【2024年】絆創膏のおすすめランキング15選。ドラッグストアPB商品中心にLDKが安い商品を比較

絆創膏の役割とは？

切り傷・擦り傷・さし傷・かき傷など軽度のケガをした際、キズ口の保護に使用する絆創膏（ばんそうこう）。

地域によって言い方がさまざまで、バンドエイドやカットバンなど商品名で呼ばれることもある医療用品です。

防水性が高く水に強いタイプや液体タイプなど種類が豊富で、皮膚にできた傷の大きさに合わせて貼る事ができるさまざまなサイズがあります。

製薬・医療機器メーカであるジョンソン・エンド・ジョンソンのキズパワーパッドやニチバンのケアリーヴといった定番製品以外にも、ドラッグストアのプライベートブランド商品も多く発売されています。

そこで、雑誌「LDK」ではドラッグストアなどで購入できる安くて剥がれにくい定番の絆創膏8製品と、湿潤療法系のハイドロコロイド絆創膏5製品を比較。

傷口をしっかりカバーしてくれる、家庭に常備しておきたいおすすめの絆創膏商品を探しました。

絆創膏の選び方は？

おすすめを紹介する前に、まずは救急絆創膏の選び方のポイントを確認しておきましょう。

選び方1：タイプ

絆創膏は、定番の標準タイプと液体タイプ、湿潤療法タイプの3種類に分類されます。それぞれで特徴が異なるので、傷の状態に合ったものをチョイスしましょう。

標準タイプ

スタンダードタイプはテープに不織布のバッドがついた形状で、定番の絆創膏です。

サイズが多く、浅い傷口から大きめの傷まで怪我をした箇所の大きさに合わせて使い分けやすいのが魅力。種類も多く、防水タイプや透明タイプもあります。

液体タイプ

画像はAmazonより

液体絆創膏はテープで貼り付ける絆創膏とは違い、傷に直接塗り込んで使用するのが特徴。指先のあかぎれやひび割れ、靴ずれなど出血が少ない傷に向いている絆創膏です。

水に強いので水仕事をしても剥がれにくいのが魅力です。

湿潤療法タイプ

湿潤療法タイプはモイストヒーリングとも言われ、医療現場でも使われる素材のハイドロコロイド素材を使用している絆創膏です。

患部に密着して乾燥を防ぎ、傷口からの液体で自然治癒を促します。傷を早くきれいに治したい人におすすめです。

選び方2：サイズ

絆創膏には大小さまざまなサイズがあり、傷口の大きさに合わせたものを選ぶことができます。

スタンダードなのは19mm程度の大きさですが、小さめのものから大きめのものまでサイズ違いの絆創膏を持っておくといろいろな傷に対応できるので便利です。

選び方3：テープ素材

密着性を重視するなら、テープに塩ビ素材が使われている絆創膏がおすすめです。密着度が高く水に強いのが魅力で、透明タイプや肌色など目立ちにくいものも多いです。

ウレタン不織布素材は肌がデリケートな人におすすめです。通気性がよくムレにくいのが特徴。伸縮性がよく動きに合わせてフィットするため、ひじやひざなど関節の傷口に向いています。

選び方4：デザイン

絆創膏のカラーやデザインはさまざま。肌色だけでなく、目立ちにくい透明や半透明タイプなどもあります。貼る部位によって選ぶとよいでしょう。

子供用には、かわいいキャラクター柄のものがおすすめです。子どもに合わせたサイズのものが多く、使いやすいというメリットもあります。

選び方5：コスパ

家族が多い場合や絆創膏をよく使う家庭なら、安い絆創膏を常備しておきたいもの。大容量サイズを選べば、買い足しの手間を省けます。

ただし絆創膏には使用期限があるため、あまり使わない人は少なめを選ぶほうがコスパがいいこともあります。

ドラッグストアで人気の絆創膏を徹底比較

今回は、マツモトキヨシ、ツルハドラッグ、スギ薬局、ウエルシア薬局などのドラッグストアのPB商品を中心に、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどネット通販でも購入できる防水タイプを含めた標準的な絆創膏と、ハイドロコロイド絆創膏をピックアップ。

以下の項目でテストを行いました。

使用感

フィルムからのつけやすさや、指の曲げやすさをモニター数人が感覚で評価しました。

剥がれにくさ

モニター数人が実際に1日手指に貼って生活。何時間ではがれるかで評価しました。長時間使用できるものほど高評価としました。

粘着力

人工皮革に貼ったばんそうこうをはがすときにかかる負荷を計測器で測定しました。負荷が高いほど粘着力があるとして高評価としました。

それでは、テスト結果を評価の高かった順に発表します。

※コスパは検証当時の購入価格で計算しています。