賛否両論さまざまな意見があるけれど結局どれが正解？
SNSや店頭などで目にする“あいまい”な美容情報。
雑誌『LDK the Beauty』では毎年「美容のウソホント」で審議を解明してきましたが、迷子になる人は一向に減らず……。
それもそのはず、情報は日々更新されるし、過去の常識が今は正反対なこともよくある話。
そんな情報の波に踊らされないためには、表面的な言葉や一部の切り取りを真に受けず、なぜそうなのか？ を知ることが大切です。
それを繰り返すことで自分なりの判断、取捨選択ができようになるはず。というわけで今回も、近頃話題の美容のウワサについて徹底的に深堀りしちゃいます！
▼雑誌ではこんな特集でした！
ネット記事やSNSで見かける美容法のなかには真逆のことを主張しているものがわんさかあります。
そんな「どっちなの？」のモヤモヤに白黒はっきり決着をつけます！
今回は、ヘアケアのウソorホントをご紹介します！
ノンシリコンシャンプーのほうが髪にやさしい!?
【ウソ！】シリコン＝悪ではなく、摩擦で髪が傷むのを防げる
よく「シリコンは髪によくない」と聞きますが、髪や頭皮に残っても負担にはなりません。
むしろキューティクルを保護して指通りをよくしてくれるメリットがあるので、髪が傷んでいる人ほどシリコン配合を選んだほうが無難です。
シリコンは髪表面をコーティングする
シリコンが髪の表面に付着することで、摩擦やドライヤーの熱などのダメージから髪を守ってくれます。
洗い流さないトリートメントは髪によくない!?
【ウソ！】使い方を間違えなければ効果的
流さないことに抵抗を感じる人もいますが、髪をドライヤーの熱や摩擦から守り、ツヤを出す効果が期待できるアイテムです。
ベタつくのはつけすぎている可能性があるので、使う量に気をつけてみて。
ドライヤーを使う前の濡れた髪につける
洗髪後タオルドライした状態の髪に、両手で均一になるようにつけます。手櫛の要領で満遍なくつけましょう。
表面だけにつけるとベタッとなるので注意です。
どうしてもベタつく場合は髪質によるものなので、流すタイプのトリートメントに変えましょう。
ナイトキャップをしないと髪が傷む!?
【髪質による】健康な髪ならしなくても問題ナシ
就寝中の摩擦から髪を守ると人気のアイテムですが、これをしないからといって必ず髪が傷むわけではありません。自分の髪質や髪の状態に合わせて判断してみて。
縮れ毛の場合やカラーの褪色予防には効果的です。
一般的にアジア人の髪は、摩擦に強いです。
シルク素材以外の製品に注意！
ポリエステル素材の場合、静電気が起きたり蒸れたりで、かえってダメージにつながることも。
以上、ヘアケアのウソorホントでした！
「シリコンは髪に蓄積してパサパサになる」はウソ！ むしろ摩擦を軽減しツヤを与える効果が期待できます。
同様に、“洗い流さないトリートメント”は髪をダメージから守り、指通りをよくする効果が。ベタつきが気になる場合は、半プッシュだけにするなど使う量を調節してみて。
最近よく見るナイトキャップですが、アジア人の髪質なら不必要な場合も多いそう。なお、ポリエステル素材だと逆にダメージつながる可能性もあるので、購入の際は素材をよく確認しましょう。
美容知識をアップデートして、美髪を叶えましょう！
シリコンが頭皮の毛穴に詰まるということもありません。