2025年の花粉シーズンは長期戦の見込み
スギ花粉が飛散する、ピークが到来中です。
2025年の花粉シーズンは例年より早くスタートしたため長期戦となる見込み。また、西日本では例年の2倍以上とも予想されています。
そこで雑誌『MONOQLO』が、花粉シーズンに活躍するおすすめアイテムを厳選して紹介します。
花粉や砂ボコリといった微粒子の除去には空気清浄機が効果的とされますが、そもそも微粒子の部屋への侵入を減らすのが重要。とはいえ、花粉の季節中ずっと窓を閉め切るのは無理な話です。
そこでおすすめなのが、微粒子をキャッチし、侵入&飛散を防ぐ網戸とカーテンを使うこと。
検証で高評価となった2製品を紹介します。
【カーテン】無印良品「花粉をキャッチし熱を通しにくいレースノンプリーツカーテン」
- 無印良品花粉をキャッチし熱を通しにくいレースノンプリーツカーテン
- 実勢価格: ¥2,110〜
侵入ルートをガードして飛び散りも防ぐ
外からの花粉や砂ボコリといった微粒子の侵入対策に役立つのが、花粉キャッチカーテン。
ただ、微粒子をキャッチするだけではなく、風や移動の衝撃で部屋に飛散しないように「キープする」力も重要となります。
その点において優秀だったのが、無印良品「花粉をキャッチし熱を通しにくいレースノンプリーツカーテン」。テストでは比較した10製品中でもっとも高いキープ力を発揮し、A評価となりました。
ぜひ窓に設置して、少しでも部屋に入り込む微粒子の数を減らしましょう。
- 幅
- 100cm
- 丈
- 103cm
- 素材
- PP+PVDF樹脂
- 内容量
- 1枚組
- 型番
- JGUE8A4A
一度キャッチしたら、キープして散らばらない
テストでは、花粉や砂ボコリといった微粒子の侵入を想定し、擬似花粉を使用しました。
定量の擬似花粉を吹きつけた各製品に一定の衝撃を与え、マイクロスコープで確認。本製品はキャッチした数は多くないですが、衝撃を与えても、ほぼ付着数の減少はありませんでした。
検証でワーストとなった製品は、衝撃を与えるとかなり数が減りました。
無印良品は一度キャッチしたらしっかりキープ。編み方、織り方の違いなどが性能に影響しているのかもしれません。
【網戸】イノベックス「ハイブリッド網戸」
- イノベックスハイブリッド網戸
- 検証時価格: ¥4,907〜
※価格は長さ1mにつき
細かい網目でしっかり捕らえる
イノベックス「ハイブリッド網戸」は、メッシュ網戸とナノファイバーの2層構造。キャッチ力がとにかく優れています!
一般の網戸と比べ風通しはやや下がりますが、微粒子のブロックを最優先にするなら使う価値アリ。日光もちゃんと入り込むので、部屋が暗くなりすぎる心配もなく使えます。
- 幅
- 91cm
- 高さ
- 100~150cm
- 素材
- PP+PVDF樹脂
微粒子をほとんど通さなかった
一般的な網戸の間隔(約1.15mm)と比べ、ハイブリッド網戸は狭め(約1.00mm)。
それぞれに微粒子を模した擬似花粉を吹きかけマイクロスコープで観察すると、ハイブリッド網戸は繊維に擬似花粉がビッシリ付着しました!
繊維が微粒子ををしっかり捕らえました。
一般的な網戸では、花粉はほとんど付いていませんでした。
ただし、通気性を計測したところ、一般的な網戸が4.4m/sなのに対し、ハイブリッド網戸は0.9m/sとやや劣りました。
【おまけ】家に常備したいおすすめ箱ティッシュ2選
花粉シーズンは、頻繁に鼻をかんで肌がヒリヒリしてしまうことも。そこで、肌にやさしく&お財布にもやさしい、おすすめのティッシュも紹介します。
ネピア「鼻セレブ ティシュ プレミアム」
- 内容量
- 390枚(3枚重ね・130組)
matsukiyo「大王製紙 ソフティモティシュー」
- matsukiyo大王製紙 ソフティモティシュー
- 検証時価格: ¥349〜
- 内容量
- 1000組
以上、花粉シーズンに活躍する、おすすめのカーテン&網戸の紹介でした。
交換する手間はありますが、どちらも性能が高く、窓からの花粉や砂ボコリや黄砂といった微粒子の侵入をかなり減らせるはず。
ただしキャッチするにも限度はあるので、なるべく窓を開ける時間を減らしたり、カーテンを洗濯して微粒子を落とすなどの対策も忘れずに!
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東京都のスギ花粉飛散開始は1月8日と異例の早さです。