デリケートゾーンの正しいケア方法って?
近年、“フェムテック”や“フェムケア”という言葉を耳にする機会が増えてきました。月経や更年期障害など、女性ならではの体の悩みをケアできる製品やテクノロジーなどの総称で、今大注目されています。
そこで、雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌であるコスメ雑誌『LDK the Beauty』(エルビュー)編集部が、デリケートゾーンってそもそも何?どうやってケアするの?など、デリケートゾーンについて聞きづらいことを専門家に教えてもらいました。
デリケートゾーンの基本
実は“デリケートゾーン”とは医学用語ではなく、一般的に膣を含めた外から見える部分のV(ビキニライン)・I(陰部の両側)・O(肛門周辺)ゾーンを指すことが多いです。
最近で、やさしく洗えるソープや、保湿・美白を叶えるクリームなどの専用ケアアイテムが急増中。雑誌『LDK the Beauty』のアンケートでも多くの人がデリケートゾーンケアアイテムを使ってみたいと回答していました。
それでは、ここからは黒ずみやかゆみについての疑問と、デリケートゾーンケアのおすすめアイテムを紹介します。
Q1. 黒ずんでいるのが恥ずかしい……
A. 黄色人種は黒ずむのが普通!
黒ずみの原因は、ホルモンによるメラニンの増加と摩擦による色素沈着の主に2つ。
黄色人種はもともと黒ずみやすいのですが、女性ホルモンの影響でもメラニン量が変動します。妊娠中は色素が濃くなったり、逆に閉経後は色が薄くなったりすることも。
また、きつい下着は摩擦が起き黒ずみを助長させることがあります。タンガやビキニタイプの下着は締め付けやすいので、ボクサータイプがオススメ。乾燥も摩擦を起こしやすいので保湿も必須です。
レーザーでも黒ずみを完全に消すのは難しいです。
Q2. 市販の黒ずみケアクリームって効果ある?
A. ほぼ期待できない。
ビタミンCなど美白に効果的な成分が配合されているクリームでも、即効性はなく過度な期待は禁物。逆に刺激によりかぶれる可能性もあるので、使用する際は注意が必要です。
Q3. どうしてもかゆみが治まらない……
A. お医者さんへの相談が手っ取り早いです。
ムレなどによるかゆみは一時的に市販薬で抑えられても、続くようなら病気が隠れているかもしれません。
毛が生えている皮膚部分のかゆみは皮膚科へ。膣などの粘膜部分は婦人科に行きましょう。
ナプキンのムレなどのかゆみを今すぐどうにかしたいときには、市販薬もアリ。ただし、あくまで一時的なかゆみの応急処置です。
それでは、デリケートゾーンのケアにおすすめのソープを紹介します。
デリケートな場所をやさしくうるおす「イグニス イオ」
イグニス イオ
フェミニンウォッシュ
100ml
実勢価格:1980円
▼テスト結果
- 洗浄力:◎
- 消臭力:◎
- 保湿力:◎+
- 成分 :◎
- 評価 :A
デリケートゾーン専用のソープ10製品を比較したところ、特に保湿力が高評価だったのがイグニス イオ「フェミニンウォッシュ」でした。
洗い上がり後30分たってもうるおいをしっかりキープ。さらにアミノ酸系でやさしく洗え、ニオイも抑えてくれるという全体のバランスのよさもすばらしい製品です。
iroha「インティメートウォッシュ」
iroha
インティメートウォッシュ
フォームタイプ
150ml
実勢価格:1650円
▼テスト結果
- 洗浄力:◎+
- 消臭力:◎
- 保湿力:◎(30分後の肌水分増減値-0.1)
- 成分 :◎
- 評価 :A
iroha「インティメートウォッシュ」もベストバイでした。汚れやニオイはしっかり落とすのに、必要なうるおいは残してくれる洗浄力がピカイチのデリケートゾーン用石けんです。またアミノ酸系で肌にやさしいのも高評価でした。
スッキリ洗いたいならirohaがオススメです!
洗浄力:しっかり落とす絶妙な洗浄力
絶妙な洗浄力が高く評価されたiroha。汚れを落としつつ、必要な皮脂は残す洗い上がりです。強くこする必要がないので皮膚を傷つけず清潔に保てます。
デリケートゾーンケアアイテムの売れ筋もチェック!
デリケートゾーンケアアイテムのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
以上、デリケートゾーンの気になる疑問とおすすめアイテムの紹介でした。
ケアアイテムを上手に使って、お悩みを解決し、快適な生活を送りましょう! ぜひ、参考にしてみてくださいね。
Iゾーンの皮膚は腕の1/40と薄く繊細です。