今は録画テレビが当たり前の時代それでも価値あるレコーダーとは?
今や多くのテレビが録画対応となっている状況で、あえてレコーダーを買う最大の理由が「全録」です。東芝ではタイムシフトと言われるこの機能は、すべてのチャンネルを常に録画し続けるというもの。
実際の放送時間に関わらず、見たいときにいつでも呼び出せるこの機能は、「録画予約」という手間を一気に解消してくれます。もちろん、容量や全録できる期間に制限はありますが、それでも見逃し・録り逃しが大きく減ることは間違いありません。
東芝
REGZAサーバー
DBR-M1007
実勢価格:5万6946円
サイズ・質量:W430×H59×D209mm・2.8kg(突起部含まず)
内蔵HDD:1TB
チューナー数:7(地D×3・BS/CS×4)
4K対応:4Kアップコンバート出力対応
7基の内蔵チューナーでBS、CS番組を自動録画できる
内蔵チューナーで地デジのキー局すべてをカバーし、全番組を録画し続けるのが「全録」です。BSとCSのチャンネルの設定もできます。
全録対応の4Kテレビもありますが実は機能面で大きな差があります
東芝からは全録に対応した4Kテレビも発売されていますの。もちろんテレビの買い替えも検討しているならアリですが、テレビをすでに持っている人が全録機能だけを追加したい場合には割高です。そういった意味でも、全録レコーダーには価値があると言えます。
さらに、テレビ搭載の全録機能と、このREGZAサーバーには機能面でも大きな違いがあります。まさにそれこそが、全録レコーダーの価値といえるでしょう。ここからは全録レコーダーの機能的な魅力をご紹介します。
東芝だけのCMカット機能や忙しい人にはダイジェスト再生も便利!
全録レグザサーバーをオススメできる一番の理由が目玉機能である「時短」モードです。とくに、CMスキップして再生できる機能は東芝オンリーワン。
また、スポーツや、情報番組の気になるポイントだけ視聴したいという人には、5分固定の「飛ばし見」モードが便利。隙間の時間でサクッと視聴できます。
CMカットなど4つの再生方法で「時短」できる
通常の再生モードに加え、3種類の「時短」再生モードが選択可能です。それぞれ「らく見」はCMカット、「らく早見」はCMカット+1.3倍早見、「飛ばし見」は番組を5分のダイジェストで再生します。
便利すぎるCMカット機能
東芝オンリーワンのCMカット機能です。ダビング時にも「らく見」が選択できるので、CMカット済にして外付けHDDなどに保存できるのはかなり便利です。
民放の映画はCMが入るので雰囲気を損なうというこだわり屋さんにもピッタリです。
時間のない人には5分固定の「飛ばし見」が便利です
一方、レコーダーが5分間のダイジェストを自動編集してくれる「飛ばし見」モードは忙しくてじっくりテレビを見ることができない人に便利。
たとえば、歌番組なら歌唱シーンのみ、30分編成の情報番組なら大きなトピックスだけを拾った視聴が可能です。
スポーツなら得点シーンや…
トークなどの部分を抜いた競技シーンだけをダイジェストととして視聴したいときに大活躍します。
「勝手に撮れてる」が最大の魅力でも、容量のことを理解しましょう
指定したチャンネルを常に録画し続けるという全録は、初期設定だけ済ませれば予約操作自体が不要。単純に「楽」という魅力もありますが、撮り逃しや特番かぶりも防げるのもメリットです。
ただし、容量次第で録画できる番組の日数がかわります。よりたくさんの番組を勝手に録画しておきたい場合は、ある程度の容量は欲しくなってきます。
録り溜め派には外付けHHDが必要です
レグザサーバーDBR-M1007の場合、内蔵HDDの1TBを「全録」と「通常録画」で分け合っています。「全録」での保存期間は「AVC最低画質モード」で約3日、「AVC最高画質モード」では0.5日とかなり短めです。したがって、早く見ないと録画番組が消えてしまうこともあります。
外付けを追加するのが一番の解決策
そこで導入したいのが外付けHDD(ハードディスク)。レコーダー1台あたり最大2機(6TB)までHDDを増設できます。また、HDDごとに録画の割り振りもできるので、テレビ好きの人はジャンル毎にまとめておくのも便利な使い方。
また、値段は張りますが、容量の多い、さらに上のモデルのレグザサーバーを購入するのも手です。内蔵HDD容量6TBの「DBR-M590」は実勢価格11万8000円。かなり高価な買い物ですが、容量追加ナシで長期間の全録ができるのは非常に楽です。
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