地味なところもとにかく「速く」お手頃レコーダーのオススメNo.1
パナソニック
ブルーレイディーガ DMR-BRW520
実勢価格:3万3000円
サイズ・質量:W430×H41.5×D179mm・1.8kg(突起部含まず)
内蔵HDD:500GB
チューナー数:2(地D×2・BS/CS×2)
4K対応:4K30p対応
BRW520は、前機種BRW510の「意外と気付かなかった不便さ」がブラッシュアップされ、全体的な使い勝手が大幅に向上しているのが特徴です。
基本的なスペックも必要十分なので、初めてのBDテレビレコーダーとしても満足できる機種と言えます。現在では実売価格が約4万円とコスパも高く、選びやすい1台です。
ちなみに、前機種BRW510より全体的な操作レスポンスも高速化されており、メニュー操作がスピーディにできるのもうれしいポイントです。
初期設定がわずか2ステップで完了!
従来10ステップ以上あった初期設定が郵便番号入力とネット設定のみに簡略化。所要時間も1分程度にまで短縮され、買ってすぐ使えるようになっています。意外と見落としがちなポイントですが、面倒な設定なしでセットアップが終わるのはありがたいです。
好みの番組は「自動録画」で早い!
自分で録画したい番組をいちいち予約するのは面倒。そんな人にオススメなのがBRW520のおまかせ録画機能です。好きな出演者名やキーワードを登録しておけば、番組情報から該当するものを検出し、空いたチューナーを使って自動録画してくれます。
スマホ持ち出しも「自動転送」
レコーダーに番組を録画しても視聴時間が取れない人向け、自宅や通勤・通学の電車で放送・番組を視聴できるスマホアプリ「Media Access」(無料)もバージョンアップ。
番組持ち出しは「あとで見る」で登録すれば自動転送されるので手軽です。もちろん転送した動画はオフラインで再生され、ネットがつながっていなくても観られます。
とにかく「検索」が簡単、速い!それだけで大幅ストレス解消です
ジャンルや人名で素早く番組を検索できる
番組表・録画番組の検索機能は、リモコンの「検索」ボタンへ集約されています。BRW520では、従来機種にあったジャンル・キーワード入力だけでなく、ドラマであれば番組名、スポーツなら競技名を選択して検索することが可能になりました。
出演者による検索も頭文字からリストで選んでセットするだけで一発でヒットします。面倒なキーワードの手動入力はほぼ必要ありません。
録画画質は10倍までは十分キレイ15倍はスマホで使うならOK
BRW520の録画モードには、オリジナル画質のまま保存するDRモードのほか、画質を落としつつ1.5~15倍まで録画可能時間を延ばせる倍録モードがあります。最大の15倍録の場合、500MBのHDD容量なら約675時間まで保存が可能です。
ただし、倍率が大きくなればなるほど録画画質は落ちていきます。テレビで視聴しても気にならない画質を確保できるのは、10倍録ぐらいまでと考えていいでしょう。
音楽サーバー機能などの便利機能も充実しています
ハイレゾ音源の音楽サーバーとしても活用できる
BRW520では、「音楽CDリッピング」と「ミュージックサーバー」という、映像からは離れたオーディオの新機能を搭載。音楽CDをセットすれば、すぐにネット経由でジャケット画像と曲名を表示され、高音質な可逆圧縮のFLAC形式でHDD内に保存できます。
また、ハイレゾ音源の配信サイトである「e-onkyo music」と連携して、購入した曲をBRW520に直接HDDダウンロードすることも可能。ハイレゾ対応の再生機器を持っているなら、高音質で音楽が楽しめるというわけです。
有料会員になると番組内のシーン検索にも対応
「ディモーラ」の有料会員(月額300円)になれば、ネットと連携して録画番組のコーナー再生にも対応します。番組内の各シーンがインデックス化され、ピンポイントで呼び出せるので録画番組の視聴がより快適に。無料会員でもコーナー表示までは利用できる仕組みです。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。