LDKが10年間検証してわかった“最強の美容アイテム”は？
「お金も手間もかけずにキレイでいたい！」という読者の声に応えて早10年。雑誌『LDK』ではこれまでに数々の美容特集を組んできました。
そこで、10年分の美容特集を振り返り、ベストバイアイテムを厳選。「痩せる」「不調改善」「老けリセット」のキーワード別に、今すぐ使ってほしい本気でオススメできる美容アイテムとお得技をお届けします。
今回は「老けリセット編」から、プロに伝授してもらった前髪カット術やおすすめの散髪用バサミを紹介します。
セルフカットにおすすめの散髪用ハサミは？
ボサッとうっとおしいのびかけの前髪は5歳老けて見えてしまいます。
歴代の過去誌面を振り返ってみたところ、10年前の前髪カット企画が「自分でできるなんてお得すぎる！」と感動の嵐でした。
ということで、美容師直伝の今でも使えるセルフカット術でスッキリ視界をクリアにして次の美容院まで乗り切りましょう。
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家にあるからといって文房具のハサミで切るのはNG。
市販のものでよいのでヘアカット用を使いましょう。小指かけつきで安定して切ることができます。LICEL「カットシザー」ならお手頃価格で手に入ります。
- 全長
- 17cm
- 型番
- LI-008
持ち手の仕様や切れ味が文具とは違うんです。
スムーズにハサミが入る
文房具のハサミを髪に入れると引っかかりを感じ、ジャキジャキと力を入れて切るような感覚に。散髪用のハサミのほうが力をかけずにスムーズに切れます。
髪を逃さず切れる
散髪用だと比較的キレイなラインで切れましたが、文房具のハサミだと一回で均等に切れず、バラバラと毛が出てきてしまいます。
こだわるならSHIGERU「家庭用カットはさみ」
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SHIGERU「家庭用カットはさみ SG-301」は、お高めですがプロも納得する切れ味と使いやすさ。
プロ仕様に近い切れ味の散髪用バサミです。指穴のゴムは取り外しができます。
- 全長
- 14cm（約）
- 型番
- SG-301
セルフカットのポイントは？
セット後＆前かがみはNG！ナチュラルな状態で切る
前かがみ姿勢や生えぐせを直してセットしてからカットすると、本来の長さがわからず切りすぎの元に。いつもの状態で切りましょう。
ハサミを持つときは親指と薬指を入れる
文房具と違い、持ち手に指が一本ずつしか入らない散髪用ハサミ。正しく持つことでキレイに切るコツに繋がります。
散髪用のハサミを持つときは、親指と薬指を持ち手に入れるのが基本。中指を入れるのは間違いです。正しい持ち方をすることで安定して切ることができます。
薬指を入れ、小指を指かけに乗せると安定して切れます。
セルフカットの方法は？
STEP1：ハサミを入れる前に前髪の幅を決める
ハサミを入れる前に、切る分の前髪の幅を決めてブロッキングしましょう。広めの幅で切ってしまうと、顔の横幅を強調してしまうので要注意です。
薄め前髪の場合は三角の頂点がアーチ状に。厚めにする場合は、鋭利な三角になるようもう少し上から髪を持ってきます。両目尻とつむじを結んだ幅がベストです。
小顔見せするなら前髪の幅は目尻くらい
幅広だと顔の余白が目立ってしまいますが、ジャスト幅だと顔スッキリで小顔な印象に。前髪の幅によって同じ長さでも顔の大きさが違って見えます。
STEP2：最短＆最長部分を決めて前髪の長さの基準を作る
まず、最短部分を中心に作ります。正面を向き、前髪の中心をふんわり指で引っ張り眉のやや下を切ります。ハサミを入れるときはタテに。
サイドの目尻側の毛も少しカットして最長部分を両目尻側に作ります。中心で作った最短部分よりも1cmほど長く切るのがポイントです。
STEP3：両サイドと中心を繋げていくようタテに少しずつ切る
無計画にいきなりハサミを入れて、切りながら調整するのは失敗の元！ 基準点を作り、繋げていくように切れば失敗せず前髪カットができます。
いきなりハサミを入れるのはNG！
またハサミを入れるときは一気に横入れせず、タテに少しずつ切っていくのも大事なポイントです。
中心部分と目尻側のラインを繋げるよう、ハサミをタテに入れて少しずつ切り進めていきましょう。
STEP4：微調整は持ち上げカットで
ハサミをタテ入れし毛先を軽くします。毛先から2〜3cmくらいを持ち上げて、飛び出た毛先を切りましょう。
それでもパッツン感が気になる場合は、毛先を少しすいてぼかしてもOKです。
仕上げ：カットは気持ち長めでSTOP
同じ長さでもセットをすると大きく違った印象に。セット後は短くなりがちなのでカットは気持ち長めで止めておきましょう。
普段前髪を巻くなら、少し目にかかるくらいの長めに切っておくと切りすぎの失敗が防げます。
横から見てもちょうどいい長さです。
長めにしておくと調整もしやすいです。
斜め前髪派は流す方向と逆にひっぱりながら切る
前髪を斜めにしたい人は、流したい方向と逆斜め下に前髪を引っ張りながら少量ずつ切っていきましょう。
自然な流れのカーブ前髪が作れます。
以上、LDK10年間の美容ベストバイアイテムから、おすすめのLICEL「カットシザー」と前髪カット術を紹介しました。
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