度は上昇せず、冷たい炭酸を楽しめました。
ベストの決め手はフタの開けやすさ!
保冷力はサーモスの製品もタイガーの製品もほぼ互角ですが、ベストの決め手はフタの開けやすさにありました。フタを少し回すことで圧力を逃がしてくれるので、あとは力を入れずにフタが開けられてラクチンです。
500mlがちょうど入る大きさです
容量は、氷なしなら500mlペットボトルの中身がちょうど入る大きさです。もっと冷たくしたい場合は、入れる量を少し減らして氷を入れればOK。キンキンの状態をキープしてくれますよ。
タイガー「MTA-T050」
タイガー
真空断熱炭酸
ボトル MTA-T050
実勢価格:5455円
サイズ:約W105×D75×H212mm
重さ:290g
容量:0.5L
タイガー「真空断熱炭酸ボトル MTA-T050」も保冷性能は優秀。サーモスのところでご紹介したとおり、保冷テストの結果はほぼ互角でした。こちらは飲み口が小さめで、飲みやすいところがグッドです。
差がついたのは、フタの開けやすさ。圧力を逃がすキャップの機構の影響で、フタが開けにくく感じました。
以上、サーモスとタイガーの炭酸対応保冷ボトルの検証でした。キンキン&シュワシュワの炭酸飲料がいつでも楽しめます。今年の夏は必携アイテムになるかもしれませんね。
保冷ボトルの売れ筋ランキングもチェック!
保冷ボトルのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。