ガンコな鏡のウロコをやわらかく溶かすレモン
お風呂の鏡をくもらせるガビガビの白い汚れ。こすっても簡単には落ちなくて、かなりやっかいです。もはや諦めた、なんて方もいるかもしれません。でも諦めるのはまだ早い! この汚れ、キレイさっぱり落とせちゃうんです! しかも、専用の洗剤を用意する必要もありません。使うのはこちら。
はい、レモン汁です。ふだん冷蔵庫に入っているもので大丈夫。なぜレモン汁なのかというと……。
鏡の水アカは、水道水のカルキの成分が結晶化したもので、アルカリ性。これに対し、酸性であるレモン汁が汚れを分解して、やわらかくしてくれるというわけです。
それでは、詳細なそうじ方法をご紹介していきたいと思います。
【鏡そうじ方法】レモン汁パックで汚れをやわらかくする
レモン汁の酸をしっかり汚れに浸透させるために有効なのは、パック。ペーパーとラップを使ってレモン汁を鏡に密着させます。ではさっそくはじめていきましょう。
[Before]ウロコ状の汚れでザラザラの表面になっています。これじゃよく見えません。
[手順①]レモン汁に浸したキッチンペーパーを鏡全体に貼り、より密着させるため上からラップをします。10分ほど放置すれば、汚れがやわらかくなります。
[手順②]10分放置後、メラミンスポンジに歯磨き粉をつけて磨きます。磨く際は、傷つかないようにクルクルなでるように優しく! その後シャワーで流しましょう。
あまりに年季の入った汚れで、落ちない場合はダイヤモンドパフを使うのもアリです。キャンドゥで売ってます。
キャンドゥ
ダイヤモンドパフ
購入価格:108円
ダイヤモンドパフを使う場合は、鏡の表面を削りすぎないように注意してください。
[After]そうじ後の鏡です。ツルツルピカピカになり、こんなにクリアに!
[予防法]ツルツルピカピカをキープするには、お風呂上がりのから拭き。ちょっと手間ですが、水道水のカルキをしっかり拭き取れば汚れもつきにくくなります。
今回はもうひとつ、鏡と同じように水アカ汚れがつきやすい「シャワーヘッド」のそうじ方法もご紹介したいと思います。
【シャワーそうじ方法】クエン酸パックで水の出もよくなります
鏡と同様、水アカによる汚れがたまりやすいシャワー。ひどくなると、水の出まで悪くなってしまいます。そんな時はクエン酸。クエン酸パックで水アカを溶かせば、するんと落ちてくれます。
クエン酸も水アカを分解してくれるスグレモノです。
[Before]カピカピの水アカがびっしりついたシャワーヘッド。
[手順①]お湯にクエン酸を入れたら、よくかき混ぜ溶かします。その中にティッシュをひたしましょう。
[手順②]クエン酸に浸したティッシュ3枚を重ねて包み、30分ほど放置します。
[After]ツヤツヤの地が見えるようになりました。出もよくなりそう!
キレイになった後は、汚れを予防することもお忘れなく。
使うものは、お風呂そうじの定番、バスマジックリンです。
[予防法]気づいたときにマジックリンをシュッとしておくと、汚れを防ぐことができます。シャワー穴の中にも吹きかけましょう。その後よ~く流してくださいね。
以上、お風呂の水アカ汚れのそうじ方法についてご紹介しました。鏡もシャワーもツルツルだとお風呂タイムも楽しくなるはず。ぜひお試しください!