新製品 VS『MONOQLO』ベストバイ!
「新製品」という言葉に、なんともいえない魅惑の響きを感じませんか?
まだ見ぬ機能、まだ見ぬデザイン。それらの“新たな要素”が我々の「欲求」を駆り立てます。どうせ買うならやっぱり最新製品でしょう、という方も多いのでは?
でも、その新要素って本当に必要でしょうか? おしゃれになったり、新機能がいくらついたりしても、大事なのは「それがいいかどうか」のはず。
そこで雑誌『MONOQLO』が、新製品と、過去にMONOQLOでテストをしてベストバイになった製品や定番品をガチで比較します。
「本の文鎮」対決! その背景は?
今回は、本を開いた状態でキープすることができる文房具、「本の文鎮」です。話題のコクヨの製品と、Amazonで買える類似品を比較しました!
【話題の製品】コクヨ「本に寄り添う文鎮 鉄製 黒」
コクヨ
本に寄り添う文鎮
鉄製 黒
開いた本に寄り添う独特の形状で、本を傷つけにくいことなどから大人気のアイテムです。
【新製品】Amazonで買える似た形の文鎮
コクヨの製品の発売後に登場した類似品を集めました。見た目はほぼ同じですが、実際はどう違うのでしょうか。
今回は、文庫本やマンガ本、書籍、辞典、図鑑、雑誌など、さまざまな判型の本でテスト。安定しやすい真ん中のページ、不安定になりやすい前半のページで、開いた状態をキープできるかテストしました。
それでは、4製品を比較した結果から、おすすめ順に紹介します!
本の文鎮のおすすめは?
【1位】コクヨ「本に寄り添う文鎮(鉄製)」
- コクヨ本に寄り添う文鎮(鉄製)
- 実勢価格: ¥1,815〜
- 本の形に沿ってしっかり開けるか
- 幅
- 240mm
- 奥行
- 11mm
- 高さ
- 23mm
- 重量
- 195g(約)
- 型番
- PW-01D
【テスト結果】本の形に沿ってしっかり開けるか:◎+
本の真ん中に置いたときは、どの本でも問題なく寄り添い、ページを開いてキープすることができました。このように前半ページに置いたときでも、最初に置いた場所からズレることなく、安心して本を読めました。
ベストの理由:本に寄り添ってしっかり開ける!
前半20ページに置いたときの様子。しっかりした重さで本を押さえつけますが、本に負担がかかるほどではないようで、本に開いた跡はつきませんでした。
【2位】GOKEI「真鍮製 置いて使う文鎮」
- GOKEI真鍮製 置いて使う文鎮
- 検証時価格: ¥2,970〜
バランスが悪いとズレ落ちます
2位は、B評価のGOKEI「真鍮製 置いて使う文鎮」です。
閉じる力が強いかたい紙の本のとき、ズルっと本から落ちてしまうことが多かったです。B6判の漫画本では、真ん中でもずれ落ちてしまいました。
【テスト結果】本の形に沿ってしっかり開けるか:◯
【3位】Muenan「黄銅製 本に優しい文鎮」
滑ってズレ落ちます
3位は、B評価のMuenan「黄銅製 本に優しい文鎮」です。
2位のGOKEI「真鍮製 置いて使う文鎮」とほとんど同じ形で、本から落ちてしまうパターンもほぼ一緒。しかし、ずれ落ちた本が1冊多かったため、3位という結果になりました。
- 型番
- Paperweight01
【テスト結果】本の形に沿ってしっかり開けるか:◯
【4位】Mellbree「本の安定を保つ 置いて使う文鎮」
- 本の形に沿ってしっかり開けるか
- 型番
- BTIN01
【テスト結果】本の形に沿ってしっかり開けるか:△
以上、本の文鎮4製品の比較でした。
どれも形は似ているのですが、名前に違わずいちばん本に寄り添ったのはやっぱりコクヨ! 表面に凸凹の工夫もあり、安定してキープしました。
読書はもちろん、レシピや楽譜などを見るときにも活躍。手を使わずに本をしっかり開ける便利な文房具です。気になったら、ぜひチェックしてみてください。
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表面の凹凸で滑り止めの効果あり。(山本)