持ち運び便利で満足な寝心地を実現するネックピローが2000円!
徹夜明けで出張しなければならず、新幹線や飛行機での移動中にゆっくりと睡眠を取ろうと思ったのに、首のおさまりが悪くて眠れない……。そんなときに役立つのがネックピローです。ネックピローを選びに欠かせないポイントをチェックしましょう。
まず、座ったままの姿勢で眠るとき、長く首が前に倒れたままだと筋肉が疲労してしまい、安眠が妨げられたり、首や肩が痛くなるという危険性が高くなります。そのため、ネックピローは首をしっかりと固定してくれるホールド性が重要。加えて、あまりガチガチに固めると寝苦しくなるため、適度なクッション性も必要になってきます。
その点から考えると、エアータイプは首周りだけでアゴが固定されないものが多く、クッション性はいまひとつ。快適性を求めるなら、低反発素材を採用したノンエアーピローが望ましいでしょう。そして、出張時は資料やパソコン、着替えなど荷物が多くなるため、コンパクトに収納できるのも大きなポイントになります。
ネックピローにマストな快適性と携帯性を兼ね備え、かつスマホポケット等の実用性もあるネックピローこそがベストと言えるでしょう。3000円以下のネックピローを比較検討しました。
[テスト方法]
寝心地、圧縮した際のサイズ、携帯ポケットの有無・性能をチェックしました。
ノンエアーなのに手のひらサイズ!低反発だから長距離でも安眠できる
最高評価のFopperyは、低反発素材を採用してクッション性に優れているほか、首をしっかりとホールドしてくれるので疲れにくさが抜群。カバー素材の肌触りも心地良く、首に装着したときも重すぎずに快適な付け心地でした。
スマホをホルダーに収納して首を傾げても硬さを感じることもなく、睡眠を妨げないのも高評価です。また、Fopperyはノンエアータイプでありながら、手のひらサイズにまで圧縮可能。快適性と携帯性のバランスの良さでベストに輝きました。
Foppery
ネックピロー 首まくら
実勢価格:1980円
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寝心地:S
首にフィットしてきちんと固定されました。
圧縮サイズ:A
専用袋に入れると手のひらサイズになるんです!
携帯ポケット:◎
ホールド力が高くてスマホが落ちませんでした。
サイドに配置されたスマホの収納ポケットで、好きな音楽を聴きながら睡眠できます。
置き場に困るスマホはネックピローにセット。睡眠中にうっかり床へ落とすこともありません。
ノンエアータイプのため広げた状態ではふっくらしていますが、ギューッと丸めると手のひらサイズまでコンパクトに収納できます。ボストンバッグやスーツケースのスペースを取らない優れもの!
安眠できる快適性を維持しながらも、驚くほどコンパクトに圧縮できるのはうれしい!
空気を抜くだけで自然にしぼんでいくエアータイプとは異なり、ノンエアータイプのピローは圧縮すると元に戻ろうとして専用袋に収納しにくいという難点があります。しかし、Fopperyはボタン留めすることで丸めた状態を維持できて、袋に入れるのがとっても簡単でした!
クルクル丸めてボタンで留めてしまえば元に戻ることもありません。
あとは専用袋に入れればOK!
降車間際の急いでいる時でもラクラクしまえます。
低反発+ノンエアーで寝心地良し圧縮サイズはもうひと声ほしかった
1位のFopperyと同じくノンエアータイプのネックピロー。ピローの後部が収納袋になっているのでなくすことがありません。圧縮した状態はFopperyより大きめでした。
MOEEZE
ネックピロー
実勢価格:2799円
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寝心地:A
フワフワ感はあるもののやや緩くて首が動いてしまいました。
圧縮サイズ:C
専用袋はありますが、圧縮サイズは大きめです。
携帯ポケット:〇
スマホホルダーはやや締め付けが弱めでした。
コンパクトさならエアータイプ!短時間の移動ならこれでも充分
ottostyle.jpのトラベルエアー ネックピローはクッションに空気を吹き込んで使用するタイプ。寝心地は劣るものの、ノンエアータイプと比べると空気を抜いた状態でのコンパクトさが段違いで、かさばりません。
ottostyle.jp
トラベルエアー ネックピロー
実勢価格:990円
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寝心地:B
肌触りは良いがクッション性はイマイチでした。
圧縮サイズ:A
空気を抜いてたたむと小さくて薄くなります。
携帯ポケット:×
スマホや携帯を入れるホルダーはありません。
空気を抜いてたたんだクッションはカバーのポケットに収納できます。
こんなに薄くなりました! カバーは洗濯可能で衛生的です。
ただし、クッションにパンパンになるまで空気を入れると膨らみすぎてしまい、カバーのファスナーが閉まらなくなってしまいました。
入れ過ぎは厳禁ですが、空気の量を調整して好みの使い心地にできるのはエアータイプならでは。
4位: ポケットに入っちゃう!
最もコンパクトになるのはコレ
昔ながらのシンプルなエアータイプのネックピロー。ポケットやカバーもないぶん、ハンカチサイズにまで小さくたたむことができました。コンパクトさは4製品中ナンバーワンですが、使用感は最低限の機能しか期待できません。
ふわってぃ
ポケットに携帯できる トラベル用クッション枕
実勢価格:980円
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寝心地:C
肌触りはザラザラで、クッション性はイマイチです。
圧縮サイズ:S
最もコンパクトに折りたたむことが可能でした。
携帯ポケット:×
スマホホルダーはナシ。カバーもありません。
心地よさ、コンパクトさ、スマホポケットの有無など、どのポイントを重視するかは旅の目的や環境によって変わってきます。自分の目的に合う旅の相棒を見つけてください!
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