電気代がかかる……それ、誤解です
オイルヒーターの魅力は、エアコンのように乾燥することなく、ストーブのような直接的な熱でもなく、自然に部屋を暖められること。空気が汚れず、やけどしにくいので、子供のいる家庭でも安心して使用することができますよね。
メリットたっぷりのオイルヒーターですが、電気代が高い! というイメージがありませんか? 実はそれ、単なるウワサなんです。それでは、その誤解を解いていきましょう!
コスパは悪くありませんオイルヒーターは寝室に超オススメ
デロンギ
RHJ75V0915
実勢価格:3万9800円
サイズ・質量:W300×H535×D680mm・約16.5kg
消費電力1500W
広さの目安:10~13
タイマー:デジタルタイマー
平均表面温度:60
オイルヒーターは、ネット上でありがちな消費電力による電気代算出で「コスパ・ワースト」認定されがちですが、編集部で行った暖房器具のテスト結果では、体感温度に優れた「熱が長持ち」する暖房だということがよくわかりました。エアコンのような即暖性はありませんが、実は1時間つけておくだけで十分暖まるんです。
稼働1時間後
電源OFF1時間後
室内は暖かいままです。
就寝前などにオイルヒーターをタイマーで稼働しておけば、それだけで朝まで快適に過ごすことができそうです。もちろん、つけっぱなしのエアコンより電気代もお得です。
これ最強かも第3のヒーター登場!
デロンギ
マルチダイナミックヒーター
MDH15
実勢価格:7万6983円
サイズ・質量:W275×H665×D495mm・12.5kg
消費電力:1500W
ジュール数:5
適用畳数:10~13
コード長:2.5m
平均表面温度:60℃
デロンギが「第3のヒーター」として売り出しているマルチダイナミックヒーターと呼ばれるヒーターは、エアコン並みの即暖性と、オイルヒーターの熱の持続性を兼ね備えた「いいとこ取り」のヒーター。即暖、コスパ、体感温度と三拍子そろっています。
立ち上がりが弱いオイルヒーターの弱点も克服し、起動5分後にはこの通り。あっという間に暖まります。
消費電力は起動時に一気に上昇し、その後は下がるというエアコンに近い効率的な推移を示しました。お値段は高めですが、その分の性能は持っている新世代ヒーターです。
暖かさ長続きするオイルヒーターは、電気代が高いというイメージを払拭し、「コスパ・ワースト」認定の汚名返上となったのでは? タイマーを利用すれば、電気代もさらに節約になります。そして進化した「第3のヒーター」は、リビングでもメインの暖房器具として活躍しそうですね。オイルヒーターを上手に活用し、寒い夜もぬくぬくで良い夢を!