機能的でお値段も手ごろ ホムセンのボディタオル
一日の疲れをとるバスタイム。たっぷり泡立てて気持ちよく洗うのに欠かせないのがボディタオルです。やや地味な存在ではありますが、今回ご紹介したいのは近頃人気のホムセンで売っているものなんです。
売り場に並んでいるものでは飛び抜けて高額なものはありませんが、下は300円くらいから上は800円程度。素材も定番のナイロンから高級感のある絹、お肌にやさしそうな綿&麻などいろいろです。
最近はお肌にやさしいということで手で洗う派も増えているようですが、ボディタオルを使ってたっぷりの泡で洗えば、お肌へのクッションになって負担が少なく洗えますよ。
でも、ボディタオルってどう選んでますか? けっこうなんとなく、見た目や値段で決めているような…。
ボディタオルを選ぶときは この3つに注目です
あまりこだわりなく選んでいることも多いボディタオル。選び方をご紹介したいと思います。ポイントは3つです。
[ポイント1:泡立ち]
まずはボディタオルの基本の役割、“もっちりと泡立つこと”です。しっかり泡立てると泡がクッションの役割をするので、お肌に負担をかけずに洗えます。
そこで、各ボディタオルにボディソープと同量の水を含ませて30回揉んで、7製品の泡立ち具合をチェックしました。
[ポイント2:肌ざわり]
2つ目は“肌に刺激になりにくいやさしい肌ざわり”であること。肌を傷つけない、ほどよいやわらかさがベストです。
肌ざわりを比較するために、着色した油粘土の上に各ボディタオルと100gの重しを置いて、横からボディタオルをひっぱり、着色面についたかすれ傷で肌への引っかかり具合を調べました。
[ポイント3:乾きやすさ]
3つ目は“乾きやすいこと”です。使ったあとのボディタオルはお風呂場にかけておくことが多いので、清潔さを保つためには速く乾くことも外せません。
そこで、各タオルを同じ量の水で濡らし、一定時間ごとに重さを測って乾きやすさをチェックしました。
以上3つのポイントでテストしました。それでは結果発表です。果たしてどのくらい違いがあるでしょうか…?
安いけど理想的なモコモコ泡! DCM たっぷり泡立つボディタオル
DCM
たっぷり泡立つボディタオル ふつう
実勢価格:321円
評価:A
今回最高評価だったのは、DCMの「たっぷり泡立つボディタオル ふつう」です。空気を含みやすいナイロン製のタオルなので、短時間でモコモコの泡が大量にできました。こんなに優秀なのに321円だなんて驚きです。
ご覧ください。泡立ちテストでは、30回揉むうちにこんな理想的な泡がたっぷりできました。商品名のとおりです。
肌ざわりのテストでは、こすれによる傷は浅くついた程度。肌に不必要に負担をかける心配はありませんでした。
泡立ち、肌ざわり、乾きやすさともに文句ナシ。このお値段で使い心地最高な、地味だけどスゴいボディタオルです。
今回A評価を獲得したのは、こちらのDCMのみでした。
ボディタオルの定番的存在 キクロン アワスター
キクロン
ルーネシモ アワスター ふつう
実勢価格:598円
評価:B
B評価となったのは、キクロン「ルーネシモ アワスター」です。ホムセンでもよく見かける定番製品で、乾きやすさは高評価でした。
泡立ちテストはまずまず、普通レベルにとどまりました。
モコモコ度では断トツの カインズ ナイロンボディタオル
カインズ
泡立ナイロン ボディタオル ふつう
実勢価格:398円
評価:B
同じくB評価のカインズ「泡立ナイロン ボディタオル」は、まるで入道雲のような泡ができます。泡の量とモコモコ度は今回ダントツでした。
肌ざわりが少々硬めなのが残念なところでした。
フワフワ感が最高です うさぎのしっぽのボディタオル
マーナ
うさぎのしっぽのボディタオル
実勢価格:699円
評価:B
※Amazonはあわせ買い対象商品です
こちらもB評価となったマーナ「うさぎのしっぽのボディタオル」です。生地がふわふわで触り心地が最高です。
ただ、コシがないので泡立てにくいところがマイナス。泡の量が物足りないです。乾きやすさもイマイチでした。
5位: 絹のパイル地がやさしい
東和産業 素feel 絹タオル
東和産業
素feel(ソフィール) 絹タオル やわらかめ
実勢価格:798円
評価:C
C評価となった東和産業の「素feel(ソフィール) 絹タオル」です。絹のパイル地でできているので肌ざわりはやさしいです。
天然素材は魅力的なのですが、どんなに揉みこんでも泡がまったく立ちませんでした。
5位: 綿麻素材で乾きやすさ良好
東和産業 素feel 綿麻タオル
東和産業
素feel(ソフィール) 綿麻タオル ふつう
実勢価格:498円
評価:C
こちらもC評価となった、東和産業の「素feel(ソフィール) 綿麻タオル」です。綿と麻の混紡なので、シャリ感のある肌ざわりです。
ただし、30回以上揉みこんでみてもこのようにまったく泡立ちません。一方、乾きやすさでは高評価でした。
5位: 名前どおりにはなりません
キクロン あわまみれ ボディタオル
キクロン
あわまみれ ボディタオル 泡華
実勢価格:598円
評価:C
こちらもC評価、キクロン「あわまみれ ボディタオル 泡華」です。生地が4層構造になっています。肌ざわりはまずまずの評価ですが、分厚いぶん、乾きやすさに影響しました。
泡立てづらく、商品名のように泡まみれにはなれませんでした。
以上、ホムセンボディタオル7製品をご紹介しました。今回最安にかかわらず、どの項目でも高評価を獲得したDCM。地味にスゴい当たり製品ですので、見かけたらぜひ手にとってみてください!
しっかり泡立つので肌にやさしく洗えますよ