【勘違い①】洗顔は泡立て第一!→もっと大切なことがあります
洗顔は泡立てることも大事ですが、洗うときの力加減の方がもっと重要です。
洗顔では泡立てが重要視されがち。きちんと泡立てることはもちろん大切ですが、顔を洗うときの力加減の方がもっと重要です。せっかく泡立てても力強く顔をゴシゴシ洗ってしまうと、肌をこすって傷つけてしまいます。
頑張って泡をモコモコにしても、あまり意味はありません。
適度な力加減の目安は、肌が動いているかどうかでわかります。洗顔中に肌が動いていると感じたら、余計な圧や摩擦が生じているかもしれません。泡を肌の上にのせたら潰さない程度に、優しく滑らせるようにして汚れを取り除きましょう。
肌が動いていたら、力が強すぎるサイン。
西麻布ヒフ・形成外科の藤井院長いわく、「実はほおづえをつくのもダメ。むやみに肌に触らないように心がけて」とのアドバイスをいただきました。
【勘違い②】タオルは何でもOK?→洗いたての肌には素材が重要
タオルの繊維も刺激になるため、素材を確認しましょう。
メイクアップアーティストの辻さんいわく、「タオルの繊維も刺激になります」とのこと。洗いたての肌への摩擦をより少なくすることができる、繊維が丸まったループ状の織りでつくられたタオルを選ぶようにしましょう。
ループ状のタオルは、肌あたりもいいんです。
【勘違い③】化粧水はコットンで→実は手のほうがいいんです
コットンは肌トラブルの原因にも。じっくりハンドプレスして、肌をあたためて。
コットンでパッティングすると、余計な摩擦や圧が生じて肌トラブルの元になってしまうことも。「繊細な肌を手で丁寧に包み込むようにプレスして」と、藤井先生。
化粧水を手であたためながら、じっくり肌をプレスすると、浸透力もアップします。コットンに化粧水を染み込ませたコットンパックも蒸発が早いのでご注意ください。
手の温かさもお手入れには有効です。
【勘違い④】乾燥防止にクリームたっぷり→つけすぎ要注意!
いいえ、塗りすぎもいけません。ベタベタしすぎない程度の量がベストです。
クリームを塗りすぎると、肌本来の保湿機能を低下させ、かえって肌を乾燥させることに。よって、つける量が多ければ多いほど乾燥が防げるとはいえません。ただし、乾燥が激しいときや日焼けした後は、多めに塗って肌を保護することも重要です。
肌がベトつき過ぎると、ほこりがつく可能性も。程よいベタつき加減が◯。
【勘違い⑤】パックを毎日しています→実は大事な日だけでOK
パックは大容量を毎日より、厚手のものを特別な日の朝にするのがベストです。
大容量入りのパックは衛生面や酸化の問題が懸念されるため、毎日使っても決して効果が高くなるとは言い難いです。
肌の不調を感じるときに、個包装された保湿力の高いパックをスペシャルケアとして取り入れましょう。ダイソーのシリコンマスクを併用すると、さらに効果がUPします。
ダイソー
シリコン潤マスク
実勢価格:108円
洗顔やクリーム、パックは、よかれと思ってやっていた方も多いのでは? 毎日お手入れするからこそ、間違った美容法は禁物! ぜひ今日から正しいレッスンを実践してみてください。