実家の見守り、最新ガジェットで始めませんか?
外出自粛に3密回避。親のことは心配だけどしばらく会いには行けていないという方も多いと思います。とくに親が高齢になると、体調の変化や暮らしぶりが気になるところですね。
そんな気がかりを解決してくれるのが、最新の見守りガジェット。実際に会いにいけなくても、スマートスピーカーでビデオ通話したり、ネットワークカメラやスマートセンサーなどで安全を確認したり、手軽に活用できるアイテムはたくさんあります。
高齢者を狙う迷惑電話から親を守る方法って?
巧妙化する振り込め詐欺や話術で商品を買わせようとする電話販売など、今電話は高齢者にとって最も危険なツールになっています。
「うちの親なら大丈夫」という理屈は実害がある以上アテにならず、迷惑電話対策機器は真っ先に導入すべき製品です。着信拒否やフリーダイヤルはもちろんのこと、未登録の電話番号からの電話がブロックできるので安心感が高まります。
今回は、迷惑電話対策におすすめの電話機2製品をご紹介します。
シンプル機能で高齢者に最適!シャープ「JD-AT95C」
シャープ
JD-AT95C
実勢価格:1万3167円
サイズ・重量:約W172×D220×H86mm・約690g
液晶表示:4.6型漢字3行
着信音量切替:6段階・切
電話帳機能:漢字300件
ワンタッチダイヤル:2件
今回検証した2製品はほぼ機能は同じですが、シャープ「JD-AT95C」のほうがより高齢者に使いやすいようにシンプルに設計されていました。
非通知、未登録、フリーダイヤルなどの電話も拒否することができ、着信がなる前に電話が断りの応答をしてくれます。
また、親だけでなく、遠く離れた子どもからも自動で見守ることができるのがポイントです。
ポイント1:知っていてもビビる「録音しますよ」メッセージ
シャープ「JD-AT95C」は、着信音が鳴る前に警告をし、迷惑電話を撃退。また警告されても電話を切らない相手には、名前を確認する自動メッセージを流すので、相手が話すのを聞いてから電話に出るか判断できます。
▼自動メッセージの一例
・この通話は防犯のために録音されています。
・登録されていない携帯電話からです。振り込め詐欺の電話が多い時間帯です。気をつけてください。
・ただ今、振り込め詐欺対策モードになっています。恐れ入りますが、あなたのなまえをおっしゃってください。
ポイント2:あんしん相談機能で詐欺対策
仮に電話に出てしまっても、登録した信頼できる相手へワンタッチで相談できます。家族や相談窓口を事前登録しておきましょう。
ポイント3:モーニングコールで見守り
毎日指定した時刻に呼びかけることができます。モーニングコールに応じなかったときは、予め登録していた自分の電話に連絡をくれます。
迷惑電話対策は万全!パナソニック「VE-GD67DL」
パナソニック
VE-GD67DL
実勢価格:1万6364円
サイズ・重量:約W171×D212×H73mm・約690g(親機)、約W49×D25×H175mm・約140g(子機)
呼出音量:8段階・切(親機・子機)
電話帳:漢字150件(親機・子機)
パナソニック「VE-GD67DL」の特徴は、パナソニック独自のホームセキュリティーで、開閉センサーやドアセンサーなどの防犯機能と連携できるところ。迷惑電話対策と並行して防犯を強化したい人にオススメです。
ポイント1:迷惑電話を登録可能
有料サービスで防犯を強化することができ、毎月更新される迷惑電話番号データから電話があると、自動で拒否します。
ポイント2:SDカードに録音できる
通話内容をSDカードで録音できます。親戚などとの会話内容を把握しておくと、わざわざ言質をとる必要もありません。
【活用法】センサーと連携して通知を受け取る
▼開閉センサー
パナソニック
KX-HJS100
実勢価格:3673円
▼ドアセンサー
パナソニック
ECID30A
実勢価格:4500円
別売の開閉センサーパナソニック「KX-HJS100」や、ドアセンサーのパナソニック「ECID30A」を接続すると外出先からも開閉状態を確認できます。外出時設定のときにセンサーが反応すると、自動で携帯電話に通知が届きます。
以上、迷惑電話対策にオススメの電話機2製品でした。
詐欺や勧誘などの高齢者を狙ったトラブルから親を守るためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼熱中症から親を守る!スマートリモコンの活用法は?