正しい紫外線予防の方法をチェック
そもそも、なんで紫外線って防がないといけないの? 疑問ではありませんか。しかも、UVケアアイテムって、種類が多くて何を選べばいいか迷ってしまませんか。
そこで、今さら聞けないUVケアの常識から、意外と知らない新常識まで、専門家への取材でわかった紫外線対策の基本を大公開します。今回は鉄壁UVケアのために知っておきたいシミなし美肌を叶える新常識 第二弾。日焼け止めの新常識をご紹介します。
日焼け止めで肌荒れする人はケミカルフリー
UVケアのためには日焼け止めは必要とわかっていても、日焼けどめを使うと肌荒れしてしまう。ということ、ありませんか。紫外線吸収剤によるアレルギーの可能性があるのかもしれません。そんな方に試してほしいのが、ケミカルフリーの日焼け止めです。
酸化亜鉛や酸化チタンなどの紫外線散乱剤を使用したケミカルフリーの日焼け止めを選んでみてはいかがでしょうか。
気になる場合は、皮膚科で紫外線吸収剤が肌に合うかどうか相談やチェックしてもらうのも手です。
▼ケミカルフリーの日焼けどめ
スキンマニア
セラミドUVミルク
SPF30 /PA++
実勢価格 1650円
「敏感肌用は効果が弱い」は昔の話!
「敏感肌用は効果が弱い」というイメージをお持ちではありませんか。でも、それは昔の話です。現在は、敏感肌用の日焼け止めでも、紫外線カット効果が抜群な優秀製品がどんどん出てきました。
例えばこちらのキュレルは、敏感肌用ですが本誌の検証でベストを獲得しています。
キュレル
UVローション
SPF50+/PA+++
【 実勢価格 1980円 】
UVカット率は驚きの99.0%。しっかりと紫外線対策ができます。さらに抗炎症成分が入っており、日焼け後の炎症を抑えるうれしい効果もあります。しっとりしたテクスチャーで乾燥肌にもおすすめです。
石けんで落ちる≠肌負担がない!
肌負担を減らすために、日焼けどめを「石けんで落ちる」製品をチョイスする人もいます。ですが、どの製品で洗うかによって、落ち具合は異なります。
本来石けんの洗浄力は意外と強めなので、乾燥肌の人は皮脂を取りすぎてしまう可能性があります。逆にアミノ酸系洗顔料は、洗浄力がおだやかで「石けん落ち」製品を落としきれない場合もあります。
洗浄力のめやす
石けん:強い
アミノ酸系洗顔料:おだやか
UVケアサプリを飲んでも日焼けします!
さまざまな種類が出ているUVケアサプリ。「飲む日焼け止め」といわれて最近注目を集めています。
ですがサプリンメントが日焼けそのものを防ぐわけではありません。サプリには抗酸化作用のある成分が配合されているため、塗る日焼け止めの補助としてのUVケアにプラスして使うのがベストです。
▼UVケアサプリ
ロート製薬
ヘリオホワイト
実勢価格:2592円
カシャカシャ振って混ぜる日焼け止めは崩れにくい
振るタイプの日焼け止めは、皮膜力が高く落ちにくい傾向にあります。界面活性剤の量を減らして皮膜力を上げているため、ウォータープルーフをうたうものが多数です。
▼ウォータープルーフの日焼け止め
アネッサ
パーフェクトUVマイルドミルクa
SPF50+/PA++++
【 購入価格 3300円 】
検証では、ファンデを塗ってスチーム当てても色が落ちませんでした。
ビオレUV
アスリズム
サンバーン
プロテクトミルク
SPF50+/PA++++
【 購入価格 2200円 】
崩れにくいので、レジャーシーンに合います。
通常の日焼け止めより崩れにくいとはいえ、強力なオイルクレンジングなどを使わなくてもミルククレンジングで簡単に落とせます
実は唇にもシミができる! UV対策を
顔に目を向けて忘れてしまいがちですが、唇も日焼けをします。唇をシミやシワから守るには、SPF表示のあるリップクリームを選ぶのがオススメです。
▼UVケアが可能なリップ
メンソレータム
メルティクリームリップ
SPF25/PA+++
【 購入価格 468円 】
紫外線カット効果も実証済みです。
マスクしていれば日焼け止めはいらないはウソ!
日常のアイテムとしてより定着したマスク。マスクのUVカット力を検証したところ、確かに紫外線カット効果がありました。
しかし日焼け止めも併用しないと、マスクに隠れていない部分がマスク焼けしてしまう可能性があります!
マスクはあくまでサブアイテムとして使うのが安心ですね。
以上、UVケアの新常識をご紹介しました。記事を参考にしてみてください。
日焼け止めで、皮膜力の強いものはクレンジングが必要な場合もあります。