種類豊富なシリアルの違いや選び方をご紹介します
食べやすいうえに、食物繊維やビタミンなどの栄養を手軽に摂れるシリアル。牛乳といっしょに朝食として食べたり、ヨーグルトにかけて食感を楽しんだり……何かと便利な食品のひとつですよね。
とはいえ、最近はいろいろな種類のシリアルがあって「どれを選べばいいか迷っちゃう!」という方も多いのでは? そこで今回は、シリアル選びに役立つヒントをご紹介します。
[シリアルの基本]
保存方法:
高温多湿を避け密封し、常温で保存
食べきりの目安:
開封後1~2週間程度
おもな原材料:
とうもろこし、小麦、オーツ麦、玄米、ドライフルーツ等
それではさっそく、シリアルについてみていきましょう!
①グラノーラもコーンフレークも「シリアル」の種類のひとつ
コーンフレークやグラノーラ、ミューズリーなど、名称はさまざまですが、どれも穀物をそのまま食べられるように加工した「シリアル」の一種です。
使われる穀物の種類や副材料などによって、名称が違うんです。
②穀物の種類によって栄養が大きく変わります
シリアルは、どの穀物がメインになるかによって、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、食物繊維などの量が大きく異なります。砂糖やフルーツの量などが気になりがちですが、シリアル選びにおいてそれ以上に重要ともいえるのが、使われる穀物の違いなんです。
たとえばコーンフレークには良質な炭水化物が多く含まれていますが、グラノーラに使われるオーツ麦や玄米などに比べると、たんぱく質や食物繊維、ビタミンは少なめです。
以下の成分表をご参考にしてください。
※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より、可食部100gあたりの数値を引用。炭水化物は食物繊維を含む総量、ビタミンEはα-トコフェロール当量を記載
※シリアルの一食分は約50 g
味や食感の好みで選ぶことも重要ですが、こうした違いを知って選ぶことで、効率よく健康補助に役立てることができます。
タンパク質や食物繊維重視ならオーツ麦中心のものがベスト
原材料や食感、形状、使われる甘味料による風味の違いなどは、パッケージからわかることが多いので、要チェックです。たとえば、玄米フレークに小麦が使われていたりと、商品名に書かれていない穀物が使われていることもあるので、アレルギーのある人は原材料を必ずチェックしましょう。
それでは、スーパーなどで手に入るシリアルを穀物別にご紹介します。
[とうもろこし/コーンフレーク]
ケロッグ
コーンフレーク(180g)
購入価格:296円
※Amazonパントリーの商品購入ページに移動します
コーンフレークは、良質な炭水化物を手軽に摂ることができます。糖質が中心で、脂質やビタミンなどの量はさほど多くありません。
[玄米/玄米フレーク]
ケロッグ
玄米フレーク(220g)
購入価格:280円
※6袋セットの購入ページに移動します
玄米のほか、小麦などの穀物が加わったものもあります。ビタミンB1などが豊富です。
[小麦/小麦外皮フレーク]
ケロッグ
オールブラン(235g)
購入価格:307円
※6袋セットの購入ページに移動します
ケロッグ
オールブラン(235g)
購入価格:307円
食物繊維が非常に豊富な小麦外皮(ふすま)が使われています。小麦は、他の穀物中心のものにも使われます。
[オーツ麦/グラノーラ]
カルビー
フルグラ(380g)
購入価格:411円
※Amazonあわせ買いの購入ページに移動します
オーツ麦を使ったシリアルで、甘味を加えたものがグラノーラです。こちらは、フルーツなどの栄養も加わります。
[オーツ麦/オートミール]
日本食品製造
プレミアムピュア
オートミール(300g)
購入価格:384円
※4袋セットの購入ページに移動します
オーツ麦をフレーク化したものを、オートミールと呼びます。たんぱく質や食物繊維が豊富です。
[オーツ麦/ミューズリー]
ミューズリーもオーツ麦を使用していますが、甘味や油を加えないものになります。
以上、シリアル選びのヒントをご紹介しました。ふだん何気なく選びがちですが、メインとなる穀物によって栄養価が大きく変わってきますので、ぜひこちらをご参考にしてみてくださいね!