正しい紫外線予防の方法をチェック
そもそも、なんで紫外線って防がないといけないの? 疑問ではありませんか。しかも、UVケアアイテムって、種類が多くて何を選べばいいか迷ってしまませんか。
そこで、今さら聞けないUVケアの常識から、意外と知らない新常識まで、専門家への取材でわかった紫外線対策の基本を大公開します。今回は鉄壁UVケアのために知っておきたいシミなし美肌を叶える新常識 第三弾。いろいろありすぎて選び方や使い方がよくわからないUVアイテムをご紹介します。
UVカットスプレーやパウダーは+αやお直し用に
メイクの仕上げや長時間外出時の塗り直しに便利なUVパウダーや、顔・体・髪などに使えるUVカットスプレー。出先などでも手軽に使えるのが嬉しいアイテムですね。
ですが、これらのアイテムで、SPF50の効果を実際に出すには、大量に使わないといけません。日焼け止めをメインとして、スプレーやパウダーはサブ、塗り直し用として使うのがベストです。
▼UVパウダーおすすめ
第一三共ヘルスケア
トランシーノ(TRANSINO)
薬用UVパウダーn
実勢価格:3000円
SPF50+/PA++++
▼UVカットスプレーおすすめ
アネッサ(ANESSA)
パーフェクトUV スキンケアスプレー a
購入価格:1980円
SPF50/PA++++
紫外線ガード力は帽子より日傘!
帽子と日傘はUVケアアイテムとしてはもう定番中の定番ですね。
上半身をすっぽりガードする日傘と、紫外線から守れる場所が限定的な帽子。どちらがしかしかさばる日傘にくらべ、手軽な帽子をチョイスする人もいるのではないでしょうか。
帽子は、つばの部分が短いと日焼け止め効果が低め。一方、日傘は身を隠す部分が大きいため、より高いUVカット効果が見込めます。ただし、数年使用するとUVカット率が下がるので買い替えが必要です。
もし、自転車のときなど帽子を使う際は、なるべくつばの長いものをチョイスしましょう!
UVカットパーカーの効果はワンシーズン
着るだけで日焼けを防止できる、便利なUVカットパーカー。送り迎えや車内でのうっかり日焼けを防止する心強い味方です。
でも本当に効果はあるのでしょうか?
結論はズバリ、UVカットパーカーで日焼けを防げるのは本当です。
UVラベルを使用して検証したところ日焼け止めと同等の効果がありました!
▼検証結果
紫外線カット率
パーカー :98%
日焼け止め:99%
ただし、「製品によって洗濯するほど効果が薄れる」という落とし穴が! ワンシーズンごとの買い替えをおすすめします。
スキンケアクリームだけでは防ぎきれない!
化粧品に限らず、スキンケアアイテムにもSPF表示されているものが増えています。
カネボウ(KANEBO)
カネボウ フレッシュ デイ クリーム
実勢価格:6600円
SPF15/PA+++
複数アイテムを重ねなくてすむならそれに頼りたいところですが、残念ながらもとのSPF値が低めです。日焼け止めとのダブル使いといえます。日焼け止め対策としては、あくまでサブアイテムとして使いましょう。
布用UVスプレーはしっかりかけてもムラ焼けに...
アイテムにふりかけるだけでUVカット効果が出るスプレー。手持ちのパーカーで手軽にUVケアできるようになったら嬉しいですよね。
今回その実力を検証しましたが、ちょっと残念な結果になりました。
スプレーは均一に塗布できないため、実際に使うには難易度が高めです。布がしっとり濡れるまで吹きかけても、激しいムラでまだらに焼けてしまいました。あまり実用的ではありませんでした。
家の中にいても日焼けします!
家で過ごすことの多いこの頃、予定がないならいっそすっぴんで過ごしたいですね。しかし油断は禁物です。窓から入る日差しにも日焼けリスクは存在します!
ガラスはUV-B波はカットしますが、シワやたるみに影響するUV-A波は透過するんです。
室内では、窓用フィルムや遮光レースカーテンの使用がおすすめです。
Rabbitgoo
窓用フィルムシート
実勢価格 1950円
確実に予防するなら、室内では窓用フィルムや遮光レースカーテンを使用するのがオススメです。
その中でも特に窓用フィルムは効果ありでした!
ついに夏本番です。
UVケアアイテムを使いこなして鉄壁の紫外線対策をしましょう!
スキンケアクリームだけで防ぐのは難しいです