【Q1】ネコの「あごにきび」はどうすれば防げるの?
【A】濡れたコットンでアゴを拭けばOK
ネコは自分の前足でぬぐって顔をきれいにしますが、あご周りは食べかすが付きやすい上、前足が届きにくい場所。雑菌が繁殖して「あごニキビ」ができることもあるので、濡れたコットンでこまめに拭いてあげましょう。
あご周りの汚れを放っておくとどんどん黒ずみ、「あごニキビ」と呼ばれるブツブツができてしまいます。強くこすると炎症になるので、こうなってしまったらすぐ獣医師の診察を受けましょう。
フードや食べかすが付きやすいあご周りは、顔の中で最も汚れやすい場所。ガーゼやコットンを湿らせ、毛の流れに沿うようにして丁寧に拭きましょう。
【Q2】飼い猫がブラッシングを嫌がるんだけどどうすれば良い?
【A】ネコがリラックスしているときに慣れされる
嫌がるネコに、強引にブラッシングをするのはNG。ネコがリラックスしているときに、まず人間の手の指で毛をとかし、様子を見ながら少しずつブラシをあてます。
まずは体を手でなで、次に指で毛をとかし、徐々にブラシでとかして慣れさせます。
【Q3】抜け毛がよく取れるブラシってどれ?
【A】コングラバーはごっぞりとれます
ネコは自分でなめて毛繕いしますが、飲み込んだ毛を吐き出せずに詰まる「毛球症」になることも。樹脂製でピンが太い「コングラバーブラシ」で毎日ブラッシングして、抜け毛をごっそり取りましょう。
コング
コングラバーブラシ
猫用
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【Q4】ネコもシャンプーした方がいいの?
【A】長毛は定期的にやったほうが良い
短毛種はこまめにブラッシングをしていれば、シャンプーは特に必要ありません。長毛種は毛が汚れやすくもつれやすいので、月に1度のシャンプーがベスト。
【Q5】シャンプーする時のポイントやコツはあるの?
【A】頭や顔はスポンジで洗い、すすぎ残しは絶対に避けること
ほとんどのネコは、シャンプーが大嫌い。体力のない生後7か月未満のネコや、老ネコのシャンプーは避けましょう。お湯の温度はちょっとぬるめの38度くらいがベストです。
おしりのほうから濡らし、泡立てたシャンプーをネコの体全体にかけてマッサージするように洗います。
シッポやおしりは汚れやすいので、しっかりと泡立てて洗います。敏感な部分なので、ゴシゴシ洗いは禁物です。
汚れやすいけれどデリケートな顔周りは、シャンプーを含ませたスポンジでぬぐうようにやさしく洗います。
すすぎ残しは皮膚トラブルの原因になるので、しっかり洗い流します。タオルドライ後、ドライヤーで乾燥させましょう。
以上、ネコの身だしなみQ&Aでした。