栄養素を効率良く取れる簡単レシピを紹介!
ビタミンや食物繊維など、美容のために摂取したい栄養素。毎日の食事で取り入れようと思っても、選んでいい食材や美味しい調理方法がわかりにくくて、あきらめるということ、ありませんか。
そこで、雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌でテストするコスメ雑誌『LDK the Beauty』が、美容に不可欠な栄養素を効率よく採れる、しかも簡単なレシピをお届けします。
明日のキレイのために、今日食べる「食べきりサプリめし」レシピです。
赤ワインのアントシアニンは目の疲れ&老け防止にも最適!
アントシアニンは、植物由来の天然色素ポリフェノールの一種。赤ワインのほか、ブルーベリーや小豆などにも豊富です。
代表的な効能は目の機能の改善。目から脳への神経伝達の活性化を促し、眼精疲労の回復を後押しします。
体内の酸化を防いで血液循環をスムーズにする働きもあり、生活習慣病の予防にも。赤ワインの中でも、特にカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった品種のブドウに多く含まれます。
▼アントシアニンの主な効果
・疲れ目を予防して視界をすっきり
・抗酸化作用で血液サラサラに
ということで今回は、「赤ワイン」を使ったレシピを3つご紹介します!
※レシピに記載しているカロリーは全て一人分の計算です。
レシピ1:赤ワイン風味の大人のペスカトーレ
カロリー:431kcal
魚介をふんだんに使ったうまみ満点のソースと赤ワインを合わせれば、これ以上ないリッチな味わいに。魚介には白ワインが合うと思われがちですが、トマトを加えることで赤ワインのコクや香りとしっくりなじみます。
<材料>※2人分
・スパゲッティ……140g
・なす……2本
・トマト……(大)1個
・いか……1杯
・えび(有頭・殻付き)……8尾
・あさり(砂抜きしたもの)……150g
A
・にんにく(薄切り)……1/2かけ
・玉ねぎ(みじん切り)……1/4個
B
・砂糖、しょうゆ……各小さじ1
・こしょう……少々
・赤ワイン……1/4カップ
・塩……小さじ1/3
<作り方>
1:なすは1cm厚さの輪切りにする。トマトは1cm角に切る。いかはワタを取って輪切りにし、えびは頭と背ワタを取っておく。
2:鍋にたっぷりの湯を沸かし、湯に対して1%の塩(分量外)を入れ(1リットルに10gが目安)、スパゲッティを袋の表示より1分少なめにゆでる。
3:フライパンにオリーブ油(分量外)とAを入れ、透き通ってきたらトマトの汁気を煮詰めながら炒める。B、あさりを加えてふたをする。
ここがポイント!
トマトを煮詰めると、とろみがついてスパゲッティがからみやすくなります。
レシピ2:レバーとプルーンのこっくり赤ワイン煮
カロリー:194kcal
レバーが苦手な人にこそ試してほしい一品。つややかに煮ることで、赤ワインのコクがぎゅっと凝縮され、レバーのクセが抜けます。さらにプルーンの甘みで食べやすさがアップ。残った赤ワインと一緒に食べるのもオススメです。
<材料>※2~3人分
・鶏レバー……200g
・ドライプルーン……6個
A
・赤ワイン……80ml
・水……大さじ3
・はちみつ……大さじ1
・しょうゆ……小さじ2
・ローリエ……1枚
<作り方>
1:鶏レバーは大きいものはひと口大に切り、流水に10分ほどさらしてから血抜きをし、水けをしっかりとふく(臭みが気になる人は、たっぷりの湯にさっとくぐらせて霜降りにするとよい)。
2:鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったら1のレバーを加え、約10分煮る。
3:プルーンを加え、時々かき混ぜながら、汁けがなくなりつやが出るまで煮る。
ここがポイント!
水の中でレバーを手で軽くもんで血抜きをし、洗い流してください。これを何度かくり返すことで臭みが取れます。
レシピ3:りんごの赤ワインやわらかコンポート
きれいな赤ワイン色に染まったりんごは、中までしっかり味がしみ込み、見た目も華やか。シナモンの香りが甘みに奥行きを出してくれます。ワインが強すぎる場合は、赤ワイン1/2カップ、水1/2カップにしてもOKです。
<材料>※2~3人分
・りんご……1個
・赤ワイン……1カップ
・砂糖……大さじ4
・レモン汁……小さじ2
・シナモンスティック……適量
・ミント……少々
<作り方>
1:りんごは8等分のくし形に切り、皮をむく。
2:鍋に赤ワインと砂糖を入れて中火にかけ、砂糖が溶けたら、りんごをできるだけ重ならないように並べ入れる。レモン汁と半分に折ったシナモンスティックを加え、紙ぶたをのせて、弱火にして10分ほど煮る。火を止めてそのまま1時間ほどおき、味をなじませる。器に盛り、好みでミントを添える。
ここがポイント!
オーブンペーパーを鍋の直径に合わせて円形に切り、ところどころ穴をあけましょう。これを落としぶた代わりにし、味をしみ込ませます。
以上、「赤ワイン」を使ったレシピ3種のご紹介でした。
料理が苦手という人でも簡単に作れるので、ぜひマネしてみてくださいね!
ちなみに、明日のキレイのために、今日食べる「食べきりサプリめし」レシピを連載している『LDK the Beauty』の最新号(2021年1月号)はこちらで読めます。
※今回ご紹介したレシピ情報は『LDK the Beauty』2020年7月号掲載時のものです。
『LDK the Beauty』2021年1月号
『LDK the Beauty』
2021年1月号
ぜひ、参考にしてみてください。