【2024年】女性用腹巻のおすすめランキング10選。LDKが冷え取り対策の人気商品を比較

腹巻をするメリットは？

外気の気温が低くなると、末端の冷えによる不調を感じる人もいるのでは？ 

そんなときは、血流の多いお腹を中心にあたためる冷え対策が効果的です。

手軽に取り入れられる冷え取りアイテムのひとつが、お腹全体やウエストをあたためられる腹巻。ダイエットや妊娠を意識して体を温める「温活」でも人気のグッズのひとつです。

特に冷えを感じる部位はどこですか？

※雑誌『LDK』公式Xアンケートより

足先や手先の冷たさを感じる人が65%とダントツで多いという結果に。体の末端まで血液が行き渡らず、冷えを感じやすい部位です。

あたためたほうがいい身体の部位は？

血流の多いお腹中心を優先的にあたためて。さらに、下半身や脂肪の少ない首・手首・足首も冷やさないようにしましょう。

腹巻で効率的な冷え取り対策を

お腹をあたためることで効率的に体温が上がるので、冷えに悩んでいるなら24時間腹巻を着けるのがおすすめです。

蒸れにくく、オールシーズン使える薄手の腹巻を一年中着けて、効率的に冷え対策しましょう。

医師／イシハラクリニック副院長

石原新菜 先生 のコメント

お腹をあたためれば温かい血液が全身を巡ります。

そこで雑誌『LDK』が、実店舗やネット通販で買える女性用・男女兼用で使える腹巻をプロと徹底比較。おすすめを探しました！

あなたの冷え度をチェック！

あてはまる項目をチェックしてみましょう。当てはまるものが多いほど、体は冷え冷えです。

チェックが4個以下：冷え度50%

たまに不調を感じるようなら、冷えが原因の可能性も。毎日湯ぶねに浸かり衣・食でも気をつけているようなら、スキマ運動を取り入れてみましょう。

チェックが5～7個以上：冷え度70%

冷えが進行しているので、このまま放置していると病気にかかりやすい状態に。腹巻を着けたり陽性食品を食べるなど体をあたためる習慣を増やしましょう。

チェックが8個以上：冷え度100%

完全に体が冷えきっている状態。毎日湯ぶねにつかる、しょうが紅茶を飲む、腹巻を着ける、スキマ運動を習慣づけるなど、衣食住全般の見直しを！

冷えからさまざまな不調が出てくることも

冷えた状態

• 頭痛
• 眠れない
• 肌が乾燥する
• 肩こり
• 気分の落ち込み
• 腰痛
• 胃痛・胃もたれ
• 生理痛が重い
• 便秘・下痢　など

「冷えは万病のもと」と言われるように、あらゆる不調の原因となります。

あたたまった状態

• よく眠れる
• 肌ツヤ・顔色がよい
• ポジティブになれる
• お腹があたたかい
• 手と足があたたかい
• 肩こり・腰痛がない
• 代謝がよい　　など

あたたまった状態では血流がよくなり、冷えによる不調がやわらぎます。

腹巻の選び方は？

腹巻にはユニクロや無印良品など、さまざまなメーカーの商品があって価格もピンキリです。ネットの口コミやレビューを見てもどれがいいか迷いますよね。

ここでは、お気に入りのはらまきを見つける選び方のポイントについてご紹介します。

選び方1：保温性

腹巻を選ぶときに重要視したいのが、保温性です。

冷え対策用として使用するなら、しっかりと体温を保つことができて、お腹まわりが常にあたたかいことが大切です。

きちんとお腹全体を覆えるかどうか、フィット感やサイズ・長さにも注意したいです。

選び方2：蒸れにくさ

寒い季節には毎日のように使うという人も多いと思いますが、長時間着用していると蒸れないかどうかも気になりますよね。

綿やウールがメインの腹巻なら、吸湿性が高いため、蒸れにくさを感じにくいのがメリットです。しかし、洗濯した時に乾くのに時間がかかるというデメリットも。

蒸れにくさと速乾性を求めるなら、綿やウールとポリエステルが混合された素材のものを選ぶといいでしょう。

春夏シーズンの温活なら、蒸れにくくい薄手の腹巻きがおすすめです。

選び方3：素材

腹巻の素材は綿やウール、シルクなどの天然繊維から、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維までさまざまです。

生地の素材によって肌触りや耐久性、機能性などが異なるので、ライフスタイルや好みに合わせて好きな素材を選びましょう。

コットン（綿）素材

綿100%の無印良品「あったか綿 厚手 はらまき」

下着やインナーに使われることが多いコットン（綿）は、肌触りがよくて吸湿性に優れているのが特徴です。

耐久性が高くて気軽に洗濯できるので、腹巻を毎日使うという人やこまめに洗濯したい人におすすめです。

しかし、綿素材のみのものだとしわになりやすいのがデメリット。ウールやポリエステル、レーヨンなどと組み合わせて作られた綿混のものを選ぶといいでしょう。

シルク（絹）素材

シルク80%の絹屋「極暖シルク 腹巻」

シルク（絹）は吸湿性や保温性に優れていて、夏は涼しくて冬はあたたかく、さらさらとした肌触りのよさが特徴です。

薄手で伸縮性に優れており、静電気が起こりづらく、アウターに響きにくいのもメリットといえます。腹巻を着用しながら、おしゃれを楽しみたい人におすすめです。

ただし、摩擦に弱くデリケートな素材のため、ホームケアには手間がかかることや比較的高価な点がデメリットです。

高級素材とされているシルクですが、最近では日本製でも手頃な価格帯の商品があります。

ウール（毛）素材

アクリル、ナイロンにウール26%ミックスの【温脚Labo】光電子×ウール ボディウォーマー

ウール（毛）は、保温力と伸縮性に優れていて、ふんわりとした質感が特徴です。秋冬用の腹巻に向いた素材で、お腹への締め付けが気になる人や就寝時に使いたい人におすすめです。

ただし、洗濯すると縮みやすく、毛玉ができやすいのがデメリット。ボリューム感もあるので、薄手のトップスを着ると洋服にひびいてしまうことがあるため、自宅メインで使用する腹巻に適しています。

選び方4：使うシーン

外出用なのか、就寝時に使うものなのか、使うシーンに合わせて着心地がよいものを選びましょう。

夏の冷房対策用や妊婦さん（マタニティ）向け、妊活用、腰痛防止用など、さまざまな用途に合わせたものが売られているため、使用シーンや目的に合った腹巻を選びましょう。

選び方５：デザイン

また、温活しながらおしゃれも楽しみたいという人は、デザインやカラーもチェックしたいですよね。

コットンやシルク素材には薄手のものが多く、上に着るトップスを選ばないので外出時でも使いやすいです。一見ハラマキには見えないカラーやデザインのものだと、より抵抗なく使用できます。

最近では、縫い目のないシームレスタイプなどもあって、豊富なカラーバリエーションから好みのものを選べますよ。

女性用腹巻の人気商品をテスト

今回は雑誌『LDK』編集部が、無印良品やトップバリュなどの実店舗をはじめ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでも購入できるレディース向け＆メンズも使える男女兼用の腹巻10商品をピックアップ。

スタイリストの森田 文菜さんにご協力いただき、「保温性」「体感のあたたかさ」「蒸れにくさ」「着心地」の4項目を比較検証しました。

テストの詳細は次のとおりです。

保温性

サーマルマネキンの表面が設定温度になったところで腹巻を着用させ、一定時間後に脱がせてサーモカメラで体表面の温度をチェックしました。

蒸れにくさ

水を入れたビーカーの上に試料をかけ、一定時間後に水量を精秤。水分蒸散率を算出し、湿気の通しやすさ（蒸れにくさ）をジャッジしました。

体感のあたたかさ、着心地

着心地はスタイリストの森田文菜さんとチェック。体感のあたたかさは複数のモニターさんとともに総合的に評価しました。

以上を比較検証した結果は、レディース用腹巻のおすすめ商品をランキングでご紹介します！